開業したJR横須賀線「武蔵小杉駅」の空撮 Part1 横須賀線の駅ホーム編
-JR横須賀線・武蔵小杉新駅-
JR横須賀線「武蔵小杉新駅」が、2010年3月13日に暫定開業しました。駅舎関連の工事が長引き、南武線との連絡通路やホーム下の工事を残して開業しました。
連絡通路を使って約390m離れたJR南武線と東急東横線への乗り換えができ、1日の乗降客は約7万人と見込まれています。
新駅は、JRの敷地だけでは足りず、東側の「日本電気玉川事業場」から土地の一部譲渡を受けています。
駅の構造は、島式の1面2線の高架駅で、ホームの長さは15両編成対応の310mです。
Part1では横須賀線のホームの様子をUPし、Part2では南武線ホームとの連絡通路と駅周辺編の様子をUPする予定です。
ホーム北端から北側(東京側)を見た様子です。
東側の「日本電気玉川事業場」側には、正式な南武線ホームとの連絡通路が建設中です(手前のコンクリート部分)。ちなみに外側にあるのが仮設通路です。
ホーム北端から南側を見た様子です。電車が傾いているのは目の錯覚ではありません。
JR横須賀線「武蔵小杉新駅」は、カーブ区間に建設されました。特に下り線は一番カーブがきつい場所で曲線半径400m(R400)とかなりの急カーブとなっています。
ホーム北側のホーム下では、エスカレーターの設置工事が行われています。正式な南武線ホームとの連絡通路が完成して、北側のエスカレーターが完成すると南武線ホームが少し近くなります。
横を「東海道新幹線」がガンガン走っていきます。ホーム北側は「東海道新幹線」と接近しており、仕切りのフェンスが設置されています。
ホーム中央部分です。めちゃめちゃ狭いホームを想像していたのですが、中央付近は結構広いです。
東側の「日本電気玉川事業場」側は、目隠しされています。
南側部分の西側には、「東海道新幹線」との間に結構広いすき間があります。高いフェンスも設置されていません。
このスペースを使用すると「日本電気玉川事業場」から土地の一部譲渡も必要無かったと思われますが、ホームが更に南側になり、おまけにホームの曲線半径が一段ときつくなり現実的には不可能ですね。
それに地図を見るとこの部分の地下を貨物線の「武蔵野南線」が走っているようなので更に難工事になりそうです。
JR横須賀線「武蔵小杉新駅」は1面2線の高架駅となっています。JR横須賀線のホームが、3番・4番のりばで、JR南武線のホームが、1番・2番のりばとなっています。
「発車標」です。この日は人身事故でダイヤがボロボロになっていました。横須賀線が1時間以上動かなかったので、しかたなく南武線で移動しました・・・
ホーム南端から北側を見た様子です。
ホーム南端から南側(横浜側)を見た様子です。この先で線路は地上に降ります。写真では分かりませんが、写真の奥くらいから貨物線の「武蔵野南線」が地下を走っています。
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