「京成電鉄押上線(押上駅~八広駅間)連続立体交差事業」&「曳舟駅前地区第一種市街地再開発事業 Ⅱ街区商業施設棟」 建設現場(2010年春)の空撮
-京成電鉄押上線連続立体交差事業-
「京成電鉄押上線連続立体交差事業」は、現在2ヶ所で工事が行われています。1ヶ所目が、「押上駅」~「八広駅間」の延長約1.5km(都市計画決定区間約2.3km)の区間、2ヶ所目が「荒川」を渡った「四ツ木駅」~「青砥駅」までの延長約2.2km(都市計画決定区間約2.6km)の区間です。
詳しくは → 京成電鉄押上線(押上駅~八広駅間)連続立体交差事業
2010年7月17日(土)に、「成田スカイアクセス」が開通しました。「京成電鉄押上線」は、「成田スカイアクセス」の区間ではありませんが、将来的に「成田空港」~「羽田空港」を約1時間で結ぶ路線の一部になります。
そのためには、地下鉄の「押上駅」~「泉岳寺駅」間の新線もしくは改良が必要なのは言うまでもないですが、高速化へのネックとなっていた「京成電鉄押上線」の高架化も非常に重要な意味を持ちます。
「京成電鉄押上線連続立体交差事業」が完成すると、京成電鉄側は「京成高砂駅」前後の一部を除き連続立体交差化されます。
京浜急行側では、「京急蒲田駅付近連続立体交差事業」が進行中のため残るは、地下鉄の「押上駅」~「泉岳寺駅」間の高速化のみになります。
私は、これらがすべて完成すると「新型スカイライナー」のほとんどが東京駅発(地下の新駅)に変更になると妄想していますが、どうなるのでしょうか?
-曳舟駅前地区第一種市街地再開発事業-
「曳舟駅前地区第一種市街地再開発事業 Ⅰ街区」は、東武・曳舟駅と京成曳舟駅の近くの東武・伊勢崎線と京成・押上線が並走する部分の少し手前のブロックの再開発プロジェクトです。
「イーストコア曳舟二番館」と「アスコットパーク東京イーストコア曳舟」の2棟のタワーマンションが建設されました。
引き続きと「曳舟駅前地区第一種市街地再開発事業 Ⅱ街区商業施設棟」が建設されています。延床面積50,253.77㎡の大型商業施設で、核店舗として「イトーヨーカドー」が入居する予定です。
比較 → 2009年秋の空撮
比較 → 2009年春の空撮
比較 → 2008年秋の空撮
比較 → 2008年春の空撮
どのような順序で京成曳舟駅周辺が高架化されるのか詳しい資料が無かったので、他の場所での事例を参考に予想してみました。
① 2009年8月29日より、下り線の仮設線路を北側に移動(完了)
② 下り線部分の空いた部分に上り線の仮設線路を移動
③ 上り線部分の空いた部分から上り線の高架化工事を開始
④ 上り線の高架工事完了
⑤ 上り線仮設線路跡に下り線の高架化工事を開始
⑥ 下り線の高架工事完了
⑦ 下り線の仮設線路部分を道路(側道)化
多くの場所では、このようなパターンで高架化が行われています。間違っていたらゴメンナサイ・・・
左側が2009年8月29日より、下り線の仮設線路が北側に移動してきた部分です。次に上り線の仮設線路が移動してきます。ネットで調べてみましたがすでに移動しているのかは分かりませんでした。
京成曳舟駅の上り線と上り線ホームです。上り線の仮設線路が北側に移動するとこの場所が空くので、この部分から上り線の高架化工事を開始すると思われます。
「曳舟たから通り」沿いには、線路南側に上り線の橋脚らしきものが見えます。このあたりは線形が少し北側に飛び出した「へ」の字型になっているので、直線に近づけているのかも知れません。
「Ⅱ街区商業施設棟」の建設現場です。核店舗として「イトーヨーカドー」が入居する予定です。
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