JR中央本線(三鷹~立川間)他連続立体交差事業 2010年春の建設状況 Part2・武蔵小金井駅編
-武蔵小金井駅(むさしこがねいえき)-
JR中央本線は、「開かずの踏切」解消のために連続立体交差事業の工事を行っています。事業区間は、JR中央線「三鷹駅」~「立川駅」の約13.1kmです。西武鉄道多摩川線「武蔵境駅」付近の0.8kmも高架になりました。
工事が完成すると、「三鷹駅」~「立川駅」間の18ヶ所の「開かずの踏切」が解消されます。事業は東京都が主体となり、「JR東日本」、「西武鉄道」、沿線の6都市(三鷹市・武蔵野市・小金井市・国分寺市・国立市・立川市)の共同で行われています。
作業工程
◆ 1994年05月 都市計画決定
◆ 1995年11月 都市計画事業認可取得
◆ 1999年03月 事業着工
◆ 2007年07月01日 三鷹駅~ 国分寺間の下り線が高架移行
◆ 2009年01月11日 西国分寺駅~立川駅の下り線が高架移行
◆ 2009年12月06日 三鷹駅~ 国分寺間の上り線が高架移行
◆ 2011年春頃 西国分寺駅~立川駅の上り線が高架移行予定
◆ 2011年度末 事業完了予定
詳しくは → JR中央本線連続立体交差事業(平面図・縦断図)
参考 → Part1・国立駅編
「武蔵小金井駅」は、1番線・2番線が島式、3番線が単式の2面3線の高架駅です。2007年7月1日から下り線の1番線「立川・八王子・高尾方面」と2番線(待避線)が高架になり、2009年12月6日から3番線「新宿・東京方面」が高架になりました。
◆ 1番線-立川・八王子・高尾方面
◆ 2番線-立川・八王子・高尾方面(待避線)、新宿・東京方面(待避線)
◆ 3番線-新宿・東京方面
◆ 4番線-新宿・東京方面(工事中)
3番線ホーム西端から西側(立川・八王子方面)を見た様子です。
3番線が高架になっても工事はまだ続いています。3番線の北側に4番線(新宿・東京方面)を建設中のためです。
3番線ホーム西端から東側を見た様子です。
工事は2基のタワークレーンで行っています。快晴の日にも行きました。すべて写し直そうと思いましたが、時間がありませんでした。
タワークレーンのマスト(支柱)は、1番線と2番線のホームに設置されています。
ホームから見えるタワーマンションは、地上25階、地下2階、高さ94.82m、総戸数187戸 (地権者用住戸13戸含む)のタワーマンション「プラウドタワー武蔵小金井」です。
反対側に見えるのは、1番線(立川・八王子・高尾方面)と2番線(待避線)のホームです。
3番線ホーム東端から西側を見た様子です。
3番線ホーム東端から東側(新宿・東京方面)を見た様子です。
3番線の反対側が目隠しされています。写真右側(北側)に4番線(新宿・東京方面)が建設中のためです。
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