JR東日本 千葉駅舎・駅ビル(ペリエ1)建て替え 2011年2月から解体工事に着手!
-JR東日本 千葉駅舎・駅ビル建て替え-
JR東日本は、千葉駅舎と駅ビル「ペリエ1」の建て替えに向け、2011年2月から既存建物の取り壊し工事に着手します。
2010年1月から店舗の一部閉鎖や撤去、駅機能の移転などの関連工事に着手しており、駅ビルは2011年1月末に閉鎖する予定です。
JR東日本・プレスリリース(PDF:2009/12/08)
千葉駅 駅舎・駅ビルが生まれ変わります!
新駅舎は線路上空の3階部分に橋上駅として再整備します。また屋上部分の一部には緑化庭園を設ける予定です。
解体工事の完了後に本体工事に移り、2015年度に新駅舎、2016~17年度に駅ビルの開業を目指します。
現在のJR千葉駅は、区画整理の一環として1963年に現在の「東千葉駅」がある場所から移転してきたものです。総武本線と成田線が共用だっため、当初は4面8線(現在は5面10線)で開業しました。
その後の千葉市の人口急増により、ホームの増設、千葉都市モノレールの乗り入れなど改良が重ねられてきましたが、根本的な改良をせず継ぎ足して拡張してきました。
駅は「ペリエ1」を挟んで「Y字型」の構造になっています。おまけに東口と西口の高さが異なり、東口の改札は柱が多く、非常に分かりにくい構造になっています。築47年が経過した駅の老朽化も進み耐震補強の必要性にも迫られています。
そのために今までの様な小改良ではなく、駅を1から建て直すような大規模な改良工事が行われる事になりました。
電車を運行されながらの工事になるため超難工事になると思われます。しかし完成後の千葉駅は現在の駅と全く違う超近代的な駅に生まれ変わります。
直接は関係ないですが、「日刊建設工業新聞社」の記事によると「JR東日本千葉支社」の建て替えも行うそうです。移転予定地は、千葉駅北側の千葉市中央区弁天です。
2011年度に着工、2012年度中の完成を目指しますす。現支社ビル内に駅と列車などに指示を送る「指令所」は、新ビル完成後に7年程度かけて順次移設する計画だそうです。跡地はそれから再開発されるんでしょうか?
西口改札から見た様子です。中央部分が「ペリエ1」です。「Y字型」駅構造が良く分かります。
現在は、西口改札からホームを経由しないと東口に行けませんが、改良後は3階部分で直結します
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