成田国際空港 「第3旅客ターミナル」建設構想&「第1旅客ターミナル・北ウイング」拡張構想
-第3旅客ターミナル構想-
「成田国際空港」を運営する「成田国際空港株式会社」が、成田国際空港の「第3旅客ターミナル」の建設を計画しているそうです。「第3旅客ターミナル」は、「C誘導路」の北側に沿った一帯になる予定で、「第1旅客ターミナル」と「第2旅客ターミナル」をつなぐ位置になります。
私は前から「第3旅客ターミナルを建設するならここしかない!」と思っていました。ただ問題があるとすれば、着工のメドさえ立っていない横風用の「C滑走路(第3滑走路)」との間隔が狭い事と鉄道の駅から遠い事です。
ちなみに「第3旅客ターミナル」の構想がある場所近くでは、誘導路を1本つぶして「エプロン(駐機場)」化する工事が行われています。
「エプロン」化のため「アスファルト舗装」から「コンクリート舗装」に変更する工事が行われています。
「エプロン(駐機場)」とは、滑走路のそばに併設され、乗員・乗客の乗降、貨物の積み下ろし、燃料の補給、簡易な点検整備などが行われる場所です。
横風用の「C滑走路(第3滑走路)」は、長さ3200m×幅60mで計画されています。最近は大人の事情もあって話題にもなりませんが、計画が消えた訳ではありません。
-第1旅客ターミナル・北ウイング拡張構想-
同時に手狭になっている「第1旅客ターミナル・北ウイング」の拡張も計画しているそうです。場所は「管制塔」近くの機内食工場とホテル「成田エアポートレストハウス」の敷地約17,000㎡を利用するそうです。
機内食工場とホテルの移転を前提に、第1ターミナルの「北ウイング」を「南ウイング」と同規模となるように改築し拡張する方針だそうです。
「北ウイング」は、国際航空連合「スカイチーム」加盟の世界の航空会社が利用しており、拡張により「スカイチーム」の利便性が大幅に向上します。
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