川崎市 着工が凍結されていた「(仮称)港町プロジェクトA棟新築工事」が動き出す?
-(仮称)港町プロジェクトA棟新築工事-
昨夜インドの「シン首相」と「EPA(Economic Partnership Agreement=経済連携協定)」の締結で正式合意しました。インドは日本の国家戦略上、今後ますます大切なパートナーになる大国ですので非常に喜ばしいです。
ただ「国際会議を成功させる秘訣はインド人を黙らせて、日本人をしゃべらせる事」というジョークがあるくらいですからタフな交渉だったと思います(笑)。
似た用語に「FTA(Free Trade Area=自由貿易協定)」というのがあります。「EPA」と「FTA」の違いは、「FTA」が関税に関する取り決めに特化した協定なのに対し、「EPA」は関税以外の貿易障壁などお互いの国内規制など幅広い内容も含みます。つまり「EPA≧FTA」ということですね。
話を本題に戻して、京浜急行大師線の港町駅前の「コロムビアミュージックエンタテインメント」の工場跡地に「(仮称)港町プロジェクト」が計画されていました。しかし2008年秋に襲ったリーマンショックにより建設が延期もしくは凍結されていました。
ご近所にお住まいの方からメールを頂きましたが、「(仮称)港町プロジェクト」が再び動き出すようです。
近所に「(仮称)港町プロジェクトA棟新築工事について」というチラシが配布されたそうです。
チラシ写真を見ると建築主と設計者が入れ替わっていました。事業主体が変わって復活するようです。
当初計画では、「A-1敷地」と「A-2敷地」に分けられ、 地上30階、地下1階、高さ99.9mの3棟のタワーマンションが建設され、各約500戸で総戸数は約1500戸という大規模プロジェクトでした。
とりあえず一番西側の「A棟」が先行着工されるようです。「B棟」と「C棟」は予定となっていました。
チラシには着工予定や規模は記載されていませんでしたが、調べてみると2010年11月に着工予定で、2013年3月末に竣工予定のようです。
階数は地上30階から地上29階に変更になっているようですが、延床面積等はほとんど変更がないようです。
着工が予定されている敷地西側の「(仮称)港町プロジェクトA棟新築工事」の建設予定地です。
将来的に「B棟」と「C棟」が建設される予定の敷地東側です。
当初計画の「(仮称)港町プロジェクト」の街区図です。かなり変更される可能性があります。
当初計画の「事業計画のお知らせ」です。階数が1階減るようですが、高さはどうなるんでしょうか?
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