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2010年11月14日 (日)

新宿区 地上54階、高さ約180m「西富久地区第一種市街地再開発事業」建設予定地の空撮!

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-西富久地区第一種市街地再開発事業-

 新宿区富久町(とみひさちょう)は、バブル時代に凄まじい地上げがありました。その後バブルが崩壊しましたが、後遺症で虫食い状態になっています。
 一足早く東側では、
超高層タワーマンション「ローレルコート新宿タワー」が建設されましたが、西側部分はそのままの状態になっています。
 
その間、西富久地区の人口は地上げ前の約半数に減ってしまい、地区の約3割は駐車場、建物の約半数は空家になったそうです。
 
 2001年4月には「市街地再開発準備組合」が設立されましたが、地権者が多いためかなかなか進みませんでした。
 規模も地上65階→地上60階、高さ約200m→地上54階、高さ約180mと3度変更になりました。その「西富久地区第一種市街地再開発事業」もやっと動き出しそうです。
 
 2009年11月には「西富久地区市街地再開発組合」が設立されました。計画されていた2010年12月着工はさすがに無理なようで、2011年度から解体工事に入るようです。
 
 地上54階、地下2階、高さ約180m巨大な超高層タワーマンションを中心として、PH住宅棟、低層住宅棟が建設されます。
 延床面積約約149,600㎡、総戸数約1,200戸を予定し、下層階は商業施設になる予定です。
 
 詳しくは → 
西富久地区第一種市街地再開発事業・公式HP
 
 再開発地区の東側に「環状4号線」が建設されます。「外苑西通」~「若松河田間」の約340mが、2015年度に開通する予定です。
 
 写真左側の大規模な工事現場は、「東京都立芸術高等学校」の建設現場です。「東京都立小石川工業高等学校」跡地に移転して開校します。
 校舎は解体されて建て替えているようですが、体育館とプールはそのまま使用するようですね。
 
西富久地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都新宿区富久町14,15,17,18,19番地の全部、13,16,21,22番地の一部
◆ 階数-地上54階、地下2階
◆ 高さ-約180m
◆ 敷地面積-約16,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約149,600㎡(施設全体)
◆ 総戸数-約1,200戸(施設全体)
◆ 建築主-西富久地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、三井不動産レジデンシャル、積水ハウス、阪急不動産)
◆ 設計者-久米設計、セントラルコンサルタント
◆ 特定業務代行者-戸田建設、五洋建設
◆ 総事業費-約731億円
 
 
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「西富久地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地です。
 
 
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このように虫食い状態になっています。
 
 
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2002年10月に竣工した「ローレルコート新宿タワー」です。地上32階、地下2階、高さ99.9mです。

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