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2010年11月 3日 (水)

大田区 羽田空港跡地まちづくり推進計画

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-羽田空港跡地まちづくり推進計画-

 2010年10月21日から羽田空港の「D滑走路」と「新国際線ターミナル」が運用開始されました。
 
 羽田空港は当初あった場所かから段階的に沖合を埋め立ててどんどん拡張して行きました。
 現在ある「A滑走路」、「B滑走路」、「C滑走路」も当初あった場所とは全然違う場所に移動しています。そのため空港用地の西側に遊休地が生まれました。
 
 「羽田空港跡地まちづくり推進計画」はそれらの遊休地を有効に使う計画です。敷地は「第1ゾーン(市街地近接ゾーン)」、「第2ゾーン(国際線地区隣接ゾーン)」、「3第ゾーン(B滑走路隣接ゾーン)」の3ゾーンに分かれます。

 東京都・報道発表資料(2010/10/27)
 羽田空港跡地まちづくり推進計画の策定について
   

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羽田空港跡地まちづくり推進計画の概要

◆ 第1ゾーン(市街地近接ゾーン)
-空港・市街地近接性を活かした産業交流施設や多目的広場を導入する。  
◆ 第2ゾーン(国際線地区隣接ゾーン)-国際線地区との隣接性を活かして、空港をサポートするエアポートホテルや国際線利用に関連する複合業務施設を導入する。 
◆ 3第ゾーン(B滑走路隣接ゾーン)-空港連携機能の用地で、再拡張後の需要動向を見極めながら検討する。

 私的には、「環状8号線」はギリギリ海側を通すかもしくは地下化して、「第1ゾーン」は整備すべきではないと思っています。
 この用地は、「3第ゾーン」と同じく再拡張後の需要動向を見極めながら検討してほしいです。滑走路周辺に建築物を建てると、将来の需要動向によって誘導路等を変更したい場合に変更できなくなります。
 
国際線用旅客ターミナルを再拡張-
 「羽田空港」を見ていて思うのですが、場当たり的な拡張を続けてきたため滑走路・誘導路・ターミナル・道路の配置がいびつになっています。もっと将来を見越して全体の配置を検討してほしかったです。
 
 「読売新聞」が少し前に「
国際線用旅客ターミナルを再拡張へ」と報道しました。現在の「国際線用旅客ターミナル」を北側へ再拡張する構想らしいのですが、ここでも間にある連絡道路が問題となります。
 
 間にある連絡道路を最初から地下化しておけば、駐機場が南北に分断される事が無く、一体的な整備が可能だったのですが、連絡道路を通り越して拡張するようなので駐機場が道路により南北に分断される事になります。

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