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2011年3月

2011年3月21日 (月)

台東区 竣工した「パークタワー上野池之端」

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-パークタワー上野池之端-

 「パークタワー上野池之端」は、上野恩賜公園の不忍池北西側にあった「ソフィテル東京」跡地に建設されました。
 計画名は「(仮称)台東区池之端2丁目計画」で、2010月8月27日に竣工し、2010年10月下旬 から入居開始されました。
 
 すぐ北側には、「ルネッサンスタワー上野池之端」があります。地上38階、塔屋1階、地下2階、高さ136.50m、308戸の超高層タワーマンションです。
 
パークタワー上野池之端の概要
◆ 計画名-(仮称)台東区池之端2丁目計画
◆ 所在地-東京都台東区池之端二丁目122番1他(地番) 
◆ 階数-地上30階、地下2階
◆ 高さ-106.60m
◆ 敷地面積-1,306.28㎡
◆ 建築面積-615.04㎡
◆ 延床面積-17,509.59㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-175戸 
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計・監理-清水建設
◆ 施工者-清水建設 
◆ 竣工-2010月08月27日 
◆ 入居開始-2010年10月下旬
 
 
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「不忍池」越しに見た様子です。 
 
 
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見上げた様子です。
 
 
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下層階の様子です。

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2011年3月20日 (日)

江東区 竣工した「パークハウス清澄白河タワー」

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-パークハウス清澄白河タワー-
 「白河3」交差点周辺は超高層タワーマンションが集中して立地しています。すでに3棟の超高層タワーマンションが完成し、「パークハウス清澄白河タワー」の竣工により4棟目になりました。
 
 計画名は「(仮称)江東区白河4丁目プロジェクト」で、地上35階、塔屋1階、地下1階、高さ116.90m、総戸数378戸の超高層タワーマンションです。2010年10月下旬に竣工し、2011年1月下旬から入居開始しています。
 
パークハウス清澄白河タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)江東区白河4丁目プロジェクト
◆ 所在地-東京都江東区白河四丁目1番2(地番)
◆ 階数-地上35階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-116.90m、軒高112.244m
◆ 敷地面積-4,893.93㎡
◆ 建築面積-1,745.85㎡
◆ 延床面積-38,830.89㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、一部保育園
◆ 総戸数-378戸(他に認可保育所あり)
◆ 建築主-三菱地所、NTT都市開発、JFE都市開発
◆ 設計・監理-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 竣工-2010年10月下旬
◆ 入居開始-2011年01月下旬
  
 
 
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北西側から見た様子です。
 
 
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敷地西側の様子です。
 
 
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敷地南側の様子です。

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2011年3月11日 (金)

(仮称)21・25森ビル建替計画  新築工事  2011年2月中旬(解体工事)の状況

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-(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事-
 赤坂の「アークヒルズ」と六本木の「泉ガーデン」の間に挟まれた「六本木25森ビル」と「六本木21森ビル」を一体的に建て替える計画が進んでいます。
 
 比較 → 2010年秋の状況
  
 建て替え後は、地上20階、地下4階、高さ約110m、延床面積
56,016.55㎡の超高層オフィスビルに生まれ変わる予定です。
  
 現在、「六本木25森ビル」と「六本木21森ビル」の解体工事が「清水建設」によって行われています。
 解体工事の工期は、
2010年5月17日~2011年3月31日を予定しています。順調に行けば2011年4月1日に本体工事に着工予定です。
 
 
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南西側から見た様子です。手前が「六本木25森ビル」、奥が「六本木21森ビル」の解体現場です。約3週間前の撮影なので現在は地上部分の解体工事は終わっていると思われます。
 
 
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解体撤去工事の専門メーカー「ナベカヰ(ナベカイと読みます)」が所有する「コベルコ建機」の解体専用機「SK1600D」だと思われますが、間違っていたらゴメンナサイ・・・
 
 
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オペレータの上方視界確保のため、キャブ全体が30度まで傾斜できる「チルトキャブ」を採用しています。
 
 当然ですが、目視だけでなくアタッチメント先端の状況を確認出来る「作業先端確認カメラ」も装備されています。
 
 
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バリバリ解体しています。
 
 
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敷地は東側と南側が高くかなりの高低差があります。
 
 
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思いっきり逆光ですが、北側から見た「泉ガーデンタワー」です。「六本木25森ビル」と「六本木21森ビル」が解体された今だけ見る事が出来るアングルです。
 
 「泉ガーデンタワー」もかなりの傾斜地に建てられているので、この角度が一番高さが高く見る事が出来ます。
 ただ撮影ポイントの歩道橋の南側になるので日中は逆光状態になります。午前中の早い時間か午後の遅い時間ならきれいに撮影できるかも知れません。

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2011年3月 9日 (水)

THE ROPPONGI TOKYO 2011年2月中旬の建設状況 

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-THE ROPPONGI TOKYO-
 東京ミッドタウン近く(徒歩4分)に「(仮称)六本木三丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設中です。
 正式名称は「THE ROPPONGI TOKYO」です。「
THE ROPPONGI TOKYO CLUB RESIDENCE」と書かれている場合もあります。
 
 地上39階、塔屋2階、地下1階、高さ149.92m、総戸数611戸(総販売戸数345戸、事業協力者住戸84戸、非分譲住戸182戸含む、他に店舗・事務所12区画)の超高層タワーマンションになります。

 
 比較 → 2010秋の空撮
 
 比較 → 2010年春の建設状況
 
 
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東京タワーからの撮影です。すでに最高部に到達している事が分かります。
 
  
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地上からは全体を撮影するいいポイントがありません・・・
 
 
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思いっきり逆光ですが、「六本木通」から見た様子です。

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2011年3月 8日 (火)

「Akasaka K TOWER」 & 「新赤坂センタービル(仮称)」 2011年2月中旬の建設状況

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-Akasaka K TOWER-
 港区元赤坂にある鹿島建設の旧本社ビルの跡地に「(仮称)元赤坂Kプロジェクト」というオフィス、共同住宅、店舗で構成される超高層ビルが建設中です。
  
 地上30階、塔屋2階、地下3階、高さ158.00mで、地上3~24階がオフィス、25階が機械室、26~30階が共同住宅(戸数40戸予定)となります。正式名は「Akasaka K TOWER」に決定しています。
 
 比較 → 2010年秋の空撮
 
 比較 → 2010年春の空撮
 
 比較 → 2009年秋の建設状況 
 
 日本の多くの超高層オフィスビルは「鉄骨造(S造)」ですが、「Akasaka K TOWER」は、「鉄筋コンクリート造(RC造)」を多用した珍しい超高層オフィスビルになります。
 正確には、「Akasaka K TOWER」」は、「鉄筋コンクリート造(RC造)」+「鉄骨造(S造)」のハイブリッド構造になります。
 
 
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「Akasaka K TOWER」の建設現場を見上げてみました。
 
 
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「Akasaka K TOWER」の建設現場を南西側から見た様子です。
 
 
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めちゃめちゃ逆光ですが、「Akasaka K TOWER」の建設現場を東側から見た様子です。
 
 
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外周は、4本で1セットの高い耐久性と耐震性を備えた超高強度コンクリート(最大150N/mm2)の組柱によるアウトフレーム構造です。
  
 建物外部の外周に柱を配置しているので、フロアは中央部を除き無柱空間となっており、窓際までスペースを無駄なく活用可能となっています。
 
 
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ビルの角には斜めの制震装置の「ダンパー(減衰装置)」らしきものが多数見えます。
 
 
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「オイルダンパー」でしょうか?
 
 
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-新赤坂センタービル(仮称)-
 
「Akasaka K TOWER」のすぐ西側では、 赤坂センタービルの1号館・2号館・3号館の解体が行われ、「新赤坂センタービル(仮称)」が建設されています。
 
 概要は、
地上20階、塔屋2階、地下3階、高さ99.54mのオフィスと共同住宅で構成される超高層ビルです。建築主は「関電不動産」になっています。
 
 
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「順打ち工法」で工事が行われています。
 
 
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「テレスコピッククラムシェル」で掘削中です。

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2011年3月 6日 (日)

クロスエアタワー 2011年2月中旬の建設状況 200N/m㎡(Fc200)の超高強度プレキャストコンクリート

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-クロスエアタワー-
 
「大橋ジャンクション」の建設と同時進行で、「(仮称)大橋地区第二種市街地再開発事業」が進行中です。
 現在、2棟目の「(仮称)大橋地区第二種市街地再開発事業 1-1棟」が建設中です。地上42階、塔屋1階、地下2階、高さ155.95mの超高層タワーマンションです。
 
 
正式名称が「クロスエアタワー」に決定しています。総戸数は、689戸(うち一般分譲491戸:東京都保留床48戸/特定建築者保留床443戸、非分譲住戸198戸、その他/8区画:店舗4区画、大型店舗1区画、事務所1区画、公益施設2区画)となっています。
 
 ちょっとややこしくて「東京都保留床」48戸の売主が「東京都」で、「特定建築者保留床」443戸の売主が「東急不動産、東京急行電鉄、三井不動産レジデンシャル、有楽土地」となっています。
 
 比較 → 2010年秋の空撮

 
 比較 → 2010年春の空撮
 
 比較 → 2009年秋の空撮
 
 比較 → 2009年春の空撮
 
 「大成建設」は、設計基準強度200N/m㎡(Fc200)の「超高強度プレキャストコンクリート柱」の製造を日本で初めて実現し、「クロスエアタワー」に適用したそうです。
 最も大きな荷重を支える地下2階および地下1階の柱に採用しています。柱は大成建設千葉PC工場にて製造されました。
 
 1N/m㎡(ニュートン/平方ミリメートル)は、1平方ミリメートル当たり約100グラムの力が加わった状態を意味します。
 200N/m㎡となると「100グラム×200=20,000グラム」となります。1平方ミリメートル当たり約20kgという物凄い圧縮強度を持つ事になります。
 
 これがいかに凄いかというとわずか1cm×1cmの面積で、2トン(重量2000kg)を支える事が出来るという事です。 
 200N/m㎡(Fc200)の超高強度プレキャストコンクリートの製造方法は、下記の大成建設・ニュースリリースを見て下さい。
 
 大成建設・ニュースリリース(2011/01/21)
 200N/m㎡の超高強度プレキャストコンクリートを初めて実施工
 
  
 
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「クロスエアタワー」の建設現場です。「乗入れ構台」が見えます。
 
 
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えび茶色の鉄骨は「山留め壁」を支える「切梁」です。地下躯体を建設しています。
 
 
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「山留め壁」に鉄筋の配筋が行われています。「山留め壁」を地下外壁および柱に利用している様子が分かります。
 
 
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この柱が設計基準強度200N/m㎡(Fc200)の「超高強度プレキャストコンクリート柱」だと思われます。
 
 
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「山留め壁」が見えます。

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2011年3月 5日 (土)

住友不動産渋谷ガーデンタワー 2011年2月中旬の建設状況

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-住友不動産渋谷ガーデンタワー-

 渋谷駅の東側方向に「玉川通(首都高速渋谷線)」沿いを約900mくらい歩くと「旧山手通」と交差する「神泉町交差点」があります。
 
 「神泉町交差点」の東側のブロックに「(仮称)南平台町計画」の建設現場があります。地上22階、塔屋1階、地下2階、高さ約138m、延床面積61,600㎡のオフィスビルが建設中です。
 
 「仮囲い」を見ると名称は「住友不動産渋谷ガーデンタワー」になるようです。私の予想は「住友不動産渋谷南平台ファーストタワー」だったのですが・・・(笑) 
 
 
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北西側から見た様子です。高速道路の高架が邪魔です・・・
 
 
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この角度から超広角レンズを使用して撮影するとなんとか全景が収まりそうですね。
 
 
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南東側から全景が撮影出来ますが、この角度はビル背面になります。
 
 
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カーテンウォールです。道路反対側の「レクサス渋谷」のロゴが写り込んでいます。
 
 
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カーテンウォールはこのようにオーバーハング状に角度がつけられています。
 
 
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北西側の柱はトラス構造になっています。北側半分に大きな吹き抜けが設けられるようです。

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2011年3月 4日 (金)

新宿イーストサイド 「新宿イーストサイドスクエア」&「パークハビオ新宿イーストサイドタワー」 2011年2月中旬の建設状況

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-新宿イーストサイド-
 「日本テレビゴルフガーデン跡地」は、約37,000㎡あります。このあたりには、「聖徳記念絵画館」の景観に絡んで厳しい高さ制限があるので高さを抑えた太いビルになります。街区全体の名称は、「新宿イーストサイド」に決定しています。
 
 敷地北側の「(仮称)新宿六丁目N街区計画」には、地上20階、塔屋2階、地下2階、高さ96.00m、延床面積170,274.18㎡の巨大な高層オフィスビル「新宿イーストサイドスクエア」と地上6階の賃貸住宅棟が建設されます。
 
 敷地南側の「(仮称)新宿六丁目S街区計画」には、地上32階、地下1階、高さ111.70m、総戸数761(賃貸)の超高層タワーマンション「パークハビオ新宿イーストサイドタワー」、地上4階の「西棟」、地上1階の「南棟」の合計3棟が建設されます。
 
 比較 → 2010年秋の空撮
 
 比較 → 2010年春の空撮
 
 比較 → 2009年秋の空撮
 
 
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巨大な高層オフィスビル「新宿イーストサイドスクエア」の建設現場です。最終的にはいったい何基のタワークレーンが建つのでしょうか?
 
 
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ゲートが開いていました。
 
 
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「新宿イーストサイドスクエア」の建設現場を南東側から見た様子です。
 
 
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「パークハビオ新宿イーストサイドタワー」の建設現場を南東側から見た様子です。すでに最高部に到達しています。
 
 
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少し角度を変えてみました。
 
 
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「パークハビオ新宿イーストサイドタワー」の建設現場を南側から見た様子です。

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2011年3月 3日 (木)

「(仮称)三井住友海上神田駿河台三丁目計画 新館」&「(仮称)神田駿河台4-6計画」 2011年2月中旬の建設状況 

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-(仮称)三井住友海上神田駿河台三丁目計画 新館-
 
神田駿河台三丁目では、「三井住友海上火災保険」が、「三井住友海上駿河台ビル(旧:大正海上本社ビル)」の隣で駿河台別館ビルの建て替えを行っています。
 
 「(仮称)三井住友海上神田駿河台三丁目計画 新館」の概要は、地上22階、塔屋1階、地下3階、高さ約105m、延床面積約65,475㎡のオフィスビルです。 
 
 比較 → 2010年秋の空撮
  
 
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カーテンウォールです。
 
 
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北東側から見た様子です。
 
 
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「ニコライ堂」越しに見た様子です。かなり高くなっています。
 
 
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-(仮称)神田駿河台4-6計画-

 解体された「御茶ノ水セントラルビル」跡地には、「(仮称)神田駿河台4-6計画」が建設中です。 地上23階、塔屋2階、地下2階、高さ109.99mの超高層オフィスビルになります。
 
 
 建設主体の「駿河台開発特定目的会社」は、「大成建設、ヒューリック、安田不動産、昭栄、有楽土地」の5社が出資する「SPC(特定目的会社)」です。
 
 
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「聖橋」から見た様子です。奥に見えるタワークレーンは「ワテラス タワーレジデンス」の建設現場です。

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2011年3月 2日 (水)

川崎市 エクラスタワー武蔵小杉 2011年2月中旬の建設状況 

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-エクラスタワー武蔵小杉-

 今回は東京都心しか撮影しませんでしたが、武蔵小杉だけはどうしても見たかったのでめちゃめちゃ短時間でしたが周辺を歩きました。
 
 「エクラスタワー武蔵小杉」は、東急とJRの武蔵小杉駅に隣接する「武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業施設建築物」の正式名称です。2010年3月に着工されました。
 地上39階、地下2階、高さ約149m、総戸数326戸(分譲住戸300戸、地権者等関係者住戸26戸)の超高層タワーマンションです。
 
 地下1階(駐車場、駐輪場)、1階(スーパーマーケット、商業施設)、2~4階(商業施設)、5階屋上(広場)、5~6階(市立図書館)、7階(キッズルーム、ゲストルーム)、7~38階(共同住宅)、38・39階(眺望ラウンジ、パーティーラウンジ)となっています。
 
 比較 → 2010年秋の空撮

 
 比較 → 2010年春の空撮
 
 
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1基目のタワークレーンが登場していました。「エクラスタワー武蔵小杉」は、「逆打ち工法」で建設されています。
 地下は明らかに「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」ですが、多くの部分が「鉄筋コンクリート造(RC造)」の分譲のタワーマンションなので極めて珍しいです。
 
 6階と7階の間に免震装置を設置する「中間免震構造」になる予定です。「中間免震構造」より上が「鉄筋コンクリート造(RC造)」になるのでしょうか?
 ちなみに基礎は一部除いて「直接基礎工法」だそうです。武蔵小杉周辺の地盤は多摩川沿いなのに意外と強固なんですね。
 
 
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1基目のタワークレーンの「ベース架台」です。
 
 
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1基目のタワークレーンです。
 
 
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「逆打ち工法」はこのように1階床を先に構築します。1階床スラブを作業床として使用します。そして地上と地下に同時に伸びて行きます。
 
 1階床には「開口部」がたくさん設けられています。この時点ではまだ地下躯体の工事は行われていません。エクラスタワー武蔵小杉」は地下2階ですが、地下工事は「開口部」から行います。
 
 
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「開口部」に「換気ファン」が準備されています。「逆打ち工法」は、地下が閉ざされた空間になります。
 
 そのため重機の排気ガス、自然発生のガス、作業員の呼吸にによる二酸化炭素、工事による粉塵等が非常に溜まりやすくなります。作業員の安全のために換気装置が必要になります。
 
 
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南側を見た様子です。
 
 
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東側の「武蔵小杉駅南口地区東街区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建設予定地を南側から見た様子です。「中小企業・婦人会館」の解体もほとんど終わっていました。
 
 跡地には、地上37階、地下2階、高さ約140mのタワーマンションが建設される予定ですが、「建築計画のお知らせ」はまだ書き換えられていませんでした。
 
 

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西側の「小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建設予定地です。跡地には地上45階、地下2階、高さ約160mの超高層住宅棟を中心に3棟のビルが建設される予定です。
  
 
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昨年の秋から解体工事が始まりました。写真は「KJメゾン武蔵小杉」の3棟(第一、第二、・第三)の解体工事の様子です。

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2011年3月 1日 (火)

環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区(略称:環二・III街区) 2011年2月28日に安全祈願式を実施!

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環状第二号線新橋・虎ノ門地区-
 
この巨大プロジェクトを昨秋からUPしないで今まで待ったのは森ビルからの正式なニュースリリースを待っていたからです。待ってました!という感じです。
  
 「建築計画のお知らせ」に掲示してある2010年11月30日の着工予定を過ぎても着工しないし、設計変更のウワサもあって心配していました。
 
  「建築計画のお知らせ」では地上53階、地下5階、高さ(最高部255m、建築物約247m)となっていましたが、ニュースリリースでは地上52階、塔屋1階、地下5階、高さ(最高部255.5m、建築物約247m)となりました。
 
 階数は1階減ったのか? 1階分を塔屋にしたのか? よく分かりませんが、高さは変更がありませんでした。本当に良かったです!
 とりあえず東京で初めて最高部の高さが250mを超える超高層ビルが誕生する事になります。
 
 森ビル・ニュースリリース(2011/02/28)
 「環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区」着工に向け、本日、安全祈願式を実施
 
 比較 → 2010年春の空撮

 フロア構成は、駐車場(地下3~地下1階)、店舗(1~4階)、カンファレンス(4・5階)、オフィス(6~35階)、 共同住宅(37~46階)、ホテル(47~52階)となります。共同住宅の戸数は172戸、ホテルの客室数は168室となっています。
  
 ちなみに空撮写真は2010年11月末のものです。すでに全面的に工事が行われていた事が分かります。地上からの写真は2011年2月中旬のものです。
  
 
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北東側の歩道橋から見た様子です。今年の春に本体着工するそうです。この状態を本体工事としている現場も多いので実質的には着工しているようなもんですね。
 
 

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「三点式パイルドライバ」です。「ソイルセメント柱列壁工法」で「山留め壁」を構築しています。
 
 
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「山留め壁」の芯材となるH形鋼を吊り上げています。
 
 
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ゲートが開いていました。
 
 
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2月中旬の作業予定です。「SMW工事」というのが、「ソイルセメント柱列壁工法」による「山留め壁」構築の事です。
 
 「SMW工事」は解体用となっていますが、本体工事時にもそのまま「山留め壁」として使用されるはずです。
 
 
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2010年11月末~12月初めの作業予定です。内容は今年の2月と全く同じです。
  
 
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南西側から見た様子です。
 
 
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南東側から見た様子です。
 
 
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敷地北西側では、2010年11月末頃は埋蔵文化財発掘調査が行われていました。現在も行われているようです。
 
 
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変更前の「建築計画のお知らせ」です。建築主は「森ビル」、設計者は「日本設計」、施工者は「大林組」となっています。

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