東京急行電鉄 将来「東横線、目黒線、相鉄・東急直通線」のジャンクションとなる「日吉駅(ひよしえき)」
-日吉駅(ひよしえき)-
東京急行電鉄の「日吉駅(ひよしえき)」は、地上駅ですが駅自体は半地下のような構造になっています。
そのため電車に乗っているとトンネルに入ったような感じになるので地下駅のイメージがありますが、上を覆っているのは大規模な駅改良工事により1991年に完成した「人工地盤」です。
島式の2面4線で、駅の北側は東横線と目黒線が、「田園調布駅」から「日吉駅」の間は複々線化により一体的に運行されています。「日吉駅」より南側(横浜寄り)は複線となっています。
「日吉駅」より南側(横浜寄り)で、大規模なプロジェクトが進行しています。「相鉄・東急直通線事業」です。この事業は、相模鉄道と東急東横線を結ぶ大プロジェクトです。
相模鉄道が「相鉄・JR直通線」と「相鉄・東急直通線」を経由して東急「日吉駅」と結ばれます。途中駅には新幹線の「新横浜駅」もあります。
これらのプロジェクトがすべて完成すると「日吉駅」は、東横線、目黒線、相鉄・東急直通線とのジャンクションとなる鉄道交通の要衝に変身します。
詳しくは → 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線
「日吉駅」は、島式2面4線の地上駅となっています。地下駅のように見えますが上は人工地盤です。
東京急行電鉄は、小田急電鉄と共に関東の私鉄の中では駅舎が断トツで立派です。
外側の1番線と4番線が東横線、内側の2番線と3番線が目黒線になっています。内側の目黒線側には、「可動式ホーム柵」タイプのホームドアが設置されいています。目黒線経由でホームドアが設置されている地下鉄に相互乗り入れするためです。
ホーム南端から南側を見た様子です。中央の2線は目黒線の引き上げ線となっています。ここで方向転換します。
角度を変えてホーム南端から南側を見た様子です。
この目黒線の引き上げ線2本は、将来的には相鉄・東急直通線の線路となります。この先で地下に潜るようですが、敷地に余裕が無いのでかなりの勾配で地下に潜る必要があると思われます。
また引き上げ線が無くなるので、新たに引き上げ線を1本新設するようですが、Yahoo!やGoogleの衛星写真を見ると敷地に余裕がほとんど無くどのような配線にするのか興味津々です。
ホーム北端から北側を見た様子です。「日吉駅」より北側は複々線となっています。
横浜市営地下鉄の「日吉駅」の改札口です。横浜市営地下鉄の「日吉駅」は、島式の1面2線の地下駅です。東急東横線・目黒線の「日吉駅」とは「T字型」に直交しています。ホームはかなり深い地下4階にあります。開業は2008年3月30日です。
日吉駅の駅ビルです。大規模な駅ビルで南北に非常に長いです。
日吉駅の東口です。道路を渡ると一帯は慶應義塾大学の「日吉キャンパス」です。
日吉駅の西口です。
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