文京区 2棟の超高層ビルを中心とした「春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業」
-春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業-
「アップル」が、第3・四半期(4─6月)決算を発表しました。市場予想を大幅に上回る285億7000万ドルという驚異的な売上高でした。「iPhone」や「iPad」の売り上げが絶好調だったようです。
このまま伸びて行くと「GE」や「サムスン電子」を売上高で抜く日も近そうです。家電・重電・コンピュータ・通信・半導体メーカーの中で、世界最大のメーカーになるのも時間の問題ですね。日本メーカーが苦戦している中、うらやましい限りです・・・
「春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、南側に「文京シビックセンター」が隣接し、南側には「東京ドーム」が立地しています。地下鉄4路線が周辺で交差、更に街区の4周を幹線道路が囲むという好立地です。
ただ、街区の幹線道路沿いにはいくつかのオフィスビルが完成してはいるものの、街区の内部では老朽化した建物や細街路も多く残されており、災害時の安全性などについて課題の残る状況となっています。
再開発は、すでに完成しているオフィスビルなどを避けるように行われます。そのため敷地は「逆S字」のような形状になります。北側から「北街区」、「西街区」、「南街区」の3街区に分けて再開発が行われます。
「北街区」は、敷地面積約6,200㎡で、「N-X棟」と「N-Y棟」の2棟が建設され、「N-X棟」は地上40階程度、高さ約141mの超高層タワーマンションが建設される予定です。
「南街区」は、敷地面積約9,350㎡と一番広く、「S-A棟」、「S-B棟」、「S-C棟」の3棟が建設され、「S-A棟」は地上20階程度、高さ約105mのオフィスビルが建設される予定です。
公式HP → 春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業
春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都文京区小石川一丁目
◆ 階数-地上40階程度(N-X棟)、地上20階程度(S-A棟)
◆ 高さ-約141m(N-X棟)、約105m(S-A棟)
◆ 敷地面積-約16,000㎡(北街区約6,200㎡、西街区約450㎡、南街区9,350㎡)
◆ 延床面積-約181,000㎡(容積率対象面積約141,000㎡)
◆ 用途-共同住宅、店舗、オフィス
◆ 総戸数-約700戸(施設全体)
◆ 建築主-春日・後楽園駅前地区市街地再開発組合
◆ 参加組合員-三井不動産、三菱地所、新日鉄都市開発
◆ 事業協力者-清水建設、大成建設
◆ 着工-2012年度予定
◆ 竣工-2016年度予定
完成イメージ図です。
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