三菱地所が「大手町東地区(常盤橋地区)」に3棟程度の超高層ビルを建設?
-大手町東地区(常盤橋地区)-
日経新聞が伝えるところによると「三菱地所」が大手町東地区の再開発に乗り出す方針を固めたそうです。
総事業費は1500億~2000億円で、2018年にも着工して3棟程度の超高層ビルを建設するそうです。
再開発の対象は日本銀行本店に隣接する「常盤橋地区」の敷地面積は約33,000㎡です。
再開発されるビルがどのビルを指すのか具体的には分かりませんが、少なくとも「朝日生命大手町ビル」、「日本ビル」、「JXビル」、「大和呉服橋ビル」は含まれると思われます。
三菱地所が所有するビルの敷地面積は、「朝日生命大手町ビル」が3,654.72㎡、「日本ビル」が15,484.89㎡、「JXビル」が3,353.00㎡、「大和呉服橋ビル」が2,681.52㎡です。
4棟の合計が25,174.13㎡で約33,000㎡に足りません。残りはどのビルを再開発するのでしょうか? ちなみに「JFE商事ビル」も三菱地所が所有しています。敷地面積は1,528.49㎡です。
「JFE商事ビル」は、南側には道路、北側の地下には高速道路が走っているので大規模な再開発は不可能です。隣りの「常盤橋公園」と一体化して公園にして容積率を移転することも考えられます。
日経新聞の報道に対して「三菱地所」は公式ホームページで、 ”「常盤橋地区」の再開発に着手する方針を決定したのは事実ですが、総事業費は未定であり、着工時期は事実とは異なります。なお常盤橋地区内にある日本ビルの閉館は、2016年3月末を予定しています。” と答えています。
三菱地所・ニュースリリース(PDF:2011/07/08)
本日の一部報道について
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