新宿区 地上55階、高さ約191mの「西富久地区第一種市街地再開発事業」に建築計画のお知らせ掲示!
-西富久地区第一種市街地再開発事業-
新宿区富久町(とみひさちょう)は、バブル時代に凄まじい地上げがありました。その後バブルが崩壊しましたが、後遺症で虫食い状態になっています。
2001年4月には「市街地再開発準備組合」が設立されましたが、地権者が多いためかなかなか進みませんでした。
規模も地上65階→地上60階(高さ約200m)→地上54階(高さ約180m)と何度も変更になりました。
その「西富久地区第一種市街地再開発事業」ですが、「建築計画のお知らせ」が遂に掲示されました。
2011年8月3日に掲示されたようです。撮影が8月6日だったので3日の差でギリギリセーフだったようです。
地上54階、地下2階、高さ約180mと言われていましたが、地上55階、地下2階、高さ(最高部191.00m、軒高179.95m)に決まったようです。
参加組合員に「野村不動産、三井不動産レジデンシャル、積水ハウス、阪急不動産」も参加しているので、マンションはこの4社により分譲されると思われます。
再開発区域内には、鉄筋コンクリート造16棟、鉄骨造29棟、木造59棟も合計104棟が存在するようで、2011年9月15日~2015年7月15日の長期に渡って解体工事が行われるようです。
解体工事を行いながら2012年1月初旬に本体工事に着工するようです。既存建物を一部残して解体工事が終わった部分から段階的に本体工事に着工するのは、再開発でよく見かける手法です。
詳しくは → 西富久地区第一種市街地再開発事業・公式HP
再開発地区の東側に「環状4号線」が建設されます。「外苑西通」~「若松河田間」の約340mが、2015年度に開通する予定です。
今回(2011年8月)の撮影ツアーでは、空撮写真は撮影していません。一番上の空撮写真は2010年5月に撮影したものです。
「西富久地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地を北東側から見た様子です。
「西富久地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地を北側から見た様子です。
「西富久地区第一種市街地再開発事業」の「建築計画のお知らせ」です。2011年8月3日に掲示されたようです。撮影が8月6日だったので3日の差でギリギリセーフだったようです。
建築主は「西富久地区市街地再開組合」、設計者は「久米設計」、施工者は「戸田建設、五洋建設JV」となっています。
「解体工事のお知らせ」です。2011年9月15日~2015年7月15日の長期に渡って解体工事が行われるようです。
再開発地区の東側にある「西富久児童遊園」もすでに閉鎖されています。
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「西富久児童遊園」のあった場所は、「環状4号線」になると思われます。
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