武蔵小杉駅南口地区東街区 工事が始まった「パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー」
-パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー-
東急武蔵小杉駅東側の「武蔵小杉駅南口地区東街区第一種市街地再開発事業施設建築物」ですが、当初計画の工期は2008年12月初旬~2012年6月下旬までの予定でした。
ずっと動きがありませんでしたが、昨年の秋くらいから「中小企業・婦人会館」などの既存建築物の解体工事が始まり、今年の春には本体工事前の準備工事が始まりました。
そして遂に2011年6月に、待ちに待った本格的な工事が始まりました。
ずっと地上37階、地下2階、高さ約140mで「建築計画のお知らせ」が掲示されていましたが、地上38階、地下2階、高さ約143.43mに変更になっています。
正式名称もつい最近「パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー」に決定し、「三井不動産レジデンシャル、三井都市開発」により分譲されます。
「パークシティ武蔵小杉」の名称になるとは夢にも思っていませんでした。これで「パークシティ武蔵小杉」は、「ザ グランドウイングタワー」が完成すると「ミッドスカイタワー」、「ステーションフォレストタワー」のトリプルタワーになります。
8月初旬には「小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の正式な着工も発表されました。
「エクラスタワー武蔵小杉」の工事も順調に進んでいます。武蔵小杉駅周辺では3棟の高さ100mを超える超高層タワーマンションの建設が同時進行しています。
更に、東急武蔵小杉駅では、「(仮称)東急武蔵小杉駅ビル計画」も8月に着工されました。現在の武蔵小杉駅に覆いかぶさるような形で2層構造のビルが建設されます。
しばらくは、東急武蔵小杉駅構内は工事中だらけの迷路のような状態になると思われます。
この凄まじい変貌ぶりを見ると首都圏地価上昇率No1というのも納得できますね。
例によって空撮は、今回の撮影ツアー(2011年8月)では行っていないので、以前撮影した写真を使用しています。
南東角の「仮囲い」が一部透明になっていたのでのぞいてみました。ここから見ると南端に建設される「パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー」はまだ本格的な工事が行われていないようにも見えますが、地面が鉄板で覆われているのでよく分かりません。
ちなみに「パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー」は、「エクラスタワー武蔵小杉」と同じく、「逆打ち工法」が採用されるようです。
手前に「アースドリル掘削機」が見えます。「場所打ちコンクリート杭」を構築していると思われます。
正確にはわかりませんが、この部分は地上4階の「商業施設」の工事のように見えます。
商業施設(1~3階・ショッピングモール、4階・医療モール)の建設現場を北東側から見た様子です。
写真右側が「仮設駐輪場」の入口ですが、この状況下でも「仮設駐輪場」を運営しているのがなんとも凄いです。武蔵小杉駅周辺は人口急増地帯なので駐輪場の確保が大変なんでしょうね・・・
2台の「三点式パイルドライバ」が重なって見えます。1台には「アースオーガ」が装着されていたので「山留め壁」を構築していると思われますが、もう一台は何を装着しているのか確認できませんでした。
再開発現場を北東端から見た様子です。北側には駅前ロータリーと約1000台の地下駐輪場が建設されます。
書き換えられた最新の「建築計画のお知らせ」です。地上37階、地下2階、高さ約140mから、地上38階、地下2階、高さ約143.43mに変更になっています。
建築主は「 武蔵小杉駅南口地区東街区市街地再開発組合」、設計者は「武蔵小杉駅南口地区東街区市街地再開発事業設計共同企業体」、施工者は「竹中工務店」となっています。
設計者が「共同企業体」となっています。以前は「日本設計」単独になっていたので、「日本設計」と「竹中工務店」の共同企業体になったのかも知れません。
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