港区 「(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事」2011年夏の建設状況 「山留め壁」はこのように構築します!
-(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事-
今朝(9月28日)、全日空が次世代主力機と位置づける「ボーイング787(ドリームライナー)」の全世界での納入1番機がボーイング社のある米ワシントン州エバレットから羽田空港に到着したそうです。早く乗って見たいです!
本題に戻って、「東日本大震災と原発事故で日本経済が崩壊するのではないか?」と多くの国民が不安に襲われていた2011年4月5日(火)に「(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事」は安全祈願祭を行い本体工事に着手しました。
当時、私は「森ビル」の英断に大変大きな勇気を与えられました。あの頃の日本を覆っていた重苦しい空気は、今思い出してもゾッとします。
森ビル・ニュースリリース(2011/04/05)
「(仮称)21・25森ビル建替計画」着工へ
「(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事」は、の概要地上20階、塔屋1階、地下4階、高さ109.9mのオフィスと店舗で構成される超高層ビルなります。
「(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事」は、傾斜地に建設されています。傾斜部分を「親杭横矢板工法」の「山留め壁」で支えています。「山留め壁」を支える「アースアンカー」も見えます。
この現場は、周囲から非常によく見えるのでもし東京に住んでいたら地下工事大好き人間の私は毎週通っていたと思います。
日本車輌製造の「三点式パイルドライバ(DH658-135M)」です。「ソイルセメント柱列壁工法」で。「山留め壁」を構築しています。
「三点式パイルドライバ」には1軸の「アースオーガ」が装着され攪拌(かくはん)作業が行われています。
「アースオーガ」による攪拌(かくはん)が終わり、ガイドがセットされました。
クローラークレーンで芯材の「H形鋼」が吊り上げられます。
建込み場所までクローラークレーンで移動します。
芯材の「H形鋼」を建込み場所に合わせます。
「H形鋼」は、「H形鋼」自体の重量でどんどん入って行きます。
あと少しです。
所定の深さまで入らなかった場合は、このよう再度吊り上げて勢いを付けて落とします。この作業を所定の深さに入るまで何度も繰り返します。
所定の深さに入ったのか計測しています。
建込みが完了すると芯材の「H形鋼」からクレーンのフックを外します。
「オールケーシング掘削機」です。地下障害物の破砕を行っています。
「ハンマークラブ」が入って行きます。
北側から見た様子です。
最新の「建築計画のお知らせ」です。高さや面積等が大雑把な数値から正確な数値に書き換えられています。高さは約110mから最高部109.9mに変更になっています。
| 固定リンク
「122 東京都・港区②」カテゴリの記事
- 麻布台ヒルズ ビルの正式名称が、A街区が「森JPタワー」、B-1街区が「レジデンスB」、B-2街区が「レジデンスA」に決定!(2023.01.26)
- 「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと拡大・進化 地上49階、高さ約266mの「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」 2023年秋開業!(2023.01.25)
- 巨大プロジェクト 計画地面積約174,700㎡、延床面積約565,000㎡の「(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業」 環境影響評価書の縦覧!(2023.01.23)
- 「愛宕グリーンヒルズ」の北側 地上43階、高さ約160mの「愛宕地区第一種市街地再開発事業」 事業計画認可のお知らせ!(2023.01.22)
- 三田小山町地区再開発の第3弾 高さ約165m、総延床面積約177,700㎡の「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」 事後調査計画書の縦覧!(2023.01.15)