日本橋二丁目 「三井不動産」と「住友不動産」が3棟の超高層ビルを建設 延床面積約33万㎡、総事業費1500億円超の大規模プロジェクト!
-日本橋二丁目地区の再開発-
日経新聞が、2011年9月7日に日本橋二丁目の再開発について報道しました。以前から再開発が行われる事は分かっていましたが、今回は具体的な階数が報道されました。
3棟の超高層ビルが建設されます。延床面積約33万㎡、総事業費1500億円を超えるビッグプロジェクトになる予定です。
◆ 1棟目(地上36階)
「住友不動産」が2014年度までに、永代通りに面した北側の「日本橋二丁目7番地区」に、地上36階の超高層ビルを建設します。オフィスのほか、1000㎡規模の大型ホールを設ける予定です。
◆ 2棟目(地上35階)
「高島屋東京店(日本橋タカシマヤ)」の北隣に「三井不動産」などが2018年度までに、地上35階の超高層ビルを建設します。
低層階には「高島屋東京店」の新店舗が入居します。既存店舗と合わせた総売場面積は約25%増の約62,000万㎡になります。
既存店舗と新ビルは空中廊下でつなげます。既存店舗は外観はそのままに、歴史の古い日本橋のイメージと合った染色工芸品などを展示するミュージアムや屋上庭園を整備し回遊性を高めます。
◆ 3棟目(地上29階)
「三井不動産」が2018年度までに、地上29階のオフィス中心の超高層ビルを建設します。このビルは、建設場所がイマイチよく分かりません。
一番上の街区図は、解体工事中に仮囲いに掲示していたものを撮影しました。赤い矢印は撮影した方向と写真の番号を示しています。
先行している北側の「日本橋二丁目7番地区」です。再開発は「住友不動産」主導で行われます。
既存のビル7棟の地上部の解体工事が、2010年7月初旬~2011年4月末日まで「大林組」により行われ、現在は更地になっています。
この部分に「住友不動産」により2014年度までに、地上36階の超高層ビルを建設します。オフィスのほか、1000㎡規模の大型ホールが設けられる予定です。
街区図矢印① 北側の「日本橋二丁目7番地区」を北西側から見た様子です。北西角の残っているビルは改修工事が行われており再開発区域には含まれません。
街区図矢印②
街区図矢印③ 北側の「日本橋二丁目7番地区」を南西側から見た様子です。地上部分の解体工事は終わっています。
街区図矢印④ 北側の「日本橋二丁目7番地区」を南東側から見た様子です。
街区図矢印⑤ 北側の街区と南側の街区の間の道路です。この道路は将来的には廃止されて一体的な街区になるようです。
街区図矢印⑥ 南側の街区を北東側から見た様子です
街区図矢印⑦ 南側の街区を南西側から見た様子です。「三井不動産」と「高島屋」により、地上35階の超高層ビルを2018年度までに建設する予定です。
不動産会社の「ヒューリック」の本社が見えます。9月7日に大規模再開発のニュースが伝わると株価が大幅に上昇していました。
9月7日の終値で東証一部上昇率第3位になっていました。再開発される事はずっと前から分かっているのに株価はよく分かりません・・・
街区図矢印⑧ 南側の街区を南東側から見た様子です。
街区図矢印⑨ 「高島屋東京店(日本橋タカシマヤ)」です。北隣に建設される地上35階の超高層ビルの低層階に新店舗が入居します。
既存店舗と新ビルは空中廊下でつなげます。既存店舗と合わせた総売場面積は約25%増の約62,000万㎡になります。
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