目黒区 クロスエアタワー 2011年夏の建設状況
-クロスエアタワー-
「大橋ジャンクション」の建設と同時進行で、「(仮称)大橋地区第二種市街地再開発事業」が進行中です。
現在、2棟目の「(仮称)大橋地区第二種市街地再開発事業 1-1棟」が建設中です。地上42階、塔屋1階、地下2階、高さ155.95mの超高層タワーマンションです。
正式名称は「クロスエアタワー」です。総戸数は、689戸(うち一般分譲491戸:東京都保留床48戸/特定建築者保留床443戸、非分譲住戸198戸、その他/8区画:店舗4区画、大型店舗1区画、事務所1区画、公益施設2区画)となっています。
ちょっとややこしくて「東京都保留床」48戸の売主が「東京都」で、「特定建築者保留床」443戸の売主が「東急不動産、東京急行電鉄、三井不動産レジデンシャル、有楽土地」となっています。
「クロスエアタワー」は、「直接基礎(べた基)」で建設されています。支持地盤は、良好な地盤である「団結シルト層」となっています。
「大成建設」は、設計基準強度200N/m㎡(Fc200)の「超高強度プレキャストコンクリート柱」の製造を日本で初めて実現し、「クロスエアタワー」に適用しています。最も大きな荷重を支える地下2階および地下1階の柱に採用しています。
超高強度コンクリートはどんどん進化しています。「大成建設」は、実圧縮強度300N/m㎡(Fc300)級の「大成スーパーコンクリート」のプレキャスト柱を「御茶ノ水ソラシティ」の「(仮称)タウンゲートプラザ」で取付け開始しています。コンクリートの強度もここまでくるともはや鉄のレベルですね・・・(笑)
タワークレーン2基で建設しています。
下層階のレンガ風の外壁が姿を現しています。
地下では、「大橋ジャンクション」の関連工事も同時に行われています。完成後は、地上部分は透水性のあるレンガ主体の舗装になる予定です。
現地に掲示されていた「クロスエアタワー」の完成予想図です。下層階のレンガ風の部分には、公益施設(2階:スーパーマーケット、9階:目黒区役所の出張所、目黒区立大橋図書館、介護・福祉・医療などの包括支援センター)やマンションの共用施設、その他が入ります。
現地に掲示されていた「クロスエアタワー」周辺の配置図です。「大橋ジャンクション」の上部は、目黒区によって約7,000㎡の広大な空中庭園が整備されます。「クロスエアタワー」の9階と直結しているため敷地の一部の様な雰囲気になります。
広大な空中庭園は、目黒区によって公園として整備されるので、一般にも開放されるはずです。完成したら空中庭園に行ってみようと思っています。
現地に掲示されていた空中庭園から見た「クロスエアタワー」の完成予想図です。
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