横浜みなとみらい21地区 みなとみらいグランドセントラルタワー 2011年夏の状況
-みなとみらいグランドセントラルタワー-
「みなとみらいグランドセントラルタワー」は、計画名「(仮称)みなとみらい21中央地区42街区新築工事」で、地上26階、塔屋1階、地下2階、高さ123.60mの超高層オフィスビルです。
フロアの構成は、オフィス(地上3階~25階)、店舗(地上1階~2階)となります。8~25階フロアには、石油や天然ガスなどのエネルギープラント建設大手の「千代田化工建設」の本店が入居するようです。
「千代田化工建設」は、横浜市や川崎市に分散しているオフィスを「みなとみらいグランドセントラルタワー」に集約するする予定で、移転の時期は2012年6月末~7月上旬を予定しています。
公式ホームページを見ると2011年6月竣工予定となっています。別の資料を見ると2011年9月竣工予定となっています。ネットで検索してみましたが、正確な竣工時期は良く分かりませんでした・・・
竣工してもビル自体はしばらくはオープンしないようで、約20店舗の商業フロアが2012年3月に先行オープンするようです。
「みなとみらいグランドセントラルタワー」の基礎は、強固な地盤の「土丹層」を支持層とする直接基礎となっています。制震構造として「オイルダンパー」や「アンボンドブレース」を採用しています。
ヘリポートです。「H」の表示があるので離着陸が行えるヘリポートとなっています。
植栽も完全に終わって工事は完了しています。竣工後も約20店舗の商業フロアが先行オープンする2012年3月まではフェンスで囲った状態だと思われます。
南西側には多彩な植栽、水景施設、帆がテーマのアート等を配置した「帆の広場」、南東側にはさまざまなイベントの舞台として利用される緑の劇場「グリーンシアター」が設けられます。
オフィスフロアは、約84m(内側)×約44m(内側)、基準階貸室面積2,721.25㎡(823.17坪)、天井高2,800mmの無柱空間となっています。
ビルの北側は南側とデザインが異なります。北側には、隣接街区の広場やグランモール公園と一体的な広場「プローヴァ広場」が整備されます。
金網越しに見た南西側のオブジェです。「帆の広場」に設置されているので船の帆をイメージしているのでしょうか?
南東側のオブジェです。これは何をイメージしたものでしょうか?
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