地上53階、高さ約179mの巨大な超高層タワーマンション「勝どき五丁目地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合の設立認可!
-勝どき五丁目地区第一種市街地再開発事業-
「勝どき五丁目地区第一種市街地再開発事業」は、超巨大な超高層タワーマンション「THE TOKYO TOWERS」のすぐ北側に計画されている再開発計画です。
再開発予定地には、現在は「都営月島アパート」などがあります。私は実際に着工されるまでには規模縮小などの紆余曲折を予想していました。
しかし2011年10月14日に、東京都より都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、地再開発組合の設立が認可されました。一気に動き出すようです。
東京都・報道発表資料(2011/10/13) 完成予想図等
勝どき五丁目地区市街地再開発組合の設立認可について
参考 → 建設予定地の空撮写真
当初計画では、最も広い「B-1街区」には、「芝浦アイランド ケープタワー」に似た外観の地上54階、地下2階、高さ約176mの超巨大な超高層タワーマンションを建設する予定でした。
規模縮小を心配していましたが、ほぼ計画通りの地上53階、地下2階、高さ約179mの超巨大な超高層タワーマンションが建設さます。住宅以外に店舗、公共施設が入ります。
参加組合員は「鹿島建設、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、住友商事、野村不動産」、特定業務代行者は「鹿島建設」となっています。
外観が「芝浦アイランド ケープタワー」そっくりですが、「鹿島建設、三井不動産レジデンシャル、住友商事」の部分が共通しているからでしょうか?
「B-2街区」には、地上5階、延床面積約1,143㎡の事務所や寄宿舎(水産庁詰所)、「A街区」には、地上6階、延床面積約2,083㎡の住宅と公共公益施設が建設されます。
再開発事業により質の高い住宅供給を行い、地域の定住人口の維持・回復を図るほか、「B−1街区」と「B−2街区」に合計250㎡の地域防災備蓄倉庫を設置するなど、地域の防災力を高める計画となっています。
勝どき五丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区勝どき五丁目
◆ 階数-地上53階、地下2階(B-1街区)、地上5階(B-2街区)、地上6階(A街区)
◆ 高さ-約179m(B-1街区)、約22m(B-2街区1)、約23m(A街区)
◆ 敷地面積-約19,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約160,549㎡(B-1街区)、1,143㎡(B-2街区)、2,083㎡(A街区)
◆ 総戸数-約1490戸(施設全体)
◆ 用途-共同住宅、公益施設(保育所等)、店舗、事務所、寄宿舎(水産庁詰所)
◆ 建築主-勝どき五丁目地区市街地再開発組合
◆ 参加組合員-鹿島建設、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、住友商事、野村不動産
◆ 特定業務代行者-鹿島建設
◆ 総事業費-約664億円
◆ 権利変換計画認可-2012年06月予定
◆ 着工予定-2012年10月予定
◆ 竣工予定-2016年03月予定
2011年夏時点の様子です。再開発予定地内の「都営月島アパート」は、閉鎖されて仮囲いで囲まれています。奥のマンションは「クレストシティレジデンス」です。
(おまけ)
近くの地上53階、地下2階、高さ187.0mの超高層タワーマンションが建設される「月島一丁目3、4、5番地区第一種市街地再開発事業」の再開発予定地でもいよいよ解体工事が始まるようです。
解体工事の工期は、2011年10月中旬~2012年8月末までで、3工区に分けて行うようです(写真提供Audie-Gryph氏)。
(おまけ)
解体工事の工事名は、「月島一丁目3、4、5番地区再開発計画の内既存建物解体工事」となっています。解体工事は「清水建設」により行われます(写真提供Audie-Gryph氏)。
| 固定リンク
「123 東京都・中央区」カテゴリの記事
- 国家戦略特区 地上43階、高さ約230mの「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」変更届の縦覧 規模が拡大!(2023.02.04)
- 「東京ミッドタウン八重洲」のすぐ北側 八重洲の複合施設「YANMAR TOKYO」 2023年1月13日にグランドオープン!(2023.01.17)
- 国家戦略特区 地上35階、 高さ約180mの「(仮称)京橋三丁目東地区市街地再開発事業」 都市計画決定のお知らせ!(2023.01.14)
- 国家戦略特区 地上44階、高さ約217mの「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」 「新呉服橋ビルディング」の石綿撤去が進む!(2023.01.13)
- 「オリンピックの選手村」の跡地 地上50階、高さ約180mの超高層ツインタワー「HARUMI FLAG SKY DUO」 オフィシャルサイトにて公開!(2023.01.12)