新宿交通結節点整備工事 & 地上33階、高さ約168mの超高層ビル「新宿駅新南口開発ビル」 2011年夏の状況
-新宿駅南口地区基盤整備事業-
「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つである「新宿交通結節点整備工事」は、JR東日本の線路上に東西約127m×南北約120m、面積約1.47haの人工地盤を創出し、駅施設、歩行者広場、タクシーや一般車の乗降場、高速路線バス関連施設などの機能を持った建物を建設するプロジェクトです。
このあたりは「新宿区」と「渋谷区」の境目にあり「新宿交通結節点整備工事」のほとんどの部分が「渋谷区」に入ります。
◆ 4階-高速バス関連施設
◆ 3階-タクシー乗降場、一般車乗降場
◆ 2階-歩行者広場(サザンテラスと一体化)、駅施設、
南側から見た「新宿交通結節点整備工事」の建設現場です。
アップです。
ゆっくりですが、着実に鉄骨建方が行われています。すでに最高部に到達しています。
-新宿駅新南口開発ビル-
「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つである「新宿駅新南口開発ビル」は、「高島屋タイムズスクエア」の北側にあった旧新南口駅舎を解体し、跡地に地上33階、地下2階、高さ168.16mの超高層ビルを建設するプロジェクトです。
延床面積は約136,700㎡になります。延床面積には西隣の線路上の人工地盤に建設される中層棟も含みます。低層階は商業施設が入り、5階から上がオフィスフロアになります。
フェンスの網目から接写して覗いてみました。
撮影時点で、旧新南口駅舎の解体はほぼ終わっていました。
街区図です。
「新宿駅南口地区基盤整備事業 新宿駅新南口開発ビル」の「建築計画のお知らせ」です。建設予定地はまさに新宿区と渋谷区の境目のようです。
「新宿駅南口地区基盤整備事業」全体の工期になっているので、超高層棟の「新宿駅新南口開発ビル」そのものの着工時期は良く分かりません。
建築主は「東日本旅客鉄道(JR東日本)」、設計者は「東日本旅客鉄道」、施工者は「大林組、鉄建建設、大成建設、大和小田急建設JV」となっています
新宿駅周辺は、強固な地盤の「東京礫層(とうきょうれきそう)」が比較的浅い場所にあるので、直接基礎の超高層ビルがほとんどですが、このビルは「場所打ちコンクリート杭」を構築するようです。
(おまけ)
JR新宿駅の階段です。新宿駅は鉄道交通の要衝なので撮影時には乗り換えのため頻繁に利用します。
撮影した頃は、山手線やその他の駅のあちこちに「驚き!!」のキャッチコピーの「パンテーン」のポスターが貼ってあり、ヘトヘトに疲れた体が癒されました(笑)。
どの女優さんも最高の表情で、これを撮影したカメラマンは凄い!さすがプロカメラマン!と感動してしまいました。ここには載っていませんが「綾瀬はるか」の「パンテーン」のポスターは感動物でした。
(おまけ)
「新宿サザンテラス」すぐ西側に建設中の「(仮称)JR南新宿ビル」の建設現場です。地上18階、地下4階、高さ94.51mのオフィスビルを「JR東日本」が建設中です。
(おまけ)
2011年7月15日にオープンしたヤマダ電機の「LABI新宿西口館」です。売場は地下2階~地上9階の全11フロア、売場面積は約8,000㎡で、「LABI 新宿東口館」とほぼ同規模程度です。
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