驚き!! 武蔵小杉の「(仮称)小杉町二丁目開発計画」は、地上54階、高さ約190mの超高層ツインタワーだった!
-(仮称)小杉町二丁目開発計画-
パンテーンのキャッチコピーじゃないですけれどまさに「驚き!!」ですね。武蔵小杉は超高層ビルヲタの希望の星ですね!
2011年8月26日に、「JX日鉱日石エネルギー」社宅跡地の総敷地面積約17,000㎡に、高さ約180m、延床面積10万㎡、総戸数約1000戸の超高層ツインタワーの建設構想が発表されました。
そして2011年10月21日に環境アセスメント「(仮称)小杉町二丁目開発計画」に係る条例環境影響評価方法書の公告がされ、かなり詳細がな概要が判明しました。
(仮称)小杉町二丁目開発計画の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町二丁目地内
◆ 階数-地上54階、地下1階(A地区・B地区共)
◆ 高さ-最高部約190m、軒高約180m(A地区・B地区共)
◆ 開発区域面積-20,230㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約17,130㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約11,340㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約146,230㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 総戸数-約1,280戸(約640戸×2棟)
◆ 計画人口-約3,840人(約1,920人×2棟)
◆ 用途-共同住宅、商業施設、オフィス、公益施設、教育施設
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産
◆ 着工-2013年05月予定
◆ 竣工-2016年08月予定
◆ 事業完了-2016年11月予定
2011年8月26日の発表より、更にパワーアップしています。「小杉町二丁目開発計画」は、「A地区」と「B地区」に分けられます。
「武蔵小杉駅」にはJR南武線、東急東横線・目黒線が乗り入れているほか、JR横須賀線の新駅には成田エクスプレスの全列車が停車します。川崎市は、「小杉駅周辺地区」を広域的な交流拠点と位置づています。
そのため「A地区」のビル内の2階部分には、宿泊施設や会議場等が複合した大規模なコンベンション施設も設置されます。
総床面積は約3,000㎡(ホール約1,000㎡含む)、収容人数は着席で1000人規模で、産業や環境関連の国際会議、企業セミナー、展示会・発表会などの利用を想定しています。
さらに利用者の利便性やB地区との回遊性を高めるために歩行者用デッキも配置する計画です。
「A地区」と「B地区」が歩行者用のデッキで繋がる予定で、「ホテル・ザ・エルシィ」跡地の再開発ビルにも接続される計画となっています。
周辺では、多くの地区で再開発が進んでいることから、川崎市は児童数の増加を見越し、日本医科大学新丸子校舎の一部を事業用地とし、市立小学校を2017年度に開校する計画だそうです。江東区の豊洲の様な現象が起こっていますね。
他にも「東京機械製作所玉川製造所」跡地では、「住友不動産」により地上53階、高さ(最高部約190m、軒高約185m)、総戸数約770戸の超高層タワーマンションも計画されています。武蔵小杉の建設ラッシュはまさに「驚き!!」ですね。
武蔵小杉の超高層ビル高さベスト10(建設中・計画中含む)
① パークシティ武蔵小杉 ミッドスカイタワー 高さ203.5m(地上59階)
② 小杉町二丁目再開発計画・A地区 高さ約190m(地上54階)
③ 小杉町二丁目再開発計画・B地区 高さ約190m(地上54階)
④ 東京機械製作所玉川製造所跡地 高さ約190m(地上53階)
⑤ パークシティ武蔵小杉 ステーションフォレストタワー 高さ162.8m(地上47階)
⑥ リエトコート武蔵小杉 ザ・クラッシィタワー 高さ161.77m(地上45階)
⑦ リエトコート武蔵小杉 イーストタワー 高さ161.14m(地上45階)
⑧ ザ・コスギタワー 高さ約160m(地上49階)
⑨ 小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業 高さ158.95m(地上45階)
⑩ NEC 玉川ルネッサンスシティ ノースタワー 高さ155.25m(地上37階)
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