さいたま市 地上32階、高さ約99mの「武蔵浦和駅第3街区第一種市街地再開発事業」 事業計画のお知らせ標識
-武蔵浦和駅第3街区第一種市街地再開発事業-
「JR武蔵浦和駅」周辺は、さいたま市の副都心として位置づけられています。第1街区~第9街区までの9街区(同一街区は更に細分化)に分けて再開発が行われています。
「武蔵浦和駅第3街区第一種市街地再開発事業」は、当初計画の高さ約210mの埼玉県で一番高い超高層ビルから高さを約112m(地上32階、地下1階)に半減して動き出すと報じられました。
現地を訪れると「事業計画のお知らせ標識」が掲示されていました。地上32階、地下1階は変更ありませんが、高さは99.86mとなっていました。
高さ約112mは塔屋を含む高さなのか? それとも本当の最高部が99.86mなのか良く分かりません。ただ完成予想図を見ても高さ約12mもあるような塔屋は見当たりません。
ファミリー住宅、シニア住宅、SOHO住宅からなる総戸数776戸を予定しています。生活支援施設として、保育所、クリニック、レストラン等をの整備も予定しています。JR埼京線沿いには、約5,000㎡のプロムナードガーデンも整備される予定です。
デベロッパーとして「新日鉄都市開発、三菱商事、三菱地所レジデンス」が参加するようです。
再開発予定地を北東側から見た様子です。
再開発予定地です。
再開発予定地のほぼ中央を南北に道路が走っていますが、再開発は始まると閉鎖されます。
敷地の南側に面する道路です。周辺道路の「沼影白幡線」が幅員約20mに拡幅、「市道D-289号線」が幅員約12mに拡幅、「市道D-634号線」が幅員約6(12)mに拡幅されます。また電線共同溝の整備も行われ、電線と電柱が地中化されます。
南端の排水路も暗渠化される予定です。
「事業計画のお知らせ標識」です。2011年6月13日に掲示されたようです。建築主は「蔵浦和駅第3街区市街地再開発組合」、設計者は「久米設計」、施工者は「未定」となっています。
完成予想図です。南端に超高層棟が建設されるようです。複数棟描かれていますが、「事業計画のお知らせ標識」では1棟になっています。1棟扱いになるのでしょうか?
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