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2011年12月

2011年12月31日 (土)

品川区 竣工した「ソニーシティ大崎」 環境配慮型外装システム「バイオスキン」や森のような植栽

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-ソニーシティ大崎-

 いろいろあった2011年もあっという間に過ぎ、今日は大晦日です。今年1年、ホームページやブログを応援して頂いて本当にありがとうございました。
 
 JR大崎駅前では、「ソニー旧大崎西テクノロジーセンター」跡地の再開発計画である、「(仮称)大崎駅西口C地区開発計画」の建設が行われていました。正式名称は「「ソニーシティ大崎」」で、2011年3月に竣工しました。
 
 「ソニー」は、2011年7月に「ソニーシティ大崎」への入居を開始しました。「ソニー」を中心としたグループ社員約5000人が就業する予定です。
 
 コンスーマープロダクツ&サービスグループ ホームエンタテインメント事業本部、共通ソフトウェアプラットフォーム ソフトウェア設計本部・ソフトウェア設計技術センターの一部、および研究開発プラットフォーム 技術開発本部、テレビ、ビデオ、ホームオーディオ事業を担うホームエンタテインメント事業本部が集結します。
 
 月刊誌の「新建築」に竣工後、特集がありました。「新建築」のデータでは、高さが(最高部139.350m、軒高139.200m)となっていました。
 東京都環境局のホームページでは高さは141.00mとなっていました。基準が違うのか? どちらかが間違っているのか? よく分かりません。
 
ソニーシティ大崎の概要
◆ 計画名-(仮称)大崎駅西口C地区開発計画
◆ 所在地-東京都品川区大崎二丁目10番1号
◆ 階数-地上25階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部141.00m
◆ 敷地面積-16,558.52㎡
◆ 建築面積-10,611.26㎡
◆ 延床面積-124,041.48㎡
◆ 構造-鉄骨造(2階~25階)、鉄筋コンクリート造(地下2階~1階)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-ソニー
◆ 設計・監理-日建設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 竣工-2011年03月10日(工事完了)
◆ オープン-2011年07月

 
 
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「ゲートシティ大崎」側から見た様子です。
 
 

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奥行は横幅に比べ狭いです。
 
 
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ペデストリアンデッキです。将来的には建設中の「大崎ウィズシティ」までデッキが延長される予定です。 
 
 
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街区図です。
 
 
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「ソニーシティ大崎」の入口です。 
 
 

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「ソニーシティ大崎」のエントランスは北側にあります。エントランスは2階になります。地下2階が機械室、地下1階と1階が駐車場となっています。
 
 1階と2階の間に免震層があって、ペデストリアンデッキのある2階から上がフロアになっています。 
 
 
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ビルの壁面には、「すだれ」状の環境配慮型外装システム「バイオスキン」を採用しています。
 
 水が気化する際に周囲の熱を奪う性質を利用し、外部の空気を冷却します。気化冷却により、ビル内部の空調負荷を軽減し、ヒートアイランド現象の抑制に効果を発揮します。「日建設計、TOTO、アベルコ」の共同開発で、世界初の採用事例となっています。
 
 壁面のルーバーの中に水(雨水があれば雨水)を通し、流れる水がルーバー表面から蒸発する際の気化熱によって周辺空気を冷やします。
 水が流れているルーバーの表面は、通していないものよりマイナス10度となり、周辺環境の温度も2~3度低下することがシミュレーション結果として出ているそうです。
 
 
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東側の「TSUTAYA大崎駅前店」との間の植栽です。
 
 
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「TSUTAYA大崎駅前店」です。「TSUTAYA大崎駅前店」は、2階に「スターバックス」を併設し、購入前の書籍や雑誌を読むことが出来ます。
 
 2階・中2階は「BOOK & CAFE」、1階はCD(2万枚)・DVD(4万枚)レンタル、CD・DVD・ゲーム販売となっています。書籍とカフェを融合する業態となっています。

 
 
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南側から見た様子です。
 
 
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敷地南側も大規模に植栽が行われています。
 

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東側に行くと「TSUTAYA大崎駅前店」に行けます。
 
 
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西側にも遊歩道があります。
 
 
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「大崎ウエストシティタワーズ」との間の道路です。道路の先が見通せないこの感じがいいですね!
   
 
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西側も大規模に植栽が行われています。 
 
 
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「大崎ウエストシティタワーズ」との間の道路です。緑が多いと気持ちがいいですね。再開発を行うと多くの場合このように緑が大幅に増えます。
 
 
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北西側から見た様子です。西側は、「大崎ウエストシティタワーズ」に配慮して窓がほとんどありません。  
 
 
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JR大崎駅からは、「ThinkPark Tower(シンクパーク タワー)」を経由して、「大崎ウエストシティタワーズ」までデッキで結ばれています。
 
 
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「ThinkPark Tower(シンクパーク タワー)」と面する北側です。
 
 
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北側にも歩行者デッキが整備されています。

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2011年12月30日 (金)

千代田区 竣工した「みどりコート平河町(JA共済ビル&平河町レジデンス)」

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-JA共済ビル&平河町レジデンス-

 千代田区の平河町(ひらかわちょう)で行われていた全共連(全国共済農業協同組合連合会)」の「全共連ビル」の建て替え計画「(仮称)全共連ビル」が完了しました。
 
 街区全体の名称が「みどりコート平河町」で、地上21階、地下2階、高さ約102.00mのオフィス棟「JA共済ビル」と地上18階、塔屋1階、地下2階、高さ約80mの住宅棟「平河町レジデンス」の2棟で構成されています。
 
JA共済ビル&平河町レジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)全共連ビル
◆ 所在地-東京都千代田区平河町二丁目7番9号
◆ 階数-<JA共済ビル>地上21階、地下2階、<平
河町レジデンス>地上18階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-<JA共済ビル>最高部102.00m、軒高99.60m、<
平河町レジデンス>最高部約80m、軒高約78m
◆ 敷地面積-13,575.73㎡(施設全体)
◆ 建築面積-5,880.64㎡(施設全体)
◆ 延床面積-
87,477.61㎡(施設全体)
◆ 構造-<JA共済ビル>鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造 、鉄筋コンクリート造)、 <平河町レジデンス>鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、会議施設
◆ 建築主-全国共済農業協同組合連合会
◆ 設計・監理-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店 
◆ 竣工-2011年02月25日
 
 
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「JA共済ビル」を南西側から見た様子です。「JA共済ビル」は敷地南側に建設されました。
 
 地上21階、地下2階、高さ約102.00mのオフィスビルで、2011年3月14日から業務開始しています。
 
 
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オフィスフロアは、南北約69.6m(内側)×東西約37.3m(内側)、基準階面積1,807.76㎡(546.84坪)、天井高2,800mmとなっています。
 
 
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「JA共済ビル」の下層階の様子です。
 
 
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「JA共済ビル」と「平河町レジデンス」の連絡部です。下層階は、「JA共済ビル」と「平河町レジデンス」の供用空間となっています。
 
 
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「平河町レジデンス」を南西側から見た様子です。「平河町レジデンス」は敷地北側に建設されました。
 
 地上18階、塔屋1階、地下2階、高さ約80mの高級賃貸住宅です。総戸数117戸で、2011年3月初旬に入居開始されています。
 
 
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「平河町レジデンス」の下層階の様子です。
 
 
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「平河町レジデンス」を北西側から見た様子です。
 
 
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街区の建物を囲むように、多彩で個性的なガーデンが配置されています。
 
 
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「みどりコート平河町」は南側が高く、北側が低い傾斜地に建設されています。

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2011年12月27日 (火)

新宿区 竣工した「新宿フロントタワー」

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-新宿フロントタワー-

 新宿地区では、大規模な超高層オフィスビルが今年2棟竣工しました。「新宿フロントタワー」と「住友不動産新宿グランドタワー」です。
 
 「新宿フロントタワー」は、計画名が「(仮称)北新宿地区 再開発計画」で、施設全体の正式名称は「新宿フロントスクエア」です。
 
超高層の業務棟の「新宿フロントタワー」と分譲の住宅棟の「ザ・パークハウス 新宿タワー」で構成されています。
  
 この土地は、
特定建築者として三菱地所・平和不動産連合が落札しました。当時はプチバブルだったので1154億1千万円という高額でした。
 
 建築計画のお知らせでは、地上35階、塔屋1階、地下2階、高さ166.50mとなっていましたが、三菱地所の公式HPを見ると地上35階、塔屋1階、地下2階、高さ(最高部163.4m)となっています。
 東京都の公式HPはデータがまだ更新されず建設中のままなので正確には分かりませんが、高さが最高部163.4mに変更になった可能性があります。
 
 「新宿フロントタワー」は、2011年5月30日に竣工し、2011年9月初旬から供用開始されました。
 1・2階が店舗、3階がクリニックモール、4階が新事業創造フロア、5階~34階がオフィスとなっています。
 
 三菱地所・ニュースリリース(2011/05/30)
 北新宿地区第二種市街地再開発事業(1街区)業務棟 「新宿フロントタワー」本日竣工 交通至便な西新宿エリアに大規模複合ビルが誕生
 
新宿フロントタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)北新宿地区 再開発計画
◆ 所在地-東京都新宿区北新宿二丁目21-1
◆ 階数-地上35階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部163.4m
◆ 敷地面積-14,428.17㎡(街区全体)、9,628.17㎡(業務棟)
◆ 建築面積-3,552.13 ㎡(業務棟)
◆ 延床面積-93,996.52㎡(業務棟)
◆ 構造-地上:鉄骨造、地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 建築主-三菱地所、平和不動産、キャピタランド
◆ 設計・監理-三菱地所設計、鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 竣工-2011年05日30日
◆ 供用開始-2011年09月初旬
 

 
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「新宿フロントタワー」を南西側から見た様子です。
 
 
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オフィスフロアは、東西43.200m(内側)×南北50.400m(内側)、基準階面積1,689.32㎡(511.02坪)、天井高2,900mmとなっています。
 
 
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メインエントランスは、南側の「青梅街道」沿いにあります。吹き抜け空間になっている様子が分かります。
 
 
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敷地北側の低層部です。
 
 
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敷地北側には大規模な公開空地が設けられています。
 
 
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大規模な植栽も行われています。
 
 
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超高層の業務棟の「新宿フロントタワー」と分譲の住宅棟の「ザ・パークハウス 新宿タワー」の間も公開空地になっています。

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2011年12月26日 (月)

JR立川駅前 地上32階、高さ約130m「立川都市計画立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地

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-立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業-
 
JR立川駅は、JR中央本線・青梅線・南武線の3路線が乗入れる鉄道交通の要衝となっています。
 更に北口は、多摩都市モノレール「立川北駅」に隣接するなど交通結節点として非常に恵まれています。
   
 恵まれた立地条件を生かすため、土地の合理的かつ健全な高度利用を図り、周辺土地利用と調和した商業施設及び都市型住宅を整備するとともに、歩行者の安全性・回遊性を向上させる歩行者デッキを整備し、中心市街地の活性化と建築物の不燃化など災害に強いまちづくりを行っています。
 
 駅周辺の最大規模の再開発として、JR立川駅の北西側に隣接する「第一デパート」と「第一デパート」西側の雑居ビル群や南側の駐輪場の再開発を行い、地上35階、塔屋1階、地下3階、高さ約130m、延床面積約56,000㎡の再開発ビルを建設する計画でした。
 
 その後、概要が少し変更になり、
地上32階、塔屋1階、地下1階、高さ約130m、延床面積約55,563㎡の再開発ビルとなりました。階数は減りましたが、高さや延床面積等の変更はありません。
 
 東京都報道発表資料(2011/05/11)
 
立川駅北口西地区市街地再開発組合の設立認可について
 
 「野村不動産」は、「立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業」の参加組合員として事業参画します。
 住宅保留床約300戸(予定)などを取得する予定です。そのため共同住宅部分は「プラウドタワー」になると思われます。
 
 野村不動産・ニュースリリース(2011/05/27)
 多摩エリアを代表する2つの駅「立川」「府中」の駅前再開発に野村不動産が事業参画

 
立川駅北口西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都立川市曙町一丁目、二丁目、柴崎町二丁目、三丁目の各地内
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-約130m
◆ 施行区域面積-約7,000㎡
◆ 敷地面積約-約5,900㎡
◆ 建築面積-約4,700㎡
◆ 延床面積-約55,563㎡
用途-共同住宅(9階~32階)、商業施設(地上1階、3階~5階)、オフィス(6階・7階)
総戸数-319戸
建築主-立川駅北口西地区市街地再開発組合(参加区組合員:野村不動産)
◆ 事業コンサルタント-アイテック企画
◆ 設計者-松田平田設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 総事業費-約179億円
◆ 着工-2012年11月予定
◆ 竣工-2015年11月予定
 
 
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「第一デパート」の東側は公開広場になる予定です。
 
 
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「第一デパート」を北西側から見た様子です。「第一デパート」は、地上6階、地下1階で、1966年にオープンしました。建物はかなり老朽化しています。
 
 
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「第一デパート」の西側の雑居ビル群も再開発区域に含まれます。
 
 
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JR立川駅の北西側には、 多摩都市モノレールの多摩モノレール線「立川北駅」があります。JR立川駅の南西側にも「立川南駅」があります。
 
 
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多摩モノレール線「立川北駅」の東側に隣接して「伊勢丹立川店」があります。北口には大規模なペデストリアンデッキが整備されています。
 
 北口には「高島屋立川店」、「ルミネ立川店」、「ビックカメラ立川店」など大規模商業施設が集積しています。
 
 
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JR立川駅の南北自由通路です。通路は広いですが、このようにいつも賑わっています。南北自由通路の西側には駅ナカ商業施設「エキュート立川」があります。「エキュート立川」は、大宮駅、品川駅に続く最大規模の駅ナカ商業施設です。
 
 JR立川駅には、中央本線・青梅線・南武線の3路線がが乗入れる島式4面8線(他に貨物線・留置線・引き上げ線4線)の地上駅です。
 一日平均乗車人員は15万人を超え、JR東日本管内では東京都の中で23区外の駅では最多です。
 この数字はJR線同士の乗り換え客を含んでいません。実際の駅利用者数はさらに多いため駅は常に込み合っています。
 
 
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南口にも、北口と同じくペデストリアンデッキが整備されています。北口と比べてると開発は遅れています。

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2011年12月25日 (日)

柏の葉キャンパス148街区 建設予定の超高層タワーマンションの名称は「パークシティ柏の葉キャンパス三番街?」

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-柏の葉キャンパス148街区-

 つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」の駅前の「147街区」では、「三井不動産レジデンシャル」により、総戸数880戸の「パークシティ柏の葉キャンパス二番街」が建設中です。

 引き続き「148街区」が大規模開発されます。「148街区」のうち24,344.69㎡の敷地に「商業・オフィス棟」、「ホテル・ホール棟」、パティオ、立体駐車場、「東京大学駅前キャンパス」の建設が行われます。
 
 三井不動産・ニュースリリース(2011/12/22)
 公民学が連携して街づくりを進める「柏の葉キャンパス」 新成長戦略の柱となる「総合特区」の対象地域として内閣府より選定 
 
 「三井不動産」のニュースリリースのイメージ図を見ると「148街区」に建設を予定している2棟の超高層タワーマンションの名称が「パークシティ柏の葉キャンパス三番街」となっています。
 
 正式名称が「パークシティ柏の葉キャンパス三番街」に決定したとみて間違いないと思います。
 当初計画では、着工が2008年10月初旬予定、竣工が2011年7月末日予定でしたが、まだ着工されていません。
 しかしここまではっきりした
イメージ図が公開されると着工が近いと見て間違いないと思われます。

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2011年12月24日 (土)

本日はクリスマス・イヴ! 東京・横浜イルミネーション2011「東京ミッドタウン・六本木ヒルズ・横浜みなとみらい21・その他」

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東京ミッドタウン 「MIDTOWN CHRISTMAS 2011」 その(1) スターライトガーデン<第一章> スペースジャーニー
 
 東京ミッドタウンの「MIDTOWN CHRISTMAS 2011」は、2011年11月15日(火)~12月25日(日)まで開催されています。
 「スターライトガーデン」は、2011年11月15日~12月4日の<第一章>と12月5日~25日の<第二章>に分かれています。 
 
 「スターライトガーデン」は、アラブ首長国連邦のドバイを本拠地とする「エミレーツ航空」がスポンサーとなっています。
   
 
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東京ミッドタウン 「MIDTOWN CHRISTMAS 2011」 その(2) スターライトガーデン<第一章> スペースジャーニー
 
 
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東京ミッドタウン 「MIDTOWN CHRISTMAS 2011」 その(3) スターライトガーデン<第一章> スペースジャーニー
 
 
  
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東京ミッドタウン 「MIDTOWN CHRISTMAS 2011」 その(4) ビッグサンタブーツ 
 
 
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東京ミッドタウン 「MIDTOWN CHRISTMAS 2011」 その(5) オーロラ・ロード 
 
 
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東京ミッドタウン 「MIDTOWN CHRISTMAS 2011」 その(6) バンブー イルミネーション
 
 
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東京ミッドタウン 「MIDTOWN CHRISTMAS 2011」 その(7) ダズリング・ツリー 
 
 
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六本木ヒルズ 「Artelligent Christmas 2011 in Roppongi Hills」 その(1) 毛利庭園イルミネーション
 
 テレビ朝日「報道ステーション」の気象情報コーナーで「青山愛(あおやまめぐみ)」アナウンサーが中継する「毛利庭園」で行われているイルミネーションです。
 
 六本木ヒルズの「Artelligent Christmas 2011 in Roppongi Hills」は、2011年11月8日(火)~12月25日(日)まで開催されています。
 
 
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六本木ヒルズ 「Artelligent Christmas 2011 in Roppongi Hills」 その(2) けやき坂イルミネーション SNOW & BLUE
 
 
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六本木ヒルズ 「Artelligent Christmas 2011 in Roppongi Hills」 その(3) けやき坂イルミネーション SNOW & BLUE
 
 
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六本木ヒルズ 「Artelligent Christmas 2011 in Roppongi Hills」 その(4) 66プラザイルミネーション 
 
 
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お台場 「イルミネーションアイランドお台場2011」 その(1) 
 
 お台場の「イルミネーションアイランドお台場2011」は、お台場周辺の12の会場で行われています。開催期間は施設により違うので、公式ホームページで確認して下さい。
 
 
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お台場 「イルミネーションアイランドお台場2011」 その(2)
 
 
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お台場から見た「レインボーブリッジ」です。
 
 
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お台場 「イルミネーションアイランドお台場2011」 その(3)
 
 
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表参道ヒルズ 「OMOTESANDO HILLS Christmas 2011. Stars of Dreams with Panasonic Beauty」 その(1)
 
 表参道ヒルズの「OMOTESANDO HILLS Christmas 2011. Stars of Dreams with Panasonic Beauty」は、11月2日(水)~12月25日(日)まで開催されています。
 
 
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表参道ヒルズ 「OMOTESANDO HILLS Christmas 2011. Stars of Dreams with Panasonic Beauty」 その(2)
 
 
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横浜みなとみらい21地区 「クリスマスイルミネーション2011」 その(1)
 
 横浜みなとみらい21地区の各場所で、イルミネーションイベントが行われています。開催期間は施設により違うので、公式ホームページで確認して下さい。
 
 
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横浜みなとみらい21地区 「クリスマスイルミネーション2011」 その(2)
 
 
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横浜みなとみらい21地区 「クリスマスイルミネーション2011」 その(3)

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2011年12月23日 (金)

品川区 オープンした「阪急大井町ガーデン」 日本最大級の1100室のビジネスホテル「アワーズイン阪急」など

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-阪急大井町ガーデン・アワーズイン阪急-
 
日本テレビ系ドラマ「家政婦のミタ」の最終回の平均視聴率が関東地区で40・0%という驚異的な数字でした。
 ドラマで40%の大台を突破したのは、2000年3月26日にTBS系で放送された「ビューティフルライフ」最終回の41・3%以来で、11年9ヶ月ぶりだそうです。
 
 制作サイドは、「続編も映画化もない!」と明言していますが、モロに続編があるような終わり方でした。
 多くのテレビドラマで、制作サイドはこのような公約を守った事が無いので、間違いなく続編もしくは映画化されるでしょうね(笑)。
 
 本題に戻って、2011年3月14日(月)に品川区の大井町駅前に「阪急大井町ガーデン」のがオープンしました。
 3月11日の「東日本大震」の影響を受けて、多くの商業施設が開業延期する中で予定通りオープンしました。
 

 「阪急大井町ガーデン」は、
エイチ・ツー・オー リテイリンググループ」が大井町駅前に建設した地上30階、高さ99.15mの複合施設の正式名称です。
 「アワーズイン阪急」、「阪急百貨店大井食品館」、スーパー銭湯「おふろの王様」、「阪急大井テニス&ゴルフスクール」などで構成されています。
 
 メインテナントは、ビジネスホテルの新「アワーズイン阪急」となります。新「アワーズイン阪急」は、
日本最大級の1100室のビジネスホテルで、最安値のシングルプラン(シャワー、冷蔵庫付)は、お風呂はありませんが、一泊5500円と大変魅力的な価格となっています。
 
 引き続き、今までの「アワーズイン阪急(客室総数830室)」を解体して二期工事が行われています。二期部分は2014開業予定で、ホテル、商業施設などを予定しています。
 
 
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「阪急大井町ガーデン」の下層階部分です。1階が「阪急百貨店大井食品館」と商業施設(飲食・コンビニ)、2階が商業施設(飲食・物販・サービス)、3階がホテルのフロントと貸会議室となっています。
 
 スーパー銭湯「おふろの王様」は3階・4階部分、「阪急大井テニス&ゴルフスクール」は4階・6階部分(5階は中間免震層)にあります。
 
 
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壁面緑化が行われています。
 
 
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2011年3月14日(月)にオープンした新しい
「アワーズイン阪急」です。5階に中間免震層を設けた「免震構造」となっています。6階以上が客室で、日本最大級の1100室のビジネスホテルとなっています。
 
 
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撮影時、今までの「アワーズイン阪急(客室総数830室)」の解体工事が一部分に引き続き「大林組」により行われていました。
 「労災保険関係成立票」を見ると解体工事の工期は2011年6月1日~2012年1月31までとなっていました。
 
 撮影からかなり日数が経過しているので、現在はほとんど姿を消していると思われます。二期部分は2014開業予定で、ホテル、商業施設などを予定しています。

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2011年12月21日 (水)

足立区 東京都が「東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業」を認可!

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-東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業-

 東武鉄道伊勢崎線の「北千住」~「 北越谷間」は、JR以外では日本の鉄道では最長の複々線区間となっています。その中の多くの部分が立体交差化されています。
  
 しかし足立区の「竹ノ塚駅(たけのつかえき)」付近は、周辺道路の交通量が多いにも関わらず地上を走っています。
 2005315日夕方に遮断機誤開による事故が発生し、2人が死亡、2人が重傷を負うという痛ましい事故が発生し、高架化へ機運が一気に高まりました。
 この踏切は最大40mの間を5本の線路が通り、朝のピーク時には1時間中58分が遮断機の下りている「開かずの踏切」として以前より問題になっていました。
 

 「東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業」は、足立区の東武伊勢崎線竹ノ塚駅近くの踏切を含む前後約1.7kmの高架化事業です。
 「足立区」が主体となって鉄道の立体交差化を進めます。区が主体となって鉄道の立体交差化を進めるのは都内で初めてです。
 
 東京都は、「東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業」について、2011年12月20日に、都市計画法第59条第1項の規定に基づき事業を認可しました。
 
 東京都報道発表資料(2011/12/19
 東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業を認可します。
 
 総事業費は約540億円と見込まれ、国と都、区が84%、東武鉄道が16%を負担する予定です。2012年秋の工事着手を目標に用地買収などを進め、2018年度末までの完成を目指します。
 
 関連事業も含めた事業施行期間は、2011年12月20日~2021年3月31日までの予定です。
 本事業に併せて、関連する西口の交通広場を含む足立区画街路第14号線の整備を実施します。

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2011年12月20日 (火)

世田谷区 グランドオープンした「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」 巨大な吹き抜け空間「ガレリア」など

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-二子玉川ライズ・ショッピングセンター-

 東急田園都市線と大井町線の「二子玉川駅」の東側で大規模な再開発事業が進行しています。
 「二子玉川東地区市街地再開発組合、東京急行電鉄、東急不動産」が進めている「二子玉川東地区第一種市街地再開発事業」です。
   

 東急グループが運営する大型商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」および「二子玉川ライズ・ドッグウッドプラザ」が、2011年3月19日にグランドオープンしました。
 当初は、3月17日のオープン予定でしたが、「東日本大震災」の影響により2日延期してのオープンとなりました。
 
 本来なら大々的にオープンしてワイドショーなどでも盛んに取り上げられたと思います。しかし、大震災による自粛ムードの中でひっそりとオープンしました。
 というか当時は、福島第一原発が危機的な状態で、首都圏にも深刻な影響を及ぼす事が懸念されていた時期だったのでそれどころではなかったです。
 
 
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「Ⅰ-b街区」の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター&オフィス」です。南棟の業務棟と北棟の商業棟で構成されています。
 
 概要は、業務棟が地上16階、地下2階、高さ82.20mで、商業棟が地上8階、地下2階です。
 施設全体の敷地面積13,416.66㎡、建築面積11,070.76㎡、延床面積は106,750.78㎡となっています。
 
 その中で、「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」は、総面積約34,700㎡で、「タウンフロント(地下1階~8階)」、「リバーフロント(地下1階~5階)」、「ステーションマーケット(地下1階~1階)」の3館で構成されています。
 
 20代後半~30代後半の女性をメインターゲットにファッションやライフスタイル、カフェやレストランなど全157店舗の専門店が出店しています。
 地下1階には、東急百貨店「二子玉川 東急フードショー」と東急ストアが同一フロアに出店し、二子玉川地区最大級の食品フロアが広がっています。
 
 
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改札前のコンコースが以前よりも更に賑わいを増しました。
 
 
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コンコースを抜けるとガラスの大屋根が迎えます。この部分が「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」の玄関口になります。
 
 
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「二子玉川ライズ・ショッピングセンター&オフィス」」の「タウンフロント」と「リバーフロント」の間には、巨大な「ガレリア」が設けられています。
 
 
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「ガレリア」は巨大な吹き抜け空間となっています。
 
 
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正面から見た様子です。「タウンフロント」と「リバーフロント」の2階~5階は各フロアがデッキ状の連絡通路で結ばれています。
 
 
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連絡通路です。
 
 
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「ガレリア」を東側から見た様子です。広場にはオブジェが設置されています。
 
 
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連絡通路を東側から見た様子です。
 
 
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「二子玉川ライズ・ショッピングセンター&オフィス」の東側には、交通広場が整備されました。実質的な「二子玉川駅」の駅前広場になります。南側にはバス乗り場が整備されています。
 
 東側の更地には「二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]」が建設予定です。地上30階、地下2階、高さ137.00mの大規模な超高層複合ビルが建設されます。
 

 将来的には、「リボンストリート」によって、Ⅲ街区の「二子玉川ライズワー&レジデンス」まで結ばれ歩行者のメインの導線となります。
 
 
  
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北側には、タクシー乗り場が整備されています。
 
 
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バス乗り場とタクシー乗り場の間には、屋根付きの通路が整備されています。
  
 
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「二子玉川ライズ・ショッピングセンター&オフィス」の南側の歩道です。再開発前は歩道らしきものも無く、歩きにくかったです。これも再開発のいいところですね。
 
 
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再開発地区の南側の道路が大幅に拡幅され4車線の立派な道路になりました。
 
 
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高架下を東側から見た様子です。すっかり明るく開放的になりました。再開発前の薄暗くちょっと歩くのが怖かった場所から完全に生まれ変わりました。
 
 
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高架下を西側から見た様子です。上は東急の「二子玉川駅」となっています。橋脚に落書きされていました。
 
 こんなに美しくなった場所に落書きをする人の気持ちが私には全く理解する事が出来ません・・・
 
 
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「二子玉川駅」の西側エリアの「Ⅰ-a街区」です。概要は、地上8階、地下1階、高さ45.70m、敷地面積2,950.05㎡、建築面積2,468.45㎡、延床面積17,201.07㎡です。道路を挟んで「玉川高島屋S・C」に面しています。
 
 「Ⅰ-a街区」は、地下1階が商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・ステーションマーケット」となっています。
 
 1階~8階が、「二子玉川ライズ・ドッグウッドプラザ」他となります。「二子玉川ライズ・ドッグウッドプラザ」は、「ナトー・コーポレーション」と「東神開発」が共同運営した商業施設で、全42店舗で構成されています。  
  
 
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道路を挟んだ「玉川高島屋S・C」とはデッキで結ばれています。道路をショートカットして渡る人が多いためか中央分離帯にフェンスが設置されています。
 
 
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「玉川高島屋S・C」です。”住みたい街” として大人気の高い二子玉川エリアでの老舗の商業施設です。
 
 新たに「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」がオープンした事により、二子玉川地区は、東京都区部南西側の拠点として存在感を一段と増しました。
 更に「二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]」が完成すると東京都内でも有数の一大拠点になります。

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2011年12月19日 (月)

本格的に供用開始された「横須賀線・武蔵小杉駅」と「南武線・武蔵小杉駅」の乗り換え新連絡通路 傾斜のある動くスロープ他

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-JR横須賀線・武蔵小杉新駅-
 JR横須賀線「武蔵小杉新駅」が、2010年3月13日に暫定開業しました。駅舎関連の工事が長引き、南武線との連絡通路やホーム下の工事を残して開業しました。
 
 暫定的に供用開始されていた「横須賀線・武蔵小杉駅」と「南武線・武蔵小杉駅」との乗り換えの連絡通路ですが、当初は2011春の新連絡通路の供用開始を予定していました。しかし、3月11日に発生した「東日本大震災」の影響により延期されていました。
 
 数ヶ月遅れの2011年6月25日から供用開始されました。約390mあった乗換距離が約100m短縮されました。
 また動くスロープを3ヶ所(計6台)設置、エレベーター2台を新設されました。また横須賀線ホーム北側に
エスカレーター2ヶ所(計3台)が新設されました。
 
 新連絡通路が完成したことに伴い、暫定連絡通路の間の暫定措置であった「改札外乗換(一旦出場して30分以内に乗換え)」が廃止になりました。
 
 今回、撮影の時間が一番込む時間帯でした。「横須賀線・武蔵小杉駅」のホームの込み様には驚きました。マンションの建設ラッシュでの人口急増+乗り換え客で混むんでしょうね。
 
 
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ホーム南側から降りると「南武線・武蔵小杉駅」まで遠くなります。
 
 
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「横須賀線・武蔵小杉駅」のホーム北側に新たにエスカレーター2ヶ所(計3台)が新設されました。
 
 
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ここから降りると「南武線・武蔵小杉駅」はより近くなります。
 
 
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スタートです。
 
 
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1基目の動くスロープです。
 
 
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この動くスロープは傾斜しているので選択しなかったら階段になります。
 
 
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ほぼ90度曲がります。ここにはエレベーターも設置されています。
 
 
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新連絡通路は、以前の暫定連絡通路と比べるとかなり広くなりましたが、それでも朝のラッシュ時にはこんな感じです。双方向通行、しかもみな早歩きなの気をつけないと人にぶつかります。
 
 
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2基目の動くスロープです。駅利用者の利便性を図るため、最大10度の傾斜のある動くスロープを3ヶ所(計6台)設置していますが、傾斜のある動くスロープを設けるのはJR東日本の駅では初めてだそうです。
 
 
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3基目の動くスロープです。
 
 
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時計は午前8時19分でした。一番込む時間帯だったんですね。
 
 
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南武線の2番線ホーム(立川方面)側に出ます。1番線ホーム(川崎方面)に向かうには上の陸橋を渡ります。
 
 
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南武線の1番線ホーム(川崎方面)側に出ます。
 
 
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「南武線・武蔵小杉駅」のホームに到着しました。

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2011年12月16日 (金)

「大手町2丁目地区」の大規模再開発がいよいよ動き出す?

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大手町2丁目地区の大規模再開発-
 「建設工業新聞」が伝えるところによると「都市再生機構」は、逓信総合博物館が入る逓信ビルや旧東京国際郵便局などがある東京都千代田区の「大手町2丁目地区」の約20,000㎡で、個人施行による市街地再開発事業を行うようです。
 2012年度中に千代田区から事業認可が得られるよう、具体的な手続きに入っていく予定です。
 
 この敷地は、このブログで過去に何度か取り上げた事がある「2-1街区」に該当します。「国立印刷局、日本郵政グループ(2社)、NTT、NHK」の5社が土地の権利者となっています。
 すでに南東側の「日本郵政グループ」他のビルはかなり前に解体されて更地になっています。現在残っているのは「逓信ビル」と「東京国際郵便局ビル」です。
 
 同地区の建ぺい率は70%、容積率は1470%が上限になっており、単純計算で最大延床面積294,000㎡の巨大な再開発ビルが建設可能となります。
 事業計画では、地下鉄大手町駅と地上と地下を結ぶ半地下の「サンクンガーデン」を整備し、にぎわいや交流拠点の整備、みどりと安らぎの空間を整備する予定です。
 
 今回の再開発には、「NTTコミュニケーションズ大手町ビル」と「NTTコミュニケーションズ大手町ビル別館」は含まれません。別途再開発が行われると思われます。
 「三菱総合研究所ビルヂング」は、現在建設中の「第2次再開発事業」への容積率移転のため「第2次再開発事業」の完成後に解体予定です。
 
 
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「第2次再開発事業」の仮囲いに掲示してある街区図です。
 
 
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南東側の「日本郵政グループ」他のビルはかなり前に解体されて更地になっています。

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2011年12月15日 (木)

さいたま市「浦和駅周辺鉄道高架化事業」 高架に移行したJR浦和駅4番線ホーム

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-浦和駅周辺鉄道高架化事業-
 森ビルによると「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」が2011年12月末に上棟するそうです。「鉄筋コンクリート造(RC造)」を主体にした超高層複合ビルにしては随分早いですね。
 
 海外ではよく見る「鉄筋コンクリート造(RC造)」を主体とした超高層複合ビルですが、これから日本でも増えて行くと思います。

 ところで ”47階の屋上には、テラススペースを設けたルーフガーデンを設置。展望回廊から東京を一望できます。” と書いていますが、一般人でも入れるんですかね?
 
 森ビル・ニュースリリース(2011/12/14)
 緑の生活都心「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」上棟

 
 本題に戻って、「JR浦和駅」は、「浦和駅周辺鉄道高架化事業」が進行中です。浦和駅を中心に延長約約1,320m(高架化区間約1,000m)を連続立体交差化(高架化)するプロジェクトです。
 
 高架工事だけではなく、東北貨物線に旅客ホームを新設し、「湘南新宿ライン」の浦和駅停車が可能となります。全面開業時には島式3面6線の立派な高架駅となります。
 
 ホーム長は、1・2番線ホーム(京浜東北線)は10両編成対応、3・4番線ホーム(宇都宮線・高崎線)は15両編成対応、5・6番線ホーム(湘南新宿ライン)は15両編成対応になる予定です。
 
 JR浦和駅の高架化工事に伴い、2011年3月5日(土)の夜から6日(日)の夕方にかけて、一部電車の運転を取りやめ宇都宮線・高崎線の経路変更を実施し、4番線ホームが高架に移行しました。
 2011年8月28日(日曜日)からは、「浦和駅」の改札を通らずに駅の東西を行き来できる東西仮通路も開通しました。
 
浦和駅高架化工事のスケジュール
◆ 1番線ホーム 京浜東北線(上り)-2007年01月14日完了
◆ 2番線ホーム 京浜東北線(下り)-2008年05月18日完了
◆ 3番線ホーム 宇都宮線・高崎線(上り)-2009年12月20日完了
◆ 4番線ホーム 宇都宮線・高崎線(下り)-2011年03月06日完了
◆ 5番線ホーム 湘南新宿ライン(上り)-2012年度完了予定
◆ 6番線ホーム 湘南新宿ライン(下り)-2012年度完了予定
 
 現在は、東北貨物線に「湘南新宿ライン」の旅客ホームを新設する工事が行われています。
 
 詳しくは → 浦和駅高架化工事の施行順序
 
 完成予想図 → 浦和駅の完成イメージ
 
 
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「宇都宮線・高崎線」のホーム南端から南側を見た様子です。
 
 
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複々線の軌道が見えます。
 
 
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「宇都宮線・高崎線」のホーム南端から北側を見た様子です。1・2番線ホームの「京浜東北線」が10両編成対応に対し、「宇都宮線・高崎線」は15両編成対応のためホームが長くなっています。
 
 
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ホームの中央くらいです。ホームの幅は広くもなく狭くもなくという感じです。
  
 
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エレベーターです。「宇都宮線・高崎線」のラインカラーであるオレンジの縁取りとなっています。
 
 
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「宇都宮線・高崎線」の電車にはグリーン車が連結されているので、ホームには「Suicaグリーン券売機」が設置されています。
 
 
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グリーン車です。「グリーン券」は、車内で買うと250円高くなります。なおかつ現金のみの取り扱いとなります。
  
 
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どの路線もグリーン車は、ラッシュ時以外はいつもガラガラです。社会勉強のために1度だけ乗った事があります。
 
 関西人の私には、100%座れるわけでもないのに750円(50kmまで、51km以上は950円)も追加で支払って乗る理由がよく分かりませんでした。富裕層の多い首都圏でしか成立しないビジネスだと思います。
 
 
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ホーム両端は狭いのでラッシュ時にはかなり込みます。
 
 
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「宇都宮線・高崎線」のホーム北端から南側を見た様子です。1・2番線ホームの「京浜東北線」が10両編成対応に対し、「宇都宮線・高崎線」は15両編成対応のためホームが長くなっています。
 
 
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「宇都宮線・高崎線」のホーム北端から北側を見た様子です。
 
 
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かなりの勾配で地上に降りている様子が分かります。急勾配を駆け上がってくる「E231系電車」に萌えです。
 
 
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現在は、東北貨物線に「湘南新宿ライン」の旅客ホームを新設する工事が行われています。
 
 
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工事はちょっとややこしく、5番線は「東北貨物線」の上り線高架橋をそのまま使用するのではなく、新たに新設します。
  
 ホームは、現在の「東北貨物線」の上り線高架橋を解体して島式ホームを新設します。6番線は、東北貨物線の下り線高架橋を改良して使用します。
 
 
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高架下のコンコースです。 
 
 
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柱の広告は、大型フラットディスプレイの「デジタルサイネージ」化された「J・ADビジョン」が設置されると予想していましたが、撮影時はまだ設置されていませんでした。
 
 柱を見るといつでも「J・ADビジョン」が設置出来るようになっているので、最終的には多くの柱に「J・ADビジョン」が設置されると思われます。

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2011年12月14日 (水)

「(仮称)大手町1-1計画 ”りそなマルハビルと三菱東京UFJ銀行大手町ビルの再開発」は、地上22階、高さ約115mと地上29階、高さ約150mの超高層ビル

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-(仮称)大手町1-1計画-

 今朝、ビックリするようなニュースが入ってきました。物質に重さ(質量)を与えているとされる未知の素粒子「ヒッグス粒子」がついに歴史的な発見がされるかも知れないそうです。
 
 私は超文系人間なので科学の事はあまり詳しく無いですが、「ニュートン」は欠かさず毎月買って読んでいるので、これがいかに凄い事か少しは理解出来ます。私の生きている間には発見は不可能と思っていました。科学の進歩恐るべし!
 
 本題に戻って、日経新聞が伝えるところによると、かねてよりウワサされていた「りそなマルハビル」と「三菱東京UFJ銀行大手町ビル」の再開発が「(仮称)大手町1-1計画」としていよいよ動き出すようです。
 
 「(仮称)大手町1-1計画」の敷地面積は合計約16,000㎡で、2012年から順次解体に入リ、2013年~2016年にかけて2棟建設する予定です。
 建物の総工費は700億~800億円で、建て替え後の両ビル合計の延床面積は約250,000㎡となり、従来の2棟より5割ほど増える見込みです。
 
 また巨大災害などに備え、街区には大型の非常用発電機を設置します。災害時の帰宅困難者を支援するための一時待機施設も設ける予定でです。
 
-A棟-
 「りそなマルハビル」の解体跡に建設する「A棟」は、区分所有者である「三菱地所」と「JXホールディングス」が共同で開発します。
 概要は地上22階、高さ115m程度を予定し、完成後は一部に「JXホールディングス」の本社機能が入る予定です。
 
-B棟-
 「三菱東京UFJ銀行大手町ビル」の解体跡に建設する「B棟」は、「三菱地所」の単独開発で、地上29階、高さ150m程度を予定しています。
 
 上層部には丸の内周辺で「三菱地所」が主導する物件では初の取り組みとなる「サービスアパートメント」と呼ぶ高級賃貸住宅を設けます。 客室には家具やキッチンなどを常設し、数ヶ月~数年の滞在需要を取り込みます。
 
 
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-りそなマルハビル-

 解体される「りそなマルハビル」です。「りそなマルハビル」は、「大洋ビル」として大洋漁業により建設され、1978年11月に竣工しています。
  
  地上24階、塔屋2階、地下4階、高さ107.95m、敷地面積6,683㎡、建築面積4,810㎡、延床面積74,643㎡です。1980年には「BCS賞(Building Contractors Society)」を受賞しています。
 
 「三菱地所」は、区分所有権の73%を取得価格約1,620億円で2008年4月30日の取得しています。
 
 残り27%の区分所有権は、東急リアル・エステート投資法人→三菱地所などが出資する特別目的会社→新日本石油と移転しているようで「新日本石油(現:JXホールディングス)」は、2010年3月に420億円で取得したようです。
 
 
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-三菱東京UFJ銀行大手町ビル-

 解体される「 三菱東京UFJ銀行大手町ビル」です。「 三菱東京UFJ銀行大手町ビル」は、「三和銀行東京ビル」として三和銀行により建設され、1973年11月に竣工しています。
  
   地上25階、地下4階、高さ約100m、敷地面積8,667、建築面積4,716、延床面積 94,541です。1975年には「BCS賞(Building Contractors Society)」を受賞しています。
 
 
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大手センタービル-
 同じ区画にある大手センタービル」です。私は今回の再開発に「大手センタービル」も加わると妄想していましたが、見事に外れてしまいました。
 
 「大手センタービル」は、竹中工務店により建設され、1983年9月に竣工しています。地上24階、塔屋1階、地下4階、高さ約100m、敷地面積5,775、建築面積2,557、延床面積67,615です。1985年には「BCS賞(Building Contractors Society)」を受賞しています。

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2011年12月13日 (火)

江東区 竣工した「公務員宿舎 東雲住宅」&建設予定の「東雲合同庁舎(仮称)」

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-公務員宿舎 東雲住宅-

 昨日(12月12日)、テレビ朝日の「報道ステーション」で特集されていた江東区の東雲に建設された国家公務員宿舎「東雲住宅」です。
  
 2011年4月中旬から福島第一原発に伴う福島・浪江町などの被災者の受け入れが始まりました。
 現在458世帯1153人が暮らしており、うち7割が警戒区域の被災者となっているそうです。期限は入居日から2年間だそうです。
 普通なら憧れのタワーマンション暮らしですが、断腸の思いで地元を離れているので、見ていると気の毒としか言いようがありませんでした。
 
 今回は、被災者の受け入れで役立っているので建設して良かったと思います。でも国家財政がひっ迫している現状で超高層公務員宿舎の建設は本当に必要だったのでしょうか?
 私はなんでもすべて公務員住宅の建設に反対する今の風潮には賛成しませんが、このような超高層物件は民間に任せるべきだと思っています。
 
公務員宿舎 東雲住宅の概要
◆ 計画名-公務員宿舎東雲住宅(仮称)整備事業
◆ 所在地-東京都江東区東雲一丁目1番9外
◆ 階数-地上36階、地下0階
◆ 高さ-最高部115.00m
◆ 敷地面積-7,379.59㎡
◆ 建築面積-3,389.78㎡
◆ 延床面積-51,855.14㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 総戸数-総戸数900戸(独身用500戸、単身用150戸、世帯用250戸)
◆ 建築主-東雲NEXT(株)
◆ 設計・監理-清水建設、日建設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 竣工-2011年01月07日(工事完了)
◆ 入居開始-2011年01月下旬
 
-東雲合同庁舎(仮称)-
 「公務員宿舎 東雲住宅」のすぐ南側では、「東雲合同庁舎(仮称)」の建設が行われています。
 名称から江東区が建設するようなイメージですが、「国土交通省関東地方整備局」による「PFI事業(Private Finance Initiative)」です。
 
 「PFI事業」とは、公共施設などの建設、維持管理、運営などを民間の資金、経営能力および技術能力を活用して行う事業のことでです。 
 
 国土交通省・関東地方整備局
 東雲合同庁舎(仮称)整備等事業
 
 
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「公務員宿舎 東雲住宅」を南西側から見た様子です。
 
  

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「公務員宿舎 東雲住宅」を北東側から見た様子です。
 
 
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南西側から見た下層階の様子です。敷地南側には立体駐輪場が整備されています。
 
 
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敷地南側の一部は公開空地になっているようです。
 
 
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南東側から見た下層階の様子です。
  
 
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北東側から見た下層階の様子です。敷地北側には立体駐車場が整備されています。
 
 
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「東雲合同庁舎(仮称)」の建設予定地です。
 
 
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「東雲合同庁舎(仮称)」の建築計画のお知らせです。建設主は「東雲グリーンフロンティアPFI(成員:鹿島建設、日本管財、三菱UFJリース、協力会社:久米設計)」、設計者は「久米設計、鹿島建設」、施工者は「鹿島建設」となっています。

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2011年12月12日 (月)

千葉県八千代市 パークタワー八千代緑が丘 外観がほぼ完成!

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パークタワー八千代緑が丘

 「東葉高速鉄道東葉高速線」の「八千代緑が丘駅」北側に、地上31階、高さ101.3mの超高層タワーマンション「パークタワー八千代緑が丘」が建設中です。
 
 
「bgds氏」より最新の写真を送って頂いたのでUPしたいと思います。外観はほぼ完成しています。10階ごとにビルを継ぎ足したような面白い外観ですね。
 
パークタワー八千代緑が丘の概要
◆ 計画名-(仮称)八千代緑が丘計画
◆ 所在地-千葉県八千代市八千代緑が丘一丁目2-1他(地番)
◆ 階数-地上31階
◆ 高さ-最高部101.3m
◆ 敷地面積-4,628.10㎡
◆ 建築面積-1,691.84㎡
◆ 延床面積-29,115.34㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 総戸数-291戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計・監理-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 竣工-2012年03月下旬予定
◆ 入居開始-2012年07月下旬予定

 
  
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2基あったタワークレーンが1基になっています(写真提供bgds氏)。

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2011年12月11日 (日)

さいたま市 大規模再開発が計画されている「大宮駅西口第三B地区」の空撮!

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-大宮駅西口第三B地区-

 「建設通信新聞」が2011年12月9日に伝えるところによると「大宮駅西口第三B地区再開発準備組合」が、事業協力者として「前田建設工業、新日鉄都市開発、三井不動産レジデンシャル、丸紅」の4社と契約したそうです。

 今後、具体的な検討を進め、2012年度中の都市計画決定、2013年度の本組合設立、2015年夏の着工、2017年12月の完成を目指すそうです。
 再開発ビルは、低層に商業施設、上層階に住宅を配置し、高さは約99mとする方針です。延床面積は計画地の南側にある「大宮ソニックシティ」と同程度の規模を想定しています。

 「大宮駅西口第三B地区」は、大宮区桜木町二丁目の約14,000㎡です。「大宮駅西口第三地区(約56,000㎡)」のほぼ中心に位置し、移転予定の「桜木保育園」を含みます。

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