足立区 東京都が「東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業」を認可!
東武鉄道伊勢崎線の「北千住」~「 北越谷間」は、JR以外では日本の鉄道では最長の複々線区間となっています。その中の多くの部分が立体交差化されています。
しかし足立区の「竹ノ塚駅(たけのつかえき)」付近は、周辺道路の交通量が多いにも関わらず地上を走っています。
2005年3月15日夕方に遮断機誤開による事故が発生し、2人が死亡、2人が重傷を負うという痛ましい事故が発生し、高架化へ機運が一気に高まりました。
この踏切は最大40mの間を5本の線路が通り、朝のピーク時には1時間中58分が遮断機の下りている「開かずの踏切」として以前より問題になっていました。
「東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業」は、足立区の東武伊勢崎線竹ノ塚駅近くの踏切を含む前後約1.7kmの高架化事業です。
「足立区」が主体となって鉄道の立体交差化を進めます。区が主体となって鉄道の立体交差化を進めるのは都内で初めてです。
東京都は、「東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業」について、2011年12月20日に、都市計画法第59条第1項の規定に基づき事業を認可しました。
東京都報道発表資料(2011/12/19)
東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)連続立体交差事業を認可します。
総事業費は約540億円と見込まれ、国と都、区が84%、東武鉄道が16%を負担する予定です。2012年秋の工事着手を目標に用地買収などを進め、2018年度末までの完成を目指します。
関連事業も含めた事業施行期間は、2011年12月20日~2021年3月31日までの予定です。
本事業に併せて、関連する西口の交通広場を含む足立区画街路第14号線の整備を実施します。
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