新宿区 竣工した「新宿フロントタワー」
-新宿フロントタワー-
新宿地区では、大規模な超高層オフィスビルが今年2棟竣工しました。「新宿フロントタワー」と「住友不動産新宿グランドタワー」です。
「新宿フロントタワー」は、計画名が「(仮称)北新宿地区 再開発計画」で、施設全体の正式名称は「新宿フロントスクエア」です。
超高層の業務棟の「新宿フロントタワー」と分譲の住宅棟の「ザ・パークハウス 新宿タワー」で構成されています。
この土地は、 特定建築者として三菱地所・平和不動産連合が落札しました。当時はプチバブルだったので1154億1千万円という高額でした。
建築計画のお知らせでは、地上35階、塔屋1階、地下2階、高さ166.50mとなっていましたが、三菱地所の公式HPを見ると地上35階、塔屋1階、地下2階、高さ(最高部163.4m)となっています。
東京都の公式HPはデータがまだ更新されず建設中のままなので正確には分かりませんが、高さが最高部163.4mに変更になった可能性があります。
「新宿フロントタワー」は、2011年5月30日に竣工し、2011年9月初旬から供用開始されました。
1・2階が店舗、3階がクリニックモール、4階が新事業創造フロア、5階~34階がオフィスとなっています。
三菱地所・ニュースリリース(2011/05/30)
北新宿地区第二種市街地再開発事業(1街区)業務棟 「新宿フロントタワー」本日竣工 交通至便な西新宿エリアに大規模複合ビルが誕生
新宿フロントタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)北新宿地区 再開発計画
◆ 所在地-東京都新宿区北新宿二丁目21-1
◆ 階数-地上35階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部163.4m
◆ 敷地面積-14,428.17㎡(街区全体)、9,628.17㎡(業務棟)
◆ 建築面積-3,552.13 ㎡(業務棟)
◆ 延床面積-93,996.52㎡(業務棟)
◆ 構造-地上:鉄骨造、地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 建築主-三菱地所、平和不動産、キャピタランド
◆ 設計・監理-三菱地所設計、鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 竣工-2011年05日30日
◆ 供用開始-2011年09月初旬
「新宿フロントタワー」を南西側から見た様子です。
オフィスフロアは、東西43.200m(内側)×南北50.400m(内側)、基準階面積1,689.32㎡(511.02坪)、天井高2,900mmとなっています。
メインエントランスは、南側の「青梅街道」沿いにあります。吹き抜け空間になっている様子が分かります。
敷地北側の低層部です。
敷地北側には大規模な公開空地が設けられています。
大規模な植栽も行われています。
超高層の業務棟の「新宿フロントタワー」と分譲の住宅棟の「ザ・パークハウス 新宿タワー」の間も公開空地になっています。
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