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2012年1月17日 (火)

大規模な再開発が計画されている「日本橋二丁目地区」 A~F街区の高さや延床面積が判明!

Tokyonihonbashi12011
-日本橋二丁目地区の再開発-
 
大規模な再開発が計画されている「日本橋二丁目地区」の公表された詳細な計画書を読者の方に図書館でコピーして送って頂きました。ありがとうございました。
 前回UP時の計画書より更に詳細で、A~F街区の正確な階数、高さ、敷地面積、延床面積が判明しました。
 
 そのまま載せるのは、著作権上やその他もろもろ問題があると思うので、パソコンで簡易な街区図を作成してみました。
 
 敷地面積が違う「C街区」と「E街区」の容積対象床面積がほぼ同じなのは、「C街区」に「B街区(高島屋東京店)」から容積率移転を行っているのでしょうか? 「A街区」も「B街区」から容積率移転を行っている事が推測出来ます。
 
 A~F街区の合計で、区域面積約48,000㎡、敷地面積26,420㎡、延床面積約421,320㎡(容積対象床面積369,120㎡)、容積率約1,400%となる巨大プロジェクトになります。
 ただしこの数値は、既存の「高島屋東京店(日本橋タカシマヤ)」も含みますので、実際は「高島屋東京店」の部分を引く必要があります。
 
-A街区-

 現在は、「高島屋新館」と「太陽生命ビル」がある場所です。「三井不動産」が2018年度までに、地上29階のオフィス中心の超高層ビルを建設します。
 
A街区の概要
◆ 階数-地上29階、地下5階
◆ 高さ-最高部約160m
◆ 敷地面積-約3,000㎡
◆ 延床面積-約59,000㎡(容積対象床面積45,900㎡)
◆ 工期-2013年度~2018年度予定
 
-B街区-
 「高島屋東京店(日本橋タカシマヤ)」です。既存店舗の外観をそのまま残します。「C街区」と空中廊下でつなげます。
 
B街区の概要(既存の高島屋東京店)
◆ 階数-地上8階、地下3階
◆ 高さ-最高部約43m
◆ 敷地面積-約8,360㎡
◆ 延床面積-約80,900㎡(容積対象床面積80,300㎡)

 
-C街区-
 「高島屋東京店」の北隣に「三井不動産」などが2018年度までに、地上35階の超高層ビルを建設します。
 
 低層階には「高島屋東京店」の新店舗が入居します。既存店舗と合わせた総売場面積は約25%増の約62,000万㎡になります。「高島屋東京店」と
は空中廊下でつなげます。
 
C街区の概要
◆ 階数-地上35階、地下6階
◆ 高さ-最高部約180m
◆ 敷地面積-約6,030㎡
◆ 延床面積-約144,000㎡(容積対象床面積119,800㎡)
◆ 工期-2013年度~2018年度予定

 
-D街区-
 
「E街区」の南東側の「区道281号線」に面する細長い敷地です。低層の小規模な開発になります。
 
D街区の概要
◆ 階数-地上2階
◆ 高さ-最高部約12m
◆ 敷地面積-約260㎡
◆ 延床面積-約320㎡(容積対象床面積320㎡)
◆ 工期-2013年度~2018年度予定
 
-E街区-
 住友不動産」が2014年度までに、永代通りに面した北側の「日本橋二丁目7番地区」に、地上36階の超高層ビルを建設します。オフィスのほか、1000㎡規模の大型ホールを設ける予定です。
 
E街区の概要
◆ 階数-地上36階、地下4階
◆ 高さ-最高部約180m
◆ 敷地面積-約7,440㎡
◆ 延床面積-約134,500㎡(容積対象床面積120,300㎡)
◆ 工期-2012年度~2014年度予定
  
-F街区-
 昭和通りと永代通りに面した「横浜銀行ビル」や「旭洋ビル」などが再開発されます。低層の小規模な開発になります。
 
F街区の概要
◆ 階数-地上2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約20m
◆ 敷地面積-約1,330㎡
◆ 延床面積-約2,600㎡(容積対象床面積2,500㎡)
◆ 工期-2012年度~2014年度予定
 
 
Tokyonihonbashi12012
周辺道路の幅員です。

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