港区 JR品川駅南側の「旧品川電車区」も再開発?

-旧品川電車区跡地-
今月初めに山手線の「品川駅」~「田町駅」間に新駅の設置と「田町車両センター」跡地約15haの大規模再開発について3回UPしました。
新聞記事を元に推測で書きましたが、複数の方からメールである配線図の存在を教えて頂きました。ありがとうございました。
「日本電設工業」というJRの電気工事を中心に業務をしている会社の決算報告書に詳細な配線図が載っていたそうです。
公開に問題があったのか? すでにその配線図はPDFから削除されていますが、下記のリンク先で配線図を見る事が出来ます。
新駅設置後の配線図 → 品川港南口deドットコム
この配線図が正しいと仮定してですが、私の予想は大幅に外れていました。当たっていたのはJR品川駅の在来線ホーム再配置とホーム大改修でした。
配線図から推測される事
◆ 「田町車両センター」の東側3分の1くらいは再配置されて残る。そのため「山手線・京浜東北線」は東端に移設されるのではなく、中間くらいに移設される。
◆ 再開発予定地は、「田町車両センター」の東側3分の1くらいは再配置されて残るため予想していたより東西の幅が狭い。
しかし南北の幅は予想していたより遥かに長く、JR品川駅を南側に超えて南北約1.5kmの広大な区域になる。
◆ JR品川駅の在来線ホームが、島式8面15線から島式7面13線に再編される。
◆ JR品川駅の「山手線、京浜東北線、東海道本線上り」のホームが東側にスライドする。
◆ JR品川駅南側の「旧品川電車区」も再開発される。
期待できる効果(こうなればいいな! 妄想大爆発・・・)
◆ ホームのスライドにより「山手線」のホーム部分が空く事により、西口に駅ビルの建設が可能になる。JR東日本と京浜急行と共同なら更に大規模な駅ビル建設が可能になる。
◆ 西口駅前広場の再整備より大幅な駅前広場拡張が可能になる。
◆ 「旧品川電車区」跡地の東端へ京浜本線を移設する事により、京急本線と「八ツ山通」の平面交差が解消できる。
ちなみに「品川第一踏切(八ツ山橋踏切)」を含む北品川駅付近は鉄道立体化の検討対象地区となっている。
「旧品川電車区」跡地の東端へ京浜本線が移設されると、再開発用地が「第一京浜」に隣接し、資産価値が大幅に高まる。
以上妄想大爆発ですが(笑)、もし品川駅の西口に大規模な駅ビルや駅前広場が整備されたら、「プリンスホテル村」や「京急EXイン品川駅前(旧ホテルパシフィック東京)」一帯の再開発も誘発されると思います。
JR品川駅周辺の最大の難点が、東西連絡道路が無い事です。JR線を挟んで東西の自動車の通行が非常に困難になっています。
今さらJR線を高架にする事は不可能ですが、アンダーパスかなんらかの手段で東西の幹線道路を整備する必要があります。
| 固定リンク
« 港区 「田町車両センター」跡地の再開発によって最大部分で東西約170m~190m幅の再開発用地が誕生? | トップページ | 地上30階、高さ約137mの超高層ビル 「二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業(第2期事業)」 本日(2012年1月13日)着工! »
「122 東京都・港区②」カテゴリの記事
- JR側の「(仮称)品川駅街区地区 北街区新築計画」 京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業 2025年1月中旬の状況(2025.02.06)
- 京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業 (仮称)品川駅街区地区 南街区(南-a)新築計画 2025年1月中旬の建設状況(2025.02.04)
- 総事業費約2,400億円 「トヨタ自動車」が新東京本社 地上28階、高さ約154mの「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」 2025年1月中旬の状況(2025.01.26)
- JR田町駅前 「森永プラザビル」の建替え 地上23階、高さ約125mの「田町駅西口駅前地区開発事業」 2025年1月22日の解体状況(2025.01.27)
- 浜松町駅エリアの整備計画 (仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備 「北口橋上駅舎」の一部供用開始 2025年1月22日の建設状況(2025.01.25)