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2012年2月14日 (火)

品川区 大規模な再開発が計画されている国際自動車教習所跡地の「西品川一丁目地区再開発計画」

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西品川一丁目地区再開発計画-
 JR大崎駅周辺では怒涛の勢いで再開発が行われています。工場や住宅が密集していた場所がオセロをひっくり返すように順番に再開発されていくので景色が一変します。
 
 「ソ
ニーシティ大崎」などが建設された大崎駅西口地区の線路を越えてすぐ南東側で再開発が計画されています。「住友不動産」が中心となって計画している「西品川一丁目地区再開発計画」です。
 
 再開発予定地は、JRの線路に囲まれた部分の中の「妙光寺」北側の一帯で、中心となるのは「国際自動車教習所」跡地ですが、他にも多くの住宅を含みます。
 
 街区図等 → 西品川一丁目地区再開発計画(PDF)
 
 計画では、区域面積約38,000㎡を大きく2分割して、南側に業務棟、北側に住宅棟を建設する計画です。2棟を東側に開いたV字型に配置し、間には約6,000㎡の広場も確保する予定です。
 階数は不明ですが、業務棟が最高高さ約114m、住宅棟が約104mを予定しています。合計の延床面積約218,000㎡となる大規模な再開発になる予定です。
 
 特に業務棟は巨大で、「
中野セントラルパーク サウス」のような横幅のめちゃめちゃ広い壁のような巨大なオフィスビルになります。業務棟は、工場が多い立地を生かし、製造業や研究開発施設などの機能を集積させる予定です。
 住宅棟は総戸数約460戸を予定しています。住宅棟の低層階と地下の一部には、工場系機能を備える予定です。
 
 再開発予定地の東側に接する大井町~大崎間を結ぶ「都市計画道路補助163号線」は拡幅される予定です。
 敷地西側に接するJR東海道新幹線・横須賀線の高架下に歩道を新設する計画もあります。
 
西品川一丁目地区再開発計画の概要
◆ 所在地 -東京都品川区西品川一丁目1番外
◆ 高さ-約114m(業務棟)、約104m(住宅棟)

◆ 施行区域面積-約38,000㎡
◆ 敷地面積-約30,400㎡
◆ 延床面積-約218,000㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、工場
◆ 総戸数-約460戸
◆ 建築主-西品川一丁目地区市街地再開発準備組合
◆ 工期-2013年度~2016年度予定
 
 
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南側部分です。
 
 
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現在は、暫定的に一部は駐車場として使用されています。
 
 
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敷地の間の南北の道路です。両側が仮囲いで囲まれています。奥に見えるのがJR東海道新幹線・横須賀線の高架ですが、この部分の高架下通路も大崎駅西口地区と結ぶ貴重な通路になると思われます。
 
 
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再開発予定地の東側に接する大井町~大崎間を結ぶ「都市計画道路補助163号線」は拡幅される予定です。
 
 
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「ソニーシティ大崎」などが建設された大崎駅西口地区の線路を越えてすぐ南東側が再開発予定地ですが、このようにJR東海道新幹線・横須賀線の高架で完全に大崎駅西口地区と分断されています。
 
 
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「都市計画道路補助163号線」の拡幅はこの部分が最大のネックです。しかしこの部分が拡幅され、なおかつ広い歩道を整備しないと再開発後も大崎駅西口地区と分断された街になってしまいます。
 
 
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JR横須賀線が盛土になっており、JR東日本の全面的な協力なしには道路の拡幅も歩道の整備も不可能な事が分かります。

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