品川区 JR東日本・湘南新宿ライン「大崎短絡線」構想
-大崎短絡線構想-
「湘南新宿ライン」の大増発に伴い「横須賀線」の通過列車は大幅に増えました。それに伴い横須賀線下りと横須賀線上りから「大崎支線」に入る合流点である旧蛇窪信号場の平面交差がダイヤ上の大きなネックになっています。
「相模鉄道」との直通運転が始まれば、更に列車本数が増え対応しきれなくなる可能性が出てきます。
そのため大崎駅との間に旅客列車専用の「大崎短絡線」を新設して平面交差を解消する構想が持ち上がっています。
JR東日本(PDF)
湘南新宿ラインに関わる平面交差支障の解消について
ただ(1)「大崎短絡線」が住宅密集地を通過する事、(2)「大崎短絡線」が急カーブで「大崎駅」に入るコースになってしまう事、(3)「大崎短絡線」の急勾がきつくなる事など解決しなければならない問題もたくさん残っています。
「JR大崎駅」の少し手前で、一番南側の「山手貨物線」と合流する計画です。すぐ南側を走る「都市計画道路補助163号線」をどのようにオーバーパスするのでしょうか? かなりの急こう配で「山手貨物線」と合流する必要があります。
すでに「大崎短絡線」構想の用地として一部はJR東日本により取得されています。
「大崎ウィズシティ(大崎駅西口南地区第一種市街地再開発事業施設建築物)」の街区の東側部分も「大崎短絡線」構想の用地となっています。
JR東日本の事業用地となっています。
| 固定リンク
« 品川区 大規模な再開発が計画されている国際自動車教習所跡地の「西品川一丁目地区再開発計画」 | トップページ | 足立区 千住大橋駅前に「(仮称)千住大橋ポンテグランデTOKYO商業施設計画」建設! »
「128 東京都・品川区」カテゴリの記事
- JR大崎駅 大崎駅東口第4地区再開発 「西地区」は、地上38階、高さ約140m 「東地区」は、地上35階、高さ約140m 完成イメージ公開!(2024.07.18)
- 品川区新庁舎整備 品川区役所(品川区本庁舎・議会棟・第三庁舎)の移転 品川区の新しい司令塔である新庁舎の詳細!(2024.06.21)
- 品川区新庁舎整備 品川区役所(品川区本庁舎・議会棟・第三庁舎)の移転 新庁舎の暫定外観イメージと想定規模を公表!(2024.02.04)
- JR品川駅の南側 約13haの広大な敷地 「品川浦」を囲むように南・西・北の3街区に分けて大規模再開発「品川浦周辺地区再開発」(2023.11.03)
- JR大崎駅東口 「大崎駅東口第4地区再開発」の東地区は、地上34階、高さ約132mの「住宅棟」と地上19階、高さ約100mの「業務棟」で構成!(2023.07.16)
「104 鉄道(新線・高架化・複々線化、その他)」カテゴリの記事
- 浜松町駅エリアの整備計画 芝浦エリアの歩行者専用道路 & 東京モノレールの橋脚の補強 2024年8月27日の建設状況(2024.09.02)
- 「羽田空港」へのアクセス 新空港線(蒲蒲線)整備促進事業 「国土交通省」が2025年度予算案の概算要求で、調査や設計にあたるための補助金を計上!(2024.09.05)
- JR東日本 従来型のホームドアの後継機として「スリットフレームホームドア」の導入開始 第一弾は南武線「分倍河原駅、登戸駅」に設置!(2024.08.24)
- 多摩都市モノレールの延伸計画 延長約7.0km 多摩都市モノレールの延伸(上北台~箱根ケ崎)計画及び関連する都市計画道路(2024.08.20)