「国立競技場」の改築 開閉式の全天候型ドームも視野に検討?
-国立競技場の改築-
東京などが立候補している2020年夏季オリンピックの招致レースで、有力候補の一つとされていたローマが退きました。
2020年夏季オリンピックの招致は「東京、マドリード(スペイン)、バクー(アゼルバイジャン)、ドーハ(カタール)、イスタンブール(トルコ)」の5都市で争われることになりました。
公式HP → 2020年、オリンピック・パラリンピックを日本に!
前回、2016年夏季オリンピックの立候補時には、晴海に新たなメインスタジアムを建設する予定でした。
今回の立候補では、「国立競技場」を大規模に改修(実質的に建て替え)して、8万人収容とする予定です。開閉式の全天候型ドームも検討されているそうです。
仮に8万人収容の開閉式の全天候型ドームとなると今の敷地面積ではとても足りません。「明治神宮外苑」の大規模な再整備が必要になります。
地図を見ると全体的に南側に移設させれば用地の確保は可能なように感じます。ただし最低でも「明治公園」、「日本青年館」はつぶす必要がありそうです。場合によっては「神宮第二球場」もつぶす必要があるかもしれません。
オリンピックの誘致に成功すればメーンスタジアムとして使用する予定で、2016年4月着工、2019年3月完成、建築工事費を1000億円と見込んでいます。
そんな大金どこにあるのでしょうか? 仮にあったとしても東日本大震災の被災地の復興に使うべきだと一方の私は思います。
もう一方の私は、「明るい未来も必要! それにもう一度日本でオリンピックを見てみたい!」と思います。
相反する複雑な心境ですね・・・ まあいずれにしても2013年9月7日の「IOC総会」の結果次第ですね。
| 固定リンク
« 港区 地上42階、高さ約156mの「白金一丁目東部北地区第一種市街地再開発事業」 | トップページ | 地上42階、高さ約250mの「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」 「日本IBM本社ビル&ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス」の解体工事がいよいよ始まる! »
「124 東京都・新宿区」カテゴリの記事
- 国家戦略特区 高さ約225mと高さ約110mの「(仮称)新宿駅西南口地区開発事業」 「南街区」の工期が未定に! 建設費の高騰が原因?(2025.03.29)
- 「新宿グランドターミナル」として再編 駅の東西を結ぶ歩行者デッキを建設するための「仮設構台」と作業用車両などを搬入するスロープを設置! (2025.02.13)
- 国家戦略特区 新宿の新たなランドマーク 地上48階、高さ約258mの「新宿駅西口地区開発計画」 「小田急百貨店」の地上躯体が完全に姿を消す!(2025.02.12)
- 地上23階、高さ約129mの「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」及び「小田急明治安田生命ビル地上部解体工事」 2025年1月中旬の状況(2025.01.19)
- 早稲田大学 地上15階、高さ約70mの新9号館「早稲田大学早稲田キャンパスE棟(仮称)新築工事」 2024年9月12日に「起工式」を挙行!(2024.09.17)