渋谷駅周辺大規模再開発の序章 渋谷ヒカリエ 2012年4月26日(木)グランドオープン!
-渋谷ヒカリエ-
渋谷駅周辺では、東急東横線渋谷駅の地下化に伴い大規模な再開発が計画されています。
少し前に報道されましたが、渋谷駅周辺に高さ250m、210m、180m、160m、140mの5棟の超高層ビルが新たに建設される構想が動き出しています。
渋谷駅周辺大規模再開発の序章である第一弾が東急文化会館跡地の「(仮称)渋谷二丁目21地区開発計画」です。
地上34階、塔屋2階、地下4階、高さ182.5mの高層複合ビルが建設中です。商業施設、劇場、オフィスなどで構成されます。
工事はほぼ完了し、「渋谷ヒカリエ」として2012年4月26日(木)にグランドオープンします。オープンまでいよいよ1ヶ月を切りました。
ちなみに11階~16階までの「東急シアターオーブ」は、少し遅れて2012年7月18日にオープンする予定です。
渋谷ヒカリエのフロア構成
◆ 17階~34階-オフィスフロア
◆ 11階~16階-劇場(東急シアターオーブ)
◆ 9階・10階-ヒカリエホール(イベントホール)
◆ 8階-クリエイティブフロア「8/(はち)」
◆ 6階・7階-カフェ&レストラン
◆ 地下3階~5階-商業施設(ShinQs「シンクス」)
南西側から見た様子です。
11階~16階が渋谷ヒカリエの中核となる劇場「東急シアターオーブ」です。客席数1,972席の世界でも最大級のミュージカル劇場です。「東急シアターオーブ」は、少し遅れて2012年7月18日にオープンする予定です。
9階・10階が「ヒカリエホール(イベントホール)」、 8階がクリエイティブフロア「8/(はち)」、 6階・7階が「カフェ&レストラン」となります。
地下3階~地上5階までが、新商業施設「ShinQs(シンクス)」です。フード・ビューティ・ファッションなど、約200店舗が出店します。
ヒカリエ発信の新業態や自主編集売場、世界初・日本初を含め、多彩な店舗で構成されます。売場面積は約16,000㎡です。
西側から見た様子です。
南側から見た様子です。
地下3階のエントランスです。東京メトロ・副都心線の渋谷駅と直結しています。東急東横線が地下化され東京メトロ・副都心線と相互直通運転されるとさらに便利になります。
地上まで吹き抜けとなっています。
地下3階の入口です。
西側の地上1階の入口です。
南西角です。
西側が低く、東側が高い傾斜地に建設されているので入る場所によって階数が異なります。
地上2階部分は、すでに一部通行出来ます。
「渋谷ヒカリエ」の西側には、地下3階~地上4階部分を貫く巨大な吹き抜け空間の「アーバンコア」が設けられています。
「アーバンコア」には、エスカレーターやエレベーターなどが設置され、地形の高低差が大きい渋谷で、縦方向の移動を容易にしています。
巨大な吹き抜け空間です。
まだ供用開始されていませんが、2階と3階を結ぶエスカレーターです。
新商業施設「ShinQs(シンクス)」です。地下3階~5階まで、約200店舗が出店します。
オープンに向けて準備中の「ShinQs(シンクス)」のテナントです。
オープンに向けて準備中の「ShinQs(シンクス)」のテナントです。
「渋谷ヒカリエ」と東急東横線・渋谷駅を結ぶ新しい連絡通路も建設中です。
東側は本設となっています。
西側は仮設となっています。東急東横線・渋谷駅は、2012年度中の供用開始を目指して地下化工事が行われています。
地下化後は、高架駅跡地の大規模な再開発が計画されているので、西側部分は地下化までの暫定的な仮設通路となります。
東京メトロ銀座線・渋谷駅もこのあたりに移動してくる予定です。東京メトロ銀座線・渋谷駅は、島式1面2線の高架駅に生まれ変わる予定です。
右側(南側)が新しい連絡通路で、左側(北)が現在の連絡通路です。現在の連絡通路は解体されて、新しい東京メトロ銀座線・渋谷駅の高架駅の一部となります。
東横線と副都心線の相互直通運転に向けて、渋谷駅~代官山駅間では地下化工事が行われています。
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