地上42階、高さ約250mの「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」 「日本IBM本社ビル&ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス」の解体工事がいよいよ始まる!
-六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業-
「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、六本木の「日本IBM本社ビル」と「ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス」を中心とした約2.7haの再開発プロジェクトです。
「六本木三丁目東地区市街地再開発準備組合」は、2012年1月に東京都に対して本組合設立の認可申請を行ったようで、順調にいけば2012年3月にも再開発組合の認可が下りる見通しだそうです。
現地を歩いてみるといよいよ解体工事が始まるようでした。「日本IBM本社ビル」や「ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス」その他の解体工事のお知らせが掲示されていました。
2012年2月24日に掲示されたようでした。撮影したのが2日後だったのでギリギリセーフだったようでラッキーでした。
港区公式HP(再開発前の街区図・完成予想図等)
六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業
六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区六本木三丁目地内
◆ 階数-(南街区)業務棟:地上42階、地下5階、住宅棟:地上27階、地下2階、(北街区)商業棟:地上3階、地上2階
◆ 高さ-(南街区)業務棟約250m、住宅棟約120m、(北街区)商業棟約20m
◆ 施行区域面積-約27,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約19,200㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約11,100㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約200,200㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗
◆ 総戸数-約220戸
◆ 建築主-六本木三丁目東地区市街地再開発組合(予定)
◆ 都市計画決定-2011年09月
◆ 組合設立認可-2011年度予定
かつての「日本IBM本社ビル」です。1971年に竣工しました。
「日本IBM本社ビル」は、かなり前に閉鎖されています。現在の「日本IBM」の本社は箱崎にあります。
仮囲いで囲む工事が始まっていました。
配置図です。
「解体 石綿除去等 工事のお知らせ」の一部分です。工期は2012年3月26日~2012年12月20日までの予定となっています。
「大成建設」により解体工事が行われるようです。地上23階、地下2階、高さ約87mの高層ビルなので、「大成建設」が開発した高層ビルの新解体工法「テコレップシステム」が採用される可能性が高いと思われます。
「ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス」は、期間限定での営業を終え2011年11月20日で閉館しています。
黒川紀章氏の設計でオープンした「六本木プリンスホテル」は、住友不動産系の「ホテルヴィラ フォンテーヌ」の「ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス」として再開発まで期間限定で、2007年1月29日から営業を行っていました。
配置図です。
「解体 石綿除去等 工事のお知らせ」の一部分です。工期は2012年3月26日~2012年12月20日までの予定となっています。「大成建設」により解体工事が行われるようです。
先行して6棟のビルが解体されます。
再開発予定地の中央を南北に貫く道路です。最終的には道路両側のビルがすべて解体されます。
再開発予定地の南側の区道を西側から東側に見た様子です。区道は幅員12mに拡幅されます。写真左側(北側)が再開発区域のため解体されます。
再開発予定地の西側の区道を南側から北側に見た様子です。区道は幅員12mに拡幅されます。写真右側(東側)が再開発区域のため解体されます。
再開発予定地の西側の区道を北側から南側に見た様子です。区道は北側が低く南側が高いかなりの坂となっています。写真左側(東側)が再開発区域のため解体されます。
再開発予定地の西側の区道の坂は「なだれ坂」という名称です。
再開発予定地の北側の区道を西側から東側に見た様子です。区道は幅員7mに拡幅されます。写真両側のビルの多くが解体されます。再開発区域に含まれず、残るビルもあります。
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