港区 環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区 2012年2月末の建設状況
-環状第二号線新橋・虎ノ門地区-
「環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区(略称:環二・III街区)」は、地上52階、塔屋1階、地下5階、高さ(最高部255.5m、建築物約247m)の大規模プロジェクトです。
フロア構成は、駐車場(地下3~地下1階)、店舗(1~4階)、カンファレンス(4・5階)、オフィス(6~35階)、 共同住宅(37~46階)、ホテル(47~52階)となります。共同住宅の戸数は172戸、ホテルの客室数は168室となっています。
タワークレーンが更に増えて4基で建設しています。東京タワーの特別展望台(250m)は、2月末まで改修工事のため閉鎖されていました。知らずに行ったのですが、それなら9時に行く必要は無かったです・・・
南東側から見た様子です。構造が複雑なので階数が非常に分かりにくいですが、撮影時は7階(8階床レベル)まで鉄骨建方が行われていたと思われます。
高さ約255mを支えるため「CFT柱」も太いです。図面と比べると南側は4層の吹き抜けになるようです。下に「環状第二号線」が走るので実際は3.5層くらいになります。
南側から見た様子です。
北東側から見た様子です。「逆打ち工法」で工事が行われています。「逆打ち工法」は、地上躯体と地下躯体を同時に建設します。
途中から「CFT柱」が円形から四角に変わります。
北西側から見た様子です。
南西側から見た様子です。
更に近づいて南西側から見た様子です。
高い場所に「構台」が設置され、クローラークレーンが稼働しています。なぜ「構台」の上にクローラークレーンを載せているのか不思議に思いましたが、下記の図を見ると「構台」の上から工事を行うようです。
この下に「環状第二号線」が建設されるので、高い場所に「構台」が設置されているのかも知れませんね。
現在は、この段階だと思われます。
東側部分の「愛宕下通り」~「第一京浜」までの「環状第二号線」の工事の様子です。この道路が完成すると道路両側の再開発が加速すると思われます。
西側部分の「環状第二号線」の工事の様子です。解体工事が進み「外堀通り」まで見通せるようになりました。
(おまけ)
東京タワーから「ラジオ日本」が「東京マラソン 2012」の実況放送していました。横で聞いていると先頭集団の位置がよく分かりました。
(おまけ)
品川を折り返して、先頭集団が白バイに先導されて「増上寺」北側の「御成門」交差点付近を走っていました。先頭集団の速さはやはり全然違いました。
(おまけ)
市民ランナーとは言え、このあたりを走っている方々はみんなかなり速かったです。私にはとても無理です・・・
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