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2012年3月

2012年3月31日 (土)

大崎・五反田地区最大級の再開発プロジェクト 「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業」の壮大な解体工事現場!

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-北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業-

 「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業」は、「目黒川」北側のすでに再開発が終わった「オーバルコート」の南東側一帯約約36,000㎡です。一帯には、住宅、オフィス、工場、倉庫、駐車場などが混在していました。
 
 2011年8月15日から地区外の解体工事が始まり、2011年9月15日から「A~E工区」の本格的な解体工事が始まっています。解体工事の工期は、2011年9月15日~2012年3月31日となっています。
 
 撮影時は、目の前に見たことも無いような規模で壮大な解体工事現場が展開していました。
 「中国の上海や北京ではこのような解体現場があちこちにあるんだろうな!」と想像しながら眺めていました。
 
 計画通りなら、2012年4月1日に着工予定ですが、4月1日は日曜日なので4月2日に本体工事着工のリリース発表があるかも知れません。
 再開発予定地には、地上40階の超高層住宅棟と地上31階の超高層業務棟を中心に合計7棟のビルが建設されます。
 
 建築主は、「北品川五丁目第1地区市街地再開発組合(参加組合員:日本土地建物、日本土地建物販売、三井不動産、三井不動産レジデンシャル、大成建設、大和ハウス工業、新日鉄都市開発)」となっています。

 
 概要 →  日本土地建物ニュースリリース(2009/03/24)
 
 
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一番上の街区図は縦方向が圧縮されているので、地図としてはこの図の方が正しいです。これらのたくさんの建物が解体されました。
 
 
 
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あまりに再開発区域が広いので、この写真は超広角レンズで撮影しました。当初計画より約1年半遅れましたが、再開発予定地の解体工事は一気に始まるのでいつも驚かされます。
 
 
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手前が「A工区」になります。
  
 
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「A工区」のアップです。
 
 
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大規模建造物解体撤去工事の大手「ナベカヰ」の解体用重機です。
 
 
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撮影時は、数えきれないくらいの重機が稼働していました。
 
 
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別角度から見た様子です。
 
 
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手前が「A工区」になります。
 
 
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「B工区」です。「B工区」には、暫定的に建設現場の事務所か建設されているので、「B工区」だけ「建築計画のお知らせ」が掲示されていませんでした。
 
 
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地区外の「御殿山小学校」の西側でも一部で解体工事が行われていました。
 
 
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「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 超高層業務棟(A1棟)」の建築計画のお知らせです。当初計画では、地上30階、地下2階だったので1階増えました。
 
 建築主が「北品川五丁目第1地区市街地再開発組合」、設計者が「日本設計」、施工者が「大成建設」となっています。
 
 
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「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 高層住宅棟(A2棟)」の建築計画のお知らせです。
 
 建築主が「北品川五丁目第1地区市街地再開発組合」、設計者が「日本設計」、施工者が「大成建設」となっています。
 
 
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「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 高層業務棟(C1棟)」の建築計画のお知らせです。当初計画では、地上19階、地下2階だったので1階増えました。
 
 建築主が「北品川五丁目第1地区市街地再開発組合」、設計者が「日本設計」、施工者が「大成建設」となっています。
 
 
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「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 作業所棟(C2棟)」の建築計画のお知らせです。
 
 建築主が「北品川五丁目第1地区市街地再開発組合」、設計者が「日本設計」、施工者が「藤木工務店」となっています。
 
 
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「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 超高層住宅棟(D棟)」の建築計画のお知らせです。当初計画では、地上39階、地下2階だったので1階増えました。
 
 建築主が「北品川五丁目第1地区市街地再開発組合」、設計者が「日本設計」、施工者が「西松建設」となっています。
 
 
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「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 店舗棟(E棟)」の建築計画のお知らせです。当初計画では、地上2階、地下1階だったので地下階が無くなったようです。
 
 建築主が「北品川五丁目第1地区市街地再開発組合」、設計者が「日本設計」、施工者が「藤木工務店」となっています。

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2012年3月30日 (金)

「(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事」の名称は「アークヒルズ サウスタワー」になるかも?

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-(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事-
 「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」の正式名称が決まりました。「アークヒルズ 仙石山森タワー」です。
 
 森ビル・ニュースリリース(2012/03/29)
 「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」名称決定 「アークヒルズ 仙石山森タワー」

 「アークヒルズ 仙石山森タワー」は、想像もしていなかった名称です。ちなみに私の予想は「虎ノ門ヒルズ 森タワー」で見事に外れました(笑)。
 「仙石山(せんごくやま)」という名称を私は全く知らなかったので、調べてみるとこの辺りの丘をかつて「仙石山」と呼んでいたようです。 
  
 東京さまよい記 → 仙石山
  
 本題に戻って、昨日(3月29日)の日経新聞の「アークヒルズ 仙石山森タワー」の記事の「(仮称)21・25森ビル建替計画  新築工事」の部分が「(仮称)アークヒルズ サウスタワー」となっていました。
 森ビルの一部の資料も「(仮称)アークヒルズ サウスタワー」となっています。正式名が「サウスタワー」になるか分かりませんが、「アークヒルズ」の一部になるのは間違いないですね。
 
 「(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事」は、 「アークヒルズ」と「泉ガーデン」の間に挟まれた「六本木25森ビル」と「六本木21森ビル」を一体的に建て替えるプロジェクトです。
 
概要は、地上20階、塔屋1階地下4階、高さ109.9mのオフィスと店舗で構成される超高層ビルなります。
 
 
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北側が低く、南側が高いかなりの傾斜地に建設されています。
 
 
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南西側から見た様子です。
 
 
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「(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事」は、
傾斜地に建設されているため「山留め壁」は2段構造になっています。
 
 傾斜部分は「親杭横矢板工法」の「山留め壁」で、
「山留め壁」を「アースアンカー」で支えています。ビル本体の「山留め壁」は、「ソイルセメント柱列壁工法」となっています。
 
 
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「乗入れ構台」が見えます。「順打ち工法」で工事が行われています。清水建設は「順打ち工法」がお好きなようです。
 
 
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かなり深く「掘削(根切り)」が行われています。
 
 
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最新の「建築計画のお知らせ」です。高さは変更がありませんが、延床面積に若干の変更があります。
 
 
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「(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事」に
伴い、「スペイン坂」の歩行者デッキが架け替えられます。
 
 
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新しい歩行者デッキは少し東側に移動するようです。工期は2011年11月1日~2013年6月30日までの予定で、「(仮称)21・25森ビル建替計画 新築工事」と同じく「清水建設」により行われます。

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2012年3月29日 (木)

品川区 「Brillia 大井町 LA VIE EN TOWER(ブリリア大井町ラヴィアンタワー)」 2012年2月末の建設状況

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-ブリリア大井町ラヴィアンタワー-
 JR京浜東北線および東急大井町線の「大井町駅」から5分くらい西側に歩いた場所に「(仮称)大井町西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設中です。
  
 正式名称は「Brillia 大井町 LA VIE EN TOWER(ブリリア大井町ラヴィアンタワー)」です。
 地上28階、塔屋1階、地下2階、高さ101.65m、総戸数269戸(非分譲住戸56戸含む)の共同住宅、店舗で構成される超高層タワーマンションです。 
 
 
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北西側から見た様子です。1階・2階が店舗、3階~28階が共同住宅となっています。
 
 
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3階床梁下に免震装置を設置した「中間層免震構造」となっています。
 
 
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免震装置の「積層ゴム」です。3階床梁下には、揺れを減衰させる「オイルダンパー」も設置されています。
 
 
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南西側から見た様子です。
 
 
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敷地の西側では、道路の拡幅工事が行われています。
 
 
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南東側から見た様子です。
  
 
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タワークレーンは2基共に「マストクライミング方式」となっています。「マストクライミング方式」のタワークレーンは、倒れないように一定間隔で「水平ステー」と呼ばれる建物とマストの中間を緊結して支えるつなぎ梁を取り付けます。
 
 鉄筋コンクリート造(RC造)」の場合は、「水平ステー」を支えるために構造上どうしても建物本体に孔が残ってしまいます。タワークレーンを撤去した後で、孔を補修します。

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2012年3月28日 (水)

中野区 中野ツインマークタワー 2012年2月末の建設状況

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-中野ツインマークタワー

 ナカミーこと「中野美奈子」アナウンサーが、今夏にフジテレビを退社するそうです。整形外科医の夫が海外赴任予定のため、支えるために現地に同行するそうです。
 
 一番好きなアナウンサーだったので私的には大ショック! 情報番組「とくダネ!」は、6月末で卒業するそうですが、後継はだれでしょうか? 私の予想はカトパンこと「加藤綾子」アナウンサーだと思います。
 毎年恒例の「アナバンカレンダー」は、カメラ女子の
「中野美奈子」アナウンサーが撮影していましたが、今後は誰が撮影するのでしょうか?
 
 「中野アナウンサー」つながりで、今回は中野です(笑)。JR中野駅南側では、「中野マルイ」の少し南側の「丸井 旧中野本店」跡地に「(仮称)中野3丁目計画」が建設中です。地上29階、地下1階、高さ112.20m、総戸数234戸の超高層タワーマンションです。
 
 正式名称は「中野ツインマークタワー」となります。「野村不動産」と「三井不動産レジデンシャル」により分譲されましたが、かなり前に全234戸が全戸完売しています。
 
 名称通り途中階から2つに分かれたツインタワーになります。東側の「中野通」に対して平行ではなく北東から南西方向に建っているので分かりにくいですが、北東側が「エアリータワー」、南西側が「ブライトタワー」となっています。
 
  
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アップです。
 
 
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タワークレーンは1基で、「エアリータワー」と「ブライトタワー」の間に建っています。
 
 
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東側の「中野通」から見た様子です。北東側が「エアリータワー」、南西側が「ブライトタワー」となります。
 
 
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南東側から見た様子です。

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2012年3月27日 (火)

渋谷駅周辺大規模再開発の序章 渋谷ヒカリエ 2012年4月26日(木)グランドオープン!

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-渋谷ヒカリエ-
 
渋谷駅周辺では、東急東横線渋谷駅の地下化に伴い大規模な再開発が計画されています。
 
 少し前に報道されましたが、渋谷駅周辺に高さ250m、210m、180m、160m、140mの5棟の超高層ビルが新たに建設される構想が動き出しています。
 
 渋谷駅周辺大規模再開発の序章である第一弾が東急文化会館跡地の「(仮称)渋谷二丁目21地区開発計画」です。
 地上34階、塔屋2階、地下4階、高さ182.5mの高層複合ビルが建設中です。商業施設、劇場、オフィスなどで構成されます。
 
 工事はほぼ完了し、「渋谷ヒカリエ」として2012年4月26日(木)にグランドオープンします。オープンまでいよいよ1ヶ月を切りました。
 ちなみに1
1階~16階までの「東急シアターオーブ」は、少し遅れて2012年7月18日にオープンする予定です。
 
渋谷ヒカリエのフロア構成
◆ 17階~34階-オフィスフロア
◆ 11階~16階-劇場(東急シアターオーブ)
◆ 9階・10階-ヒカリエホール(イベントホール)
◆ 8階-クリエイティブフロア「8/(はち)」
◆ 6階・7階-カフェ&レストラン
◆ 地下3階~5階-商業施設(ShinQs「シンクス」)
 
 
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南西側から見た様子です。
 
 
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11階~16階が渋谷ヒカリエの中核となる劇場「東急シアターオーブ」です。客席数1,972席の世界でも最大級のミュージカル劇場です。「東急シアターオーブ」は、少し遅れて2012年7月18日にオープンする予定です。
 
 
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9階・10階が「ヒカリエホール(イベントホール)」、 8階がクリエイティブフロア「8/(はち)」、 6階・7階が「カフェ&レストラン」となります。
 
 
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地下3階~地上5階までが、新商業施設「ShinQs(シンクス)」です。フード・ビューティ・ファッションなど、約200店舗が出店します。
 
 ヒカリエ発信の新業態や自主編集売場、世界初・日本初を含め、多彩な店舗で構成されます。売場面積は約16,000㎡です。
 
 
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西側から見た様子です。
 
 
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南側から見た様子です。
 
 
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地下3階のエントランスです。東京メトロ・副都心線の渋谷駅と直結しています。東急東横線が地下化され東京メトロ・副都心線と相互直通運転されるとさらに便利になります。
 
 
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地上まで吹き抜けとなっています。
 
 
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地下3階の入口です。
 
 
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西側の地上1階の入口です。
  
 
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南西角です。
 
 
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西側が低く、東側が高い傾斜地に建設されているので入る場所によって階数が異なります。
 
 
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地上2階部分は、すでに一部通行出来ます。
  
 
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「渋谷ヒカリエ」の西側には、地下3階~地上4階部分を貫く巨大な吹き抜け空間の「アーバンコア」が設けられています。

 「アーバンコア」には、エスカレーターやエレベーターなどが設置され、地形の高低差が大きい渋谷で、縦方向の移動を容易にしています。
  
 
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巨大な吹き抜け空間です。
 
 
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まだ供用開始されていませんが、2階と3階を結ぶエスカレーターです。
 
 
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新商業施設「ShinQs(シンクス)」です。地下3階~5階まで、約200店舗が出店します。
 
 
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オープンに向けて準備中の「ShinQs(シンクス)」のテナントです。
 
 
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オープンに向けて準備中の「ShinQs(シンクス)」のテナントです。
 
 
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「渋谷ヒカリエ」と東急東横線・渋谷駅を結ぶ新しい連絡通路も建設中です。
 
 
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東側は本設となっています。
 
 
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西側は仮設となっています。東急東横線・渋谷駅は、2012年度中の供用開始を目指して地下化工事が行われています。
 
 地下化後は、高架駅跡地の大規模な再開発が計画されているので、西側部分は地下化までの暫定的な仮設通路となります。
 
 
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東京メトロ銀座線・渋谷駅もこのあたりに移動してくる予定です。東京メトロ銀座線・渋谷駅は、島式1面2線の高架駅に生まれ変わる予定です。
 
 
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右側(南側)が新しい連絡通路で、左側(北)が現在の連絡通路です。現在の連絡通路は解体されて、新しい東京メトロ銀座線・渋谷駅の高架駅の一部となります。
 
 
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東横線と副都心線の相互直通運転に向けて、渋谷駅~代官山駅間では地下化工事が行われています。

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2012年3月26日 (月)

江東区  ザ 湾岸タワー レックスガーデン 2012年2月末の建設状況

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-ザ 湾岸タワー レックスガーデン-
 東雲物流センター跡地の再開発プロジェクトである「(仮称)東雲2丁目計画 」は、地上31階、地下1階、高さ108.59m、総戸数456戸(他オーナーズルーム2戸)の超高層タワーマンションです。
 
 
正式名は「ザ 湾岸タワー レックスガーデン」で、建築主は施工者の前田建設工業グループの「正友地所」となっています。
 
 
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最高部です。
 
 
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ザ 湾岸タワー レックスガーデン」の建設現場を南東側から見た様子です。
  
  
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ザ 湾岸タワー レックスガーデン」の建設現場を北東側から見た様子です。

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2012年3月25日 (日)

江東区 プラウドタワー東雲キャナルコート 2012年2月末の建設状況

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-プラウドタワー東雲キャナルコート-
 「東雲キャナルコート地区」は、三菱製鋼の工場跡地を再開発するプロジェクトです。現在、「(仮称)東雲キャナルコート地区(複合用地2街区)計画」が建設中です。
 
 正式名称は、「プラウドタワー東雲キャナルコート」で、地上52階、地下2階、高さ175.01m、総戸数600戸となっています。
 
 東日本大震災後に液状化対策として新たに「地盤改良工事」の範囲を広げる追加工事や多方面の震災対策が行われました。
 その効果もあったのか第1期250戸、第2期116戸の合計366戸が即日完売しています。
  
 敷地内には、
自走式駐車場棟や認可保育園も建設され、区画の南西側には「認定こども園及び児童・高齢者総合施設新築工事」として建設された「グランチャ東雲」があります。
 
 
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南西側から見た様子です。
 
 
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南東側から見た様子です。
 
 
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最高部です。
 
 
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「プレキャストコンクリート」の柱を吊り上げています。「大林組」が開発した「LRV工法」により、柱と梁をPCa化しています。
 
 
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仮囲いに掲示してある「現場の中をのぞいてみよう!」 2012年1月5日発行
 
  
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仮囲いに掲示してある「現場の中をのぞいてみよう!」 2012年2月3日発行
 
 12月末までに28階床まで建ち上がり、1月末のまでに32階まで建ち上がり、2月末までに40階まで建ち上がりました。2月は稀に見る猛烈なスピード上に伸びた事が分かります。
  
 
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北西側の「自走式駐車場棟」です。 
  
 
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敷地の南西角には、地上8階の「江東区(仮称)認定こども園及び児童・高齢者総合施設新築工事」が建設されました。「グランチャ東雲」という名称で、2011年4月にオープンしています。

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2012年3月24日 (土)

千葉県市川市 グランドターミナルタワー本八幡(Grand Terminal Tower) 2012年2月末の建設状況

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-グランドターミナルタワー本八幡-
 「グランドターミナルタワー本八幡(Grand Terminal Tower)」は、「本八幡A地区第一種市街地再開発事業」の住宅棟の正式名称です。
 「八幡A地区市街地再開発組合」が、京成電鉄「京成八幡駅」前に計画している再開発計画です。
 
 地上40階、地下2階、高さ144.2m
、総戸数465戸(事業協力者住戸84戸を含む)の住宅棟を中心に、業務棟と商業棟の合計3棟が建設される予定です。
 「グランドターミナルタワー本八幡」の売主は、「積水ハウス、三井不動産レジデンシャル、新日鉄都市開発」となっています。
 
 
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街区図です。「Ⅰ期工事」の住宅棟と業務棟が2013年4月に竣工予定、「Ⅱ期工事」の商業棟が2015年5月に竣工予定です。
  
 
業務棟は、地上7階、地下1階で、竣工後は京成電鉄の本社が「東京スカイツリー」建設現場近くの現在の場所から移転してくる予定です。
 
 
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街区を北西側から見た様子です。
 
 
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「グランドターミナルタワー本八幡」を北西側から見た様子です。
 
 
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「グランドターミナルタワー本八幡」は、すぐ南側の超高層タワーマンション「ガレリア・サーラ」とお互いの眺望が重ならないよう配置を東側にずらしています。
 
 
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西側のゲートが開いていました。奥では、地上7階、地下1階の「業務棟」の工事が行われています。
 
 竣工後は
京成電鉄の本社が「東京スカイツリー」建設現場近くの現在の場所から移転してくる予定です。
 
 
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「グランドターミナルタワー本八幡」を西側から見た様子です。
 
 
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街区を南西側から見た様子です。
 
 
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街区の南西角には、都営地下鉄新宿線「本八幡駅」への地下連絡口が整備中です。工期は2013年7月18日までとなっています。
 
 
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街区を南東側から見た様子です。
 
 
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南側のJR総武本線「本八幡駅」の高架ホームからも見えるようになりました。

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2012年3月23日 (金)

東京スカイツリー 展望台「天望デッキ」の個人入場券予約受け付け開始!

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-東京スカイツリー-
 本日(3月23日)、「六本木三丁目東地区市街地再開発組合」の設立が認可されます。順調にいけば2012年3月に再開発組合の認可が下りる見通しだったので計画通りです。
 
 前にも書きましたが、同じ住友不動産の「泉ガーデンタワー」にそっくりです。地上42階、地下5階、高さ約250mから
地上40階、地下5階、高さ約241mに変更になっています。高さが250mを超えない事になり私的には大ショック・・・ 
 
 東京都・報道発表資料(2012/03/22)
 
六本木三丁目東地区市街地再開発組合の設立認可について
 
 現地の様子
 
「日本IBM本社ビル&ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス」の解体工事がいよいよ始まる!
 
 本題に戻って、2012年5月22日の開業まで2ヶ月となった「東京スカイツリー」の展望台「天望デッキ」の個人入場券予約受け付けが2012年3月22日から始まりました。販売は、1日当たり約8000枚(ネットが約6000枚、店頭が約2000枚)です。
 
 インターネットがつながりにくくなりましたが、サーバーがダウンするほど混まなかったのは、入場が確約される訳では無く、あくまでも「個人入場券の抽選受付」だからでしょうね。
 
 私が住んでいる関西でも「東京スカイツリー」のテレビ広告が始まりました。電車の中吊り広告も見かけるようになりました。
 私は、行けたとしても今年の夏から秋頃になりそうです。その頃には少しは落ち着いていると思います。朝一番で並べばなんとかなると思います。
 
 
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2012年5月22日が待ち遠しいですね。 
  
 
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超高層オフィス棟「東京スカイツリーイーストタワー」です。地上31階、地下3階、高さ(最高部158.00m、軒高148.00m)です。31階と30階はレストラン街で、30階には無料の展望台を設ける予定です。
 
 
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東街区の「イーストヤード」を南東側から見た様子です。
 
 
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東街区の「イーストヤード」を南西側から見た様子です。「イーストヤード」は超高層オフィスビルや商業施設となります。
 
 「ドームシアター」が少しだけ見えます。この部分の屋上は庭園「ドームガーデン」となっています。
 
 
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東街区の「イーストヤード」の低層階を南西側から見た様子です。
 
 
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この広場は「ソラマチ広場」です。「東京ソラマチ」の入口が見えます。
 
 
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オブジェです。
 
 
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中央の「タワーヤード」を南東側から見た様子です。
 
 
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南側から見た「東京スカイツリー」です。
 
 
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中央の「タワーヤード」を南側から見た様子です。タワーの高所からの落下は積もった雪でさえ凶器になるので真下には柵が設けてあります。
 
 
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柵を真横から見た様子です。
 
 
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中央の「タワーヤード」を南西側から見た様子です。
 
 
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西街区の「ウエストヤード」を南東側から見た様子です。「ウエストヤード」は商業施設を中心としています。
 
 
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この部分の5階・6階は、「オリックス不動産」が運営する「すみだ水族館」となります。水族館の面積は7,859,81㎡(バックヤード含む)、最大収容人数約2,000人、生物の種類は約400種類、点数は約1万点を予定しています。
 
 「オリックス不動産」が運営する水族館としては、「新江ノ島水族館」と「京都水族館(2012年3月14日オープン)」に続く3館目となります。「京都水族館」と同じく海水は、人工海水で運用されます。
 
 公式HP → すみだ水族館
  
 
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西街区の「ウエストヤード」を南西側から見た様子です。階段は「ハナミ坂」です。
 
 
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西端の棟です。街区図を見ると立体駐車場のようです。屋上は庭園「ファームガーデン」となっています。西端の広場は「ハナミ坂ひろば」です。
 
 
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「東京スカイツリータウン」南側の道路です。この部分は公園で良かったと思うのですが、南側に車両の出入り口があるので道路が必要です。
 
 
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「ウエストヤード」の南東側に車両の出入り口があります。一般車・観光バス・搬入車等もここから出入りするようです。
 
 
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南西側から見た「東京スカイツリータウン」です。
 
 
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街区の北東側に整備中のロータリーです。
 
 
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植栽も行われています。
 
 
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「ソラミ坂広場」です。奥に「東京ソラマチ」の入口があります。
 
 
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「押上駅」の地上B3出口です。
 
 
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浅草の隅田川に架かる「吾妻橋」から見た様子です。

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2012年3月22日 (木)

世田谷区 二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区] 出店する核テナント企業が決定!

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-二子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]-
 
東急田園都市線と大井町線の「二子玉川駅」の東側で大規模な再開発事業が進行しています。

 再開発事業は、最初にⅢ街区の「二子玉川ライズワー&レジデンス」が竣工し、次に「Ⅰ-a街区」と「Ⅰ-b街区」の「二子玉川ライズ オフィス」と「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」が竣工しました。

 第2期事業である「子玉川東第二地区市街地再開発事業[Ⅱ-a街区]」が、2012年1月13日着工しました。
 「第2期事業」は、地上30階、地下2階、高さ137.00mの大規模な超高層複合ビルが建設されます。
 
 フロア構成はオフィス(1階~27階)、ホテル(28階~30階)、物販店舗・飲食店(1階・2階)、映画館(3階・4階:10スクリーンのシネマコンプレックス)、スポーツ練習場(フィットネスクラブ)、テレビスタジオ(放送・収録機能)になる予定です。
 
 「東京急行電鉄」と「東急不動産」は、2012年3月21日、第2期事業の核テナント企業を発表しました。
 フィットネスクラブ区画に「東急スポーツシステム」、ホテル区画に「東急ホテルズ」、シネマコンプレックス区画に「東急レクリエーション」が出店します。
 
  東急不動産・ニュースリリース(PDF:2012/03/21)
 二子玉川ライズ(第2期事業)に出店する核テナント企業が決定~東急スポーツシステム、東急ホテルズ、東急レクリエーションが出店します~
 
 「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」は、開業から1年間の来館者は延べ約1,800万人を数え、また開業後の「二子玉川駅」の乗降人員数は、開業前の2010年と比較すると、2割程度増加したそうです。
  
 
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大規模に工事が行われています。撮影時は週間作業工程を見ると「山留工事、地盤改良工事」となっていました。
 
 
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北東側部分です。
 
 
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「セメントミルクプラント」が見えます。
 
 
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たくさんの重機が稼働中です。
 
 
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この部分は掘削されています。敷地は平らに見えますが、南側が高いゆるい傾斜地だと分かります。
 
 
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南東側部分です。
 
 
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東側から見た様子です。
 
 
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南東側から見た様子です。
 
 
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南西側から見た様子です。

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2012年3月21日 (水)

江東区 地上44階、高さ約155m「(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画」 大規模に行われている準備工事!

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-(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画-

 東京電力・新東京火力発電所跡地では大規模な再開発が行われています。「豊洲3-2街区」の開発計画ですが、一番最初に着工されたのが「A2街区」の「(仮称)新豊洲センタービル」です。
 
 引き続き、「B3街区」には、地上44階、高さ約155m、延床面積約141,500㎡、総戸数約1150戸の超高層タワーマンション、「B2街区」には、地上31階、高さ約110m、延床面積約62,600㎡、住戸数約550戸のタワーマンションが建設される予定です。
 
 「B3街区」は、外観が「芝浦アイランド ケープタワー 」にそっくりです。「芝浦アイランド ケープタワー」は、総戸数1095戸なので規模的にもほぼ同じです。
  
 
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「(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画」の建設予定地の北側寄りです。着工は2012年4月1日予定ですが、着工前の準備工事が大規模に行われています。
 
 
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「(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画」の建設予定地の南側寄りです。
 
 
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「三点式パイルドライバ」です。「山留め壁」を構築しています。「山留め壁」の構築は本体工事に含む場合が多いので、実質的には本体工事に着工していると言ってもいいと思います。
 
 
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「三点式パイルドライバ」には5連式の「アースオーガ」が装着されています。
 
 
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クローラークレーンで「山留め壁」の芯材のH形鋼を建込んでいます。
 
 
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ドイツ「バウアー社」製の自走式掘削機「BG-28」です。地下障害物を撤去していると思われます。
 
 再開発予定地は、東京電力・新東京火力発電所跡地なので埋立てしたばかりの更地とは違い、地下に障害物が残っているんでしょうね。
 
 
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「三点式パイルドライバ」が林立しています。
液状化対策として大規模に「地盤改良工事」が行われていました。
 
 
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「三点式パイルドライバ」には、地盤改良用のマシンが取り付けてあります。
 
 
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湾岸部で大規模に地盤改良を行う場合、「SD工法(サンドドレーン工法)」もしくは「SCP工法(サンドコンパクションパイル工法)」で砂杭を構築する場合が多いです。両工法とも砂を使用しますが、岩石を砕いた「砕石」等を使用する場合もあります。
 
 液状化対策と思われるので、「東京ディズニーランド」や「東京ディズニーシー」でも採用された「SCP工法(サンドコンパクションパイル工法)」だと思われます。
 「SCP工法(サンドコンパクションパイル工法)」は、軟弱地盤に砂を圧入し、何度も荷重をかけて地盤中に大径の締め固めた「砂杭」を構築します。
 
 
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アップです。漏斗(ろうと)状の部分が砂(もしくは砕石)を供給する「ホッパー」です。

 
 
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「(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画」の建築計画のお知らせです。建築主は
「三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、住友不動産、東京建物、東急不動産、野村不動産」の6社となっています。大手勢揃いで究極のリスク分散ですね。
 
 昨年の春に発表された時は確か「東電不動産」も参画していたと思いますが、今はそれどころではないのでしょう。設計者・施工者は「清水建設」となっています。
 
 
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「A2街区」の「(仮称)新豊洲センタービル」です。地上11階、塔屋1階、高さ44.709mです。外観は完成しています。
 
 
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別方向から見た「(仮称)新豊洲センタービル」です。データセンターなので窓がほとんどありません。
 
 
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「(仮称)新豊洲センタービル」
の建築計画のお知らせです。

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2012年3月19日 (月)

川崎市 エクラスタワー武蔵小杉 2012年2月末の建設状況

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-エクラスタワー武蔵小杉-
 東急武蔵小杉駅西側に「武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設中です。
 
 地上39階、地下2階、高さ約149m、総戸数326戸(分譲住戸300戸、地権者等関係者住戸26戸)となっています。
 正式名称は「エクラスタワー武蔵小杉」で、「東京急行電鉄、東急不動産、丸紅、東電不動産」により分譲されます。
 
 地下1階(駐車場、駐輪場)、1階(スーパーマーケット、商業施設)、2~4階(商業施設)、5階屋上(広場)、5~6階(市立図書館)、7階(ゲストルーム、キッズラウンジ、他)、7~38階(共同住宅)、38・39階(スカイビューラウンジ、パーティーラウンジ)となっています。
 
 
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商業施設の南側部分が姿を現しました。1階のスーパーマーケットには「マルエツ」が入店予定です。2階~4階の商業施設は物販を中心とする予定です。
 
 東急武蔵小杉駅に覆いかぶさるような形で建設中の「(仮称)東急武蔵小杉駅ビル計画」とは4階と5階部分で直結します。駅ビルの4階には改札口が新設されます。
 
 
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北西側から見た様子です。6
階と7階の間に免震装置を設置する「中間免震構造」となっています。
 
 5階・6階に開館する「川崎市立中原図書館」は、閲覧席数は約200席、蔵書数はおよそ40万冊になる予定です。
 
 
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北側から見た様子です。
 
 
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東側から見た様子です。

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2012年3月17日 (土)

川崎市 パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー 2012年2月末の建設状況

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-パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー-
 東急武蔵小杉駅東側に「武蔵小杉駅南口地区東街区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設中です。
 
 地上38階、地下2階、高さ141.74m(高さ143.43mから変更)、総戸数506戸となっています。
 正式名称は「パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー」で「三井不動産レジデンシャル、三井都市開発」により分譲されます。
 
 隣接する北側には、商業施設が建設されます。1~3階はショッピングモール、4階は医療モールが入る予定です。商業施設は、2014年6月完成予定です。
 
 
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建設現場を南東側から見た様子です。
  
 
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南東角の「仮囲い」が一部透明になっていたのでのぞいてみました。撮影時は鉄筋が地上に姿を現わした直後でした。
 
 
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1基目のタワークレーンです。マストの色が「竹中工務店」カラーのシルバーになっています。
 
 
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撮影時、2基目のタワークレーンが組立中でした。
 
 
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「武蔵小杉駅南口地区東街区第一種市街地再開発事業施設建築物」の書き換えられた最新の「建築計画のお知らせ」です。高さが143.43mから141.74mに変更になっていました。
 
 
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駅前広場の建設現場を南東側から見た様子です。駅前ロータリーと約1000台の地下駐輪場が建設されます。
 
 
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街区を北東側から見た様子です。北側には駅前ロータリーと約1000台の地下駐輪場が建設されます。
 
 奥に見えるのは、東急武蔵小杉駅の「(仮称)東急武蔵小杉駅ビル計画」です。現在の武蔵小杉駅に覆いかぶさるような形で2層構造のビルが建設されます。更に奥に「エクラスタワー武蔵小杉」の建設現場も見えます。
 
 
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(おまけ)
 「武蔵小杉駅南口地区東街区」の北側の東京機械製作所の社宅跡では、「(仮称)武蔵小杉F地区西街区ビル新築工事」が建設中です。武蔵小杉地区では珍しいオフィスビルです。
 
 
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(おまけ)
 「(仮称)武蔵小杉F地区西街区ビル新築工事」の建築計画のお知らせです。建築主が「東京機械製作所」、設計者は「東急設計コンサルタント」、施工者は「鴻池組」となっています。

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港区 新赤坂センタービル(仮称) 2012年2月末の建設状況

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-新赤坂センタービル(仮称)-
 
竣工した「Akasaka K TOWER」のすぐ西側で、 赤坂センタービルの1号館・2号館・3号館の解体が行われ、「新赤坂センタービル(仮称)」が建設されています。
 
 概要は、
地上20階、塔屋2階、地下3階、高さ99.54mのオフィスと共同住宅で構成される超高層ビルです。建築主は「関電不動産」になっています。
 
 オフィスフロアは3階~16階、住宅部分(賃貸)は18階・19階になります。地下3階・地下2階が96台の駐車場となります。
 
 公式HP → 新赤坂センタービル(仮称) 
 
 
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南西側から見た様子です。想像していた以上に大きくて存在感がありました。
 
 
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南東側から見た様子です。

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2012年3月16日 (金)

千代田区 WATERRAS TOWER RESIDENCE(ワテラス タワーレジデンス) 2012年2月末の建設状況

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-ワテラス タワーレジデンス-
 「淡路町二丁目西部地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 (北街区)」には、地上41階、塔屋1階、地下3階、高さ164.80mの本体棟と、地上15階、塔屋1階、地下2階、高さ約70mのアネックス棟が建設中です。
 
 街区の名称は「WATERRAS(ワテラス)」です。また20階~41階の住宅部分は「WATERRAS TOWER RESIDENCE(ワテラス タワーレジデンス)」となっています。総戸数は333戸(分譲住戸253戸、地権者住戸80戸)です。
 
 20階~41階の住宅部分が「WATERRAS TOWER RESIDENCE(ワテラス タワーレジデンス)」になります。すでに全戸完売しています。
 
 
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現地に掲示してある街区図です。
 
 
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北街区を南東側から見た様子です。
 
 
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地上41階、塔屋1階、地下3階、高さ164.80mの本体棟です。
 
 
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地上15階、塔屋1階、地下2階、高さ約70mのアネックス棟です。
 
 
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本体棟を東側から見た様子です。
 
 
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本体棟を南西側から見た様子です。
 
 
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本体棟を西側から見た様子です。セットバックした部分から上が「WATERRAS TOWER RESIDENCE(ワテラス タワーレジデンス)」となります。デザインが統一されているのですべてオフィスのように見えます。
 
 
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上層階の住宅部分です。バルコニー部分は普通のタワーマンションと同じく全面カーテンウォールとはなっていません。
 
  
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柱は明らかに「CFT柱」なので「鉄骨造」ですが、天井(床)は「鉄筋コンクリート造」のように見えます。
 
 「鉄骨造」は、上の階の生活音が下の階まで響きやすいので、床を「鉄筋コンクリート造」にしている可能性があります。
 
 超高層タワーマンションのほとんどが「鉄筋コンクリート造」なのは、建設費が安いこともありますが、重くて揺れにくい、火災に強い、生活音が下の階や隣りの部屋に響きにくいという利点があります。
 
 
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北西側から見た様子です。北西角に「御茶ノ水ソラシティ」との接続部が建設中です。東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」から「御茶ノ水ソラシティ」を経由して歩行者通路でダイレクトに結ばれます。敷地の北側の道路の拡幅工事も行われています。
 
 
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敷地の西側の道路の拡幅工事が行われています。
 
 
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敷地の南側の道路の拡幅工事が行われています。西側が高く、東側が低いかなりの傾斜地に建設している事が分かります。
 
 
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街区の南側では、「淡路町二丁目西部地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 (南街区)」の建設も始まりました。地上8階、地下1階で規模は小さいです。保育所と高齢者福祉施設で構成されます。
 
 
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「淡路町二丁目西部地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 (南街区)」の建築計画のお知らせです。

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2012年3月14日 (水)

2012年東大合格者数発表 女子高No1「桜蔭高等学校」の空撮!

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(追記) 2012年3月28日 後期追加
 

2012年東大合格者数ランキング(前期・後期合計)
◎  開成(東京都)                   202人(理Ⅲ11人)

◎  灘(兵庫県)                       98人(理Ⅲ16人)
◎  麻布(東京都)                    86人(理Ⅲ1人)
△ 筑波大学附属駒場(東京都)  80人(理Ⅲ5人)
◎  駒場東邦(東京都)              69人(理Ⅲ3人)
◎  栄光学園(神奈川県)          69人(理Ⅲ1人)
◎  聖光学院(神奈川県)          65
人(理Ⅲ1人)
◎  桜蔭(東京都)                    58
人(理Ⅲ7人)
△ 東京学芸大附属(東京都)     55人

◎  渋谷教育学園幕張(千葉県) 49人

◎  海城(東京都)                    48人(理Ⅲ4人)
◎  東大寺学園(奈良県)          42人(理Ⅲ1人)
◎  巣鴨(東京都)                    41人(理Ⅲ1人)
◇  県立浦和(埼玉県)             40人
◎ 久留米大附設(福岡県)        35
人(理Ⅲ1人)
◇  旭丘(愛知県)                    32人
◇  県立千葉
(千葉県)             31人
◇ 日比谷(東京都)                 30人
◎  ラ・サール(鹿児島県)          30人(理Ⅲ4人)
△ 筑波大附属(東京都)           29人(理Ⅲ2人)
◎ 浅野(神奈川県)             29
◎  広島学院(広島県)            29人(理Ⅲ1人)
◇  岡崎(愛知県)                    27人
◎  東海(愛知県)                26人(理Ⅲ2人)
◎  桐朋(東京都)                    25人(理Ⅲ1人)
◎  豊島岡女子学園(東京都)     25人(理Ⅲ1人)
◎  甲陽学院(兵庫県)            25人(理Ⅲ1人)

◎  白陵(兵庫県)                     25人(理Ⅲ2人)
◇ 西(東京都)                        24人(理Ⅲ1人)
◎  早稲田(東京都)                  23人(理Ⅲ1人)

◇ 土浦第一(茨城県)              22
◎  女子学院(東京都)            22
◎  愛光(愛媛県)                22人(理Ⅲ1人)
◇  湘南(神奈川県)                  21人
 
----以下は2012年3月14日・記----


-桜蔭高等学校・中学校-
 
毎年この季節になると「サンデー毎日」や「週刊朝日」を買ってしまいます。高校別の東大・京大の合格者数が発表されるからです。
 毎年、高校別の合格者数をこのブログでUPしていましたが、昨年は直前に「東日本大震災」があったので控えました。
  
 低頭脳の私に語る資格は無いですが、私が大学受験をしていた頃の私立高校の御三家は「灘、ラ・サール、開成」で、東京の私立御三家は「開成、麻布、武蔵」でした。
 「ラ・サール」がベスト10に入っていないのと「武蔵」の姿が見えないのはちょっとさびしいですね・・・
 
 毎年、東大合格者数が女子校で断トツ1位の「桜蔭高等学校(おういん)」は、「東京女子高等師範学校(現:お茶の水女子大学)」の同窓会「桜蔭会」により大正末期の1924年に設立されました。
 
 「桜蔭中学校・高等学校」は、「東京ドーム」東側の
東京都文京区本郷一丁目にあり、「学校法人桜蔭学園(おういんがくえん)」により運営されています。
 高校募集をしていない完全中高一貫制女子校で、1学年の定員は中学校・高校共に240人となっています。
 
 進学校は、意外と敷地が狭い学校が多く、「桜蔭中学校・高等学校」も例外ではありません。敷地面積約6,949㎡の狭い敷地に「
本館、東館、西館、講堂、別館」が建っています。 
 
2012年東大合格者数ランキング(前期のみ)
◎  開成(東京都)                   193人(理Ⅲ11人)
◎  灘(兵庫県)                       96
人(理Ⅲ16人)
◎  麻布(東京都)                    77人(理Ⅲ1人)
◎  栄光学園(神奈川県)          69人(理Ⅲ1人)
◎  駒場東邦(東京都)              67人(理Ⅲ3人)
◎  聖光学院(神奈川県)          63
人(理Ⅲ1人)
△ 東京学芸大附属(東京都)     52人

◎  桜蔭(東京都)                    50
人(理Ⅲ6人)
◎  渋谷教育学園幕張(千葉県) 46人

◎  海城(東京都)                    45人(理Ⅲ4人)
◎  東大寺学園(奈良県)          41人
◎  巣鴨(東京都)                    40人(理Ⅲ1人)
◇  県立浦和(埼玉県)             39人
◎ 久留米大附設(福岡県)        33
人(理Ⅲ1人)
◇  県立千葉
(千葉県)             30人
◎ 浅野(神奈川県)             29
◎  ラ・サール(鹿児島県)          29人(理Ⅲ4人)
◎  広島学院(広島県)            28人(理Ⅲ1人)
◇ 日比谷(東京都)                  26人
◇  岡崎(愛知県)                    26人
◎  白陵(兵庫県)                     25人(理Ⅲ2人)
△ 筑波大附属(東京都)           24人(理Ⅲ2
人)
◎  桐朋(東京都)                    24人
◎  東海(愛知県)                24人(理Ⅲ1人)
◎  甲陽学院(兵庫県)            24人(理Ⅲ1人)
◎  早稲田(東京都)                  23
人(理Ⅲ1人)
◇ 西(東京都)                        22
人(理Ⅲ1人)
◎  豊島岡女子学園(東京都)     22人(理Ⅲ1人)
◎  愛光(愛媛県)                21人(理Ⅲ1人)
◇ 土浦第一(茨城県)              20

 
(注意) ◎は私立、△は国立、◇は公立です
。「筑波大学附属駒場」は不明です。

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2012年3月13日 (火)

港区 虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 新築工事 2012年2月末の建設状況

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-虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業-
 
「森ビル」の森稔会長(77歳)が3月8日、心不全で死去しました。用地取得に約20年もかけて自ら地権者と交渉を続け、粘り強くプロジェクトをまとめる手法は森氏でなければ出来なかったと思います。
 
 不動産業界の「巨星墜つ」です。規制に立ち向かい超高層ビルヲタの希望の星だったので私的にもショックは大きいです。
 「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 新築工事」は、森稔会長が心血を注いでいたプロジェクトの1つです。せめて竣工した姿をご自身の目で見て頂きたかったです。謹んでご冥福をお祈りします。
 
 「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 新築工事」は、地上47階、塔屋1階、地下4階、高さ206.69mの超高層ビルです。
 多くの複合ビルでは、上層階が住宅、下層階がオフィスになる場合が多いですが、このビルは下層階(3階~24階)が住宅、上層階(25階~47階)がオフィスとなります。

 下層階の住宅部分は「鉄筋コンクリート造(RC造)」です。施工スピードを大幅にアップさせるために柱と梁の接合部までプレキャスト化しています。
 上層階のオフィス部分は「O-RCS構法」を採用しています。「O-RCS構法」は、大林組が開発した構法で、柱が圧縮に強い「鉄筋コンクリート造(RC造)」、梁が曲げとせん断に強く軽量な「鉄骨造(S造)」を採用したハイブリッド構造となっています。

 
 
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超高層の複合棟です。すでに上棟しています。下層階(3階~24階)が総戸数243戸の共同住宅、上層階(25階~47階)がオフィスとなっています。
 
 
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最高部の塔屋の周囲には、「ルーフガーデン・展望回廊」が設けられますが、一般には公開されないと思われます。
 
 4枚の花弁のような部分の中央には、ヘリポートが設けられますが、離着陸出来ない「ホバリングスペース」となっています。
 
 
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26階と27階の間には、「中間トレンチ(設備切替スペース)」が設けられて構造を切り替えています。
 
 26階から下が「鉄筋コンクリート造(RC造)」、27階から上は柱が「鉄筋コンクリート造(RC造)」、梁が「鉄骨造(S造)」を採用したハイブリッド構造となっています。
 
 下層階(3階~24階)が住宅、上層階(25階~47階)がオフィスとなっているので、24階と25階の間に「中間トレンチ(設備切替スペース)」が設けられると思っていましたが、25階と26階は「スモールオフィス階」となっていて住宅部分と構造が同じのようです。
 
 
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住宅棟です。地上8階(建築基準法上:地上6階、塔屋1階、地下2階)、総戸数33戸の予定です。
 
 
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敷地西側部分です。
 
 
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地上から見た様子です。
 
 
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少し角度を変えた様子です。

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2012年3月12日 (月)

千代田区 「交通博物館」跡地に建設中の「神田万世橋ビル(仮称)」 2012年2月末の建設状況

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-神田万世橋ビル(仮称)-
 秋葉原の南側の万世橋近くにあった「交通博物館」ですが、解体工事が行われ跡地には高層ビルが建設中です。
 
 計画名は「神田万世橋ビル(仮称)」で、地上20階、地下2階、高さ99.278mオフィス、店舗、ビジネススクール、カルチャースクールで構成されるビルです。2013年1月頃の開業予定です。
  
 完成予想パース → ジェイアール東日本建築設計事務所
 
 
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なかなか地上に姿を現しませんでしたが、やっと姿を現しました。
 
 
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別方向から見た様子です。2013年1月頃の開業予定に間に合うのかなあ? と多少の心配はありますが、このクラスなら急げば半年くらいで最高部まで到達するので大丈夫だと思われます。
 
 
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タワークレーン2基で建設しています。

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2012年3月11日 (日)

千代田区 大手町フィナンシャルシティ(サウスタワー&ノースタワー) 2012年2月末の建設状況

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-大手町フィナンシャルシティ-
 
あの悪夢のような「東日本大震災」から1年が過ぎました。福島第一原発の水素爆発に続き、日本経済の中枢である首都圏の水道水や野菜から放射能が次々と検出された時は、私は日本経済の崩壊を真剣に覚悟しました。
 
 当時の日記を読み返してみるとあの頃の恐怖がよみがえってきます。福島第一原発がなんとか持ちこたえたのは、決死の覚悟で原発の暴走を止めた現場の作業員の方々おかげです。
 マスコミは、過酷な下請け構造のような暗部ばかり報道しますが、命を張って日本を救ってくれた現場の作業員の方々にもっと光を当てて欲しいと私は思います。
 
 本題に戻って、大手町地区では、「大手町一丁目地区第一種市街地再開発事業」が竣工し、引き続き連鎖的再開発の第二弾「大手町一丁目第2地区第一種市街地再開発事業」が行われています。
 
 「大手町一丁目第2地区第一種市街地再開発事業」は、「経団連会館」、「日経ビル」、「JAビル」の3棟を解体し、2棟の超高層オフィスビルを建設するプロジェクトです。街区の正式名称は「大手町フィナンシャルシティ」に決定しています。
 
 南側のB棟「大手町フィナンシャルシティ サウスタワー」が、地上35階、塔屋3階、地下4階、高さ177.0m(軒高約165m)、北側のA棟「大手町フィナンシャルシティ ノースタワー」が、地上31階、塔屋2階、地下4階、高さ154.0m(軒高約142m)となっています。
 
 
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南側のB棟「大手町フィナンシャルシティ サウスタワー」を南東側から見た様子です。
 
 
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サウスタワーの下層階です。
 
 
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サウスタワーとノースタワーの間の「アトリウム」です。ノースタワーとサウスタワーの地下4階~地上3階までは連結され一体構造になります。
 
 サウスタワーは「逆打ち工法」、ノースタワーは「順打ち工法」で工事が行われています。私のような素人が考えると最終的に連結されて一体構造になるのなら工法を統一して地下部分だけでも共同で工事を行った方が工費が安くなったのでは? と思いますがどうなんでしょう?
   
 
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北側A棟「大手町フィナンシャルシティ ノースタワー」を北東側から見た様子です。
 
 
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ノースタワーの下層階です。
 
 
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ノースタワーの東側壁面のカーテンウォールは、「柱・梁カバー形式」となっています。どのように柱にカーテンウォールを取り付けるのかよく分かる写真です。
  
  
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北側から見た様子です。ノースタワーとサウスタワーが重なって見えるので、まるで巨大な1棟のビルのように見えます。
 
 ノースタワーの北側壁面は、ガラスを多用した「アルミカーテンウォール」となっており、見る方向によりイメージが大きく異なります。
 
 
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最高部です。タワークレーンがすべて撤去される日も近そうですね。

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2012年3月 9日 (金)

墨田区 大規模に改修工事が行われている「業平橋駅(TS-02:とうきょうスカイツリー駅)」

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-とうきょうスカイツリー駅(TS-02)-

 「業平橋駅(なりひらばしえき)」は、墨田区にある東武鉄道伊勢崎線の駅です。「東京スカイツリー」開業前の2012317日に「とうきょうスカイツリー駅」へ改称されます。改称後も「旧業平橋」の名称も併記される予定です。
 

 「東武鉄道」は、伊勢崎線の「浅草・押上」~「東武動物公園」間を愛称「東武スカイツリーライン」にすると発表しました。東京スカイツリーにつながる路線としてアピールしていく予定です。
 

 同時に、東武線各駅にはナンバリングを導入します。全国や世界から訪れる観光客に分かりやすいよう案内します。ちなみに浅草駅は「TS-01」、とうきょうスカイツリー駅は「TS-02」となります。
 「東京スカイツリー」のメインの玄関口となる「押上駅」は副駅名を導入し「押上(スカイツリー前)」として「TS-03」となります。
 

 「東京スカイツリー」の開業を控え、「業平橋駅」では、ホームの美装化、ホーム屋根の架け替え、コンコースの拡幅、改札口の増設(1ヶ所→2ヶ所)、エレベーターの移設・大型化(定員8名→30名)、その他の大規模な改修工事を行っています。
 

 2012211日(土)からは、以前の改札口が閉鎖され、東側の改札口が使用開始されました。この改札口は、東京スカイツリータウン開業時に東京ソラマチと直結します。
 
 
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新しい改札口への入口です。
 
 
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券売機は少ないです。足りないのでは? と思いましたが、「東京スカイツリー」の玄関口は「押上駅」になるので、これで充分なんでしょうね。
  
 
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自動改札機の数も少ないです。
  
 
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改札を出ると「東京ソラマチ」の入口です。
 
 
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1階、改札内コンコースは、まだ工事中のため狭いです。
 
 
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東側に階段があります。
 
 
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中央に大型化(定員8名→30名)したエレベーターがあります。
 
 
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西側にエスカレーターがあります。 
 
 
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ホームから階段を見た様子です。
 
 
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ホームからエレベーターを見た様子です。


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ホームからエスカレーターを見た様子です
  
  
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ホーム上は、工事中のため狭いです。
 
 
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ホーム屋根の架け替え工事が行われています。
 
 
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南側の1番のりば「浅草方面」の工事の様子です。
 
 
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北側の2番のりば「曳舟・北千住・久喜・南栗橋方面」の工事の様子です。
 
 
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以前は、ホーム東端が陥没していましたが、きれいに改修されていました。
 
 
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駅の橋脚は、「鋼板巻き立て工法」で耐震補強が行われています。
 
 
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以前の西側の改札口は完全に閉鎖されて工事が行われています。西側の改札口は復活します。
 
 
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駅を南西側から見た様子です。
 
 
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駅を北西側から見た様子です。
 
 
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駅西側の道路も改修工事が行われています。

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2012年3月 8日 (木)

豊島区 ルミナリータワー池袋 2012年2月末の建設状況

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-ルミナリータワー池袋-
 
昨日の日経BPnetに渋谷駅周辺に高さ250m、210m、180m、160m、140mの5棟の超高層ビルが建設されるかも? と超高層ビルヲタが泣いて喜びそうな記事が載っていました。
 
 渋谷駅周辺が大規模に再開発される事は分かっていましたが、これ程大規模とは思っていませんでした。もしこれがすべて実現したら渋谷は凄い事になりますね。是非とも実現してほしいですね!
 
 日経BPnet → 渋谷駅にツインタワー計画、都内一なるか
 
 池袋駅北口から400mくらい北北西にある「池袋2」交差点付近に「(仮称)池袋二丁目計画新築工事」が建設中です。「大宗池袋パーキング」等の立体駐車場が集まったエリアの再開プロジェクトです。
 
 地上30階、地下1階、高さ109.10m、総戸数の219戸(その他店舗あり)の超高層タワーマンションになります。正式名称は「ルミナリータワー池袋」に決定しています。
 
 
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南西側から見た様子です。箱型の普通のタワーマンションかと思っていましたが、弧を描いたユニークな外観ですね。
 
 
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外壁はこんな感じです。
 
 
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南東側から見た様子です。
 
 
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タワークレーン1基で建設しています。
 
 
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北西側から見た様子です。

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2012年3月 6日 (火)

千代田区 地上23階、高さ約110mの「御茶ノ水ソラシティ」 2012年2月末の建設状況

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-御茶ノ水ソラシティ-

 解体された「御茶ノ水セントラルビル」跡地には、「(仮称)神田駿河台4-6計画」が建設中です。 地上23階、塔屋2階、地下2階、高さ109.99mの超高層オフィスビルになります。
 
 
 建設主体の「駿河台開発特定目的会社」は、「大成建設、ヒューリック、安田不動産、昭栄、有楽土地」の5社が出資する「SPC(特定目的会社)」です。
 
 ビルの名称は「御茶ノ水ソラシティ」に決定し、公式ホームページもすでにオープンしています。
 
 公式HP → 御茶ノ水ソラシティ
 
 地下2階が駐車場・機械室、地下1階が店舗、1階・2階が「(仮称)アカデミックカンファレンスセンター」、3~5階が大学等教育関連施設、6~23階がオフィスとなっています。エントランスロビーは、地下1階と1階になります。
 
 ビルの西側には、地上約3,000㎡、地下約1,400㎡の憩いの広場「(仮称)タウンゲートプラザ」が設けられます。
 
既存杭の活用
 「大成建設」は、「御茶ノ水ソラシティ」の建設において、旧建物の既存杭を撤去せず最大限に活用する工法を、超高層ビルの建設に初めて適用しました。
 
 旧ビルの杭236本のうち、169本を再使用しました。旧ビルより大きい新ビルの荷重を既存杭だけでは支えきれなかったり、旧ビルと新ビルの建築位置が異なったりするため99本の新たな杭も構築しましたが、既存杭は1本も抜かずに最大限活用したそうです。
  

 既存杭の再使用規模は国内最大級で、超高層ビルの工事で大規模に活用するのは初めてだそうです。
 杭の1本ごとの施工記録が存在し、さらに品質が良く、1平方ミリ当たりのコンクリート圧縮強度が平均43ニュートンと予想を上回る強度を持っていたなど条件にも恵まれていた事で再利用が可能になったそうです。
 
◇ 世界初の300N/m㎡級の超高強度コンクリート
 「大成建設」は、実圧縮強度300N/m㎡(Fc300)級の「大成スーパーコンクリート」のプレキャスト柱を「御茶ノ水ソラシティ」の敷地西側の「(仮称)タウンゲートプラザ」で導入しています。
 
 300N/m㎡とは、1cm四方(サイコロ大)の範囲で3トンの重さに耐えられる強度を示します。コンクリートの強度もここまでくるともはや鉄のレベルですね・・・(笑)
 
 大成建設・プレスリリース(2011/09/14)
 世界初の300N/m㎡級の超高強度コンクリートの実物件適用

 
 
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タワークレーン2基で建設しています。
 
 
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思いっきり逆光ですが、
北西側から見た様子です。
 
 
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北西角から見た様子です。敷地西側の地盤面が1階床レベルとなります。手前に地上約3,000㎡、地下約1,400㎡の憩いの広場「(仮称)タウンゲートプラザ」が設けられます。
 
 
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3階から上は構造が切り替わるので、2階がトラス構造となっています。
 
 
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2階と3階の間の階高が低い部分は「中間階免震」となっています。「御茶ノ水ソラシティ」は、「中間階免震システム」を採用しています。
 
 
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免震装置の「積層ゴムアイソレータ」が見えます。
 
 
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西側が高く、東側が低いかなりの傾斜地に建設されています。敷地北側の坂道は「淡路坂」という名称のようです。
 
 
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敷地東側部分です。地上階のように見えますが、敷地東側は地盤面が地下2階床レベルとなります。
 
 
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カーテンウォールの取り付けが始まっています。


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南側から見た様子です。2階と3階の間の階高が低い「中間階免震」がよく分かります。
 
 
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このあたりで南東側に建設中の「WATERRAS(ワテラス)」と歩行者通路で結ばれます。
 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」から「御茶ノ水ソラシティ」を経由して「WATERRAS(ワテラス)」まで、歩行者通路でダイレクトに結ばれます。
 
 「WATERRAS(ワテラス)」と結ばれる部分は、「御茶ノ水ソラシティ」の2階床レベルの高さに見えますが、傾斜地にあるので地下1階の床レベルの高さになります。
 
 
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敷地南側の「軍艦山」の石垣は、保存・再生されます。場所がイマイチよく分かりませんが、敷地内のレンガ擁壁も保存・再利用されます。

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2012年3月 5日 (月)

港区 地上28階、高さ約100mの「(仮称)港区麻布台3丁目計画」に建築計画のお知らせ掲示!

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-(仮称)港区麻布台3丁目計画-

 正直言って警備の非常に厳しい、国会議事堂、首相官邸、アメリカ大使館、ロシア大使館、中国大使館、韓国大使館の周辺は歩きたくないです。
 
 「李下に冠を正さず」という故事成語があります。「スモモの木の下で冠をかぶりなおそうとして手を上げると、実を盗むのかと疑われるから、そこでは直すべきではない」という意味です。つまり「他人の嫌疑を受けやすい行為は避けるようにせよ」ということですね。
 
 建設現場を撮影する時にはどうしても近くを歩かなければならない時があります。その時は「「李下に冠を正さず」の言葉通りに、一眼レフをリュックサックに戻してあらぬ疑いをかけられないようにしています。
 
 「(仮称)港区麻布台3丁目計画」の建設予定地もそのような場所にあります。50mくらい東側が「ロシア大使館」です。建設予定地から道路(
外苑東通り)を挟んで北側には外務省飯倉公館や日本郵政麻布局があります。
 
 「港区麻布台3丁目計画」は、建通新聞で知っていましたが今回の取材リストから私のミスで完全に漏れていました。
 信じられないかも知れませんが、頻繁に建設現場めぐりをしていると現場が「こっちへ来い!」と呼ぶような感覚に襲われる時があります。
 普段ならこんな警備の厳しい場所はあえて歩きませんが、現場が呼んだような気がしてたので、歩いて見つけました。
 
 建設予定地の「日本IBM飯倉ビル」跡地を「丸紅」が取得し、地上28階、地下1階、高さ99.95mの超高層タワーマンションを建設します。 丸紅のマンションブランド「グランスイート」シリーズになると思われます。
 
 現在は、「大林組」により「(仮称)麻布台3丁目既存建物解体工事」が行われています。解体工事の工期は、2011年8月18日~2012年4月30日までの予定です。
 
 
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アップです。地上部分の解体はほぼ終わっているようです。
 
 
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建設予定地を北東側から見た様子です。
 
 
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建設予定地を北西側から見た様子です。
 
 
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「(仮称)港区麻布台3丁目計画」の建築計画のお知らせです。建築主は「丸紅」、設計者は「大林組」、施工者は「未定」となっています。

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2012年3月 4日 (日)

港区 環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区 2012年2月末の建設状況

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環状第二号線新橋・虎ノ門地区-
 
環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区(略称:環二・III街区)」は、地上52階、塔屋1階、地下5階、高さ(最高部255.5m、建築物約247m)の大規模プロジェクトです。
 
 
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フロア構成は、駐車場(地下3~地下1階)、店舗(1~4階)、カンファレンス(4・5階)、オフィス(6~35階)、 共同住宅(37~46階)、ホテル(47~52階)となります。共同住宅の戸数は172戸、ホテルの客室数は168室となっています。
 
 
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タワークレーンが更に増えて4基で建設しています。東京タワーの特別展望台(250m)
は、2月末まで改修工事のため閉鎖されていました。知らずに行ったのですが、それなら9時に行く必要は無かったです・・・
 
 
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南東側から見た様子です。構造が複雑なので階数が非常に分かりにくいですが、撮影時は7階(8階床レベル)まで鉄骨建方が行われていたと思われます。
 
 
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高さ約255mを支えるため「CFT柱」も太いです。図面と比べると南側は4層の吹き抜けになるようです。下に「環状第二号線」が走るので実際は3.5層くらいになります。
 
 
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南側から見た様子です。
 
 
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北東側から見た様子です。「逆打ち工法」で工事が行われています。「逆打ち工法」は、地上躯体と地下躯体を同時に建設します。
 
 
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途中から「CFT柱」が円形から四角に変わります。
 
 
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北西側から見た様子です。
 
 
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南西側から見た様子です。
 
 
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更に近づいて南西側から見た様子です。
 
 
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高い場所に「構台」が設置され、クローラークレーンが稼働しています。なぜ「構台」の上にクローラークレーンを載せているのか不思議に思いましたが、下記の図を見ると「構台」の上から工事を行うようです。
 
 この下に「環状第二号線」が建設されるので、高い場所に「構台」が設置されているのかも知れませんね。
 
 
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現在は、この段階だと思われます。
 
 
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東側部分の「愛宕下通り」~「第一京浜」までの「環状第二号線」の工事の様子です。この道路が完成すると道路両側の再開発が加速すると思われます。
 
 
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西側部分の「環状第二号線」の工事の様子です。解体工事が進み「外堀通り」まで見通せるようになりました。
 
 
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(おまけ)
 東京タワーから「ラジオ日本」が「東京マラソン 2012」の実況放送していました。横で聞いていると先頭集団の位置がよく分かりました。
 
 
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(おまけ)
 品川を折り返して、先頭集団が白バイに先導されて「増上寺」北側の「御成門」交差点付近を走っていました。先頭集団の速さはやはり全然違いました。
 
 
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(おまけ)
 市民ランナーとは言え、このあたりを走っている方々はみんなかなり速かったです。私にはとても無理です・・・

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2012年3月 3日 (土)

西武ホールディングス グランドプリンスホテル赤坂跡地の「(仮称)紀尾井町計画」を正式発表!  

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-(仮称)紀尾井町計画-
 「西武ホールディングス」は、2012年3月1日に「赤プリ」の愛称で親しまれた「旧グランドプリンスホテル赤坂」の跡地に、ホテルやオフィス、商業施設の複合施設と、マンションの計2棟を建設すると正式に発表しました。2013年に着工し、2016年の開業を目指します。
 
 延床面積は2棟で合計約231,400㎡、高さ約180mの「ホテル・オフィス棟」は、上層階が約250室のホテル、中層階はオフィス、低層階の商業施設には飲食店や食品スーパーなどが入る予定です。
 
 高さ約100mの「住宅棟」は、総戸数約130戸を予定しています。すべて賃貸となり高級賃貸マンションになる予定です。
 
 西武ホールディングス・開示情報(PDF:2012/03/01)
 旧グランドプリンスホテル赤坂跡地 「(仮称)紀尾井町計画」の概要についてのお知らせ
 
 敷地面積は約30,400㎡もある広大な敷地です。緑地を多く残し、1930年に建てられた「旧グランドプリンスホテル赤坂旧館(旧李王家東京邸)」は、歴史的・文化的価値を今後も活かせるよう再整備します。
 
 解体工事は、「大成建設」が開発した新解体工法「テコレップシステム」が採用されます。この工法は「大手町フィナンシャルセンター」の解体工事でも採用されました。
 
 配置図・立面図等(PDF)
 「紀尾井町南地区開発事業」に係る環境影響評価調査計画書について
 
(仮称)紀尾井町計画
◆ 所在地-東京都千代田区紀尾井町1-2
◆ 敷地面積-約30,400㎡
◆ 延床面積-約231,400㎡
◆ 最高高さ-約180m(オフィス・ホテル棟)
◆ 主要用途および主要用途の延床面積
 ◇ ホテル(ホテル・オフィス棟の上層に約250室、約25,600㎡)
 ◇ オフィス(賃貸オフィス約109,800㎡、1フロアあたり約1,000坪)
 ◇ 共同住宅(賃貸住宅約130戸、約23,800㎡)
 ◇ 商業施設(低層階に飲食店舗、食品スーパーなど約13,200㎡)
 ◇ その他(駐車場約530台、バス・タクシー乗場など約59,000㎡)
◆ 工期-2013年~2016年予定
 
 
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南西側の「紀尾井町通」側から見た様子です。敷地は仮囲いで囲まれています。現在は「アスベスト等除去工事」が行われています。
 
 
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東側の「諏訪坂(プリンス通)」側の仮囲いの一部が壁面緑化されています。
 
 
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東側の工事用ゲートの奥に、「旧館(旧李王家東京邸)」が見えます。
 
 
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「旧李王家東京邸」の説明です。
 
 
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「旧李王家東京邸」周辺の完成イメージ図です。
 
 
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「旧館保存について」の説明です。東京都の資料を見ると巨大な人工地盤の上に2棟の超高層ビルと旧館(旧李王家東京邸)が載るような構造になるようです。
 
 私は、旧館(旧李王家東京邸)の地下は、既設構造物に影響を与えないで地下構造物を建設する「アンダーピニング工法」が採用されると予想していましたが、「曳屋工事」を行い移設するようです。
 
 「曳家工事」とは、建物を取り壊さずに建物を現在ある場所から別の場所へ移動させたり回転させたりする工事です。

 旧館(旧李王家東京邸)は、地上2階、地下1階です。「曳家工事」は地下階があっても可能だそうです。
 地下階がある建築物をどうやって「曳家工事」するのでしょうか? 素人の私には工法が想像もつきません・・・
 
 
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現状です。
 
 
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「一次曳家工事」で、西側に仮移設します。この間に最終的な移設場所の地下躯体及び人工地盤を構築すると思われます。「逆打ち工法」の場合は、先に人工地盤だけ構築する可能性もあります。
 
 
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「二次曳家工事」で、東側に戻します。当初と同じ場所では無く、より東北東側に移設されるようです。
 
 この時点で最終移設場所の地下躯体及び人工地盤は完成していると思われます。「逆打ち工法」の場合は、人工地盤だけ先に完成させて「二次曳家工事」が行われる可能性もあります。
 
 「二次曳家工事」が終わった後に、「一次曳家工事」で仮移設していた場所の地下躯体及び人工地盤を構築すると思われます。
 
 
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東側立面図です。
 
 
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南側立面図です。

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2012年3月 2日 (金)

千代田区 地上38階、高さ約200mの「(仮称)大手町1-6計画」 2012年2月末の建設状況

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-(仮称)大手町1-6計画-
 「(仮称)大手町1-6計画」は、「東京プライムステージ」と呼ばれていたプロジェクトです。 
 「(仮称)大手町1-6計画」は、大手町の「みずほ銀行大手町本部ビル」と「大手町フィナンシャルセンター」の再開発計画です。
 
 地上38階、塔屋3階、地下6階、高さ199.70m、延床面積約198,000㎡の巨大なオフィスビルが建設中です。
 
 
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3層ずつ上に伸びているようです。
 
 
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カーテンウォールの取り付けも始まっています。
 
 
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「アルミカーテンウォール」のようです。
 
 
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縦枠の部分に「割肌仕上げ」の石材のようなものが取り付けられています。
 
 
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「大手町の森」側の吹き抜け空間です。「(仮称)大手町1-6計画」のメインエントランスは、西側の「大手町の森」側になるようです。
 
 
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南東側から見た様子です。丸の内や大手町をきれいに撮影しようと思ったら太陽光の関係で、午前と午後の2回行く必要があります。
 
 今回、東京撮影ツアー最終日に午前と午後の2回行きましたが、これが間違いの元でした。
 最後は日暮れが迫り時間が足りなくなって泣きそうになりました。日程ギリギリで撮影している私には無理でした・・・(涙)
 
 
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高さ約200mの重量を支えるため「CFT柱」がめちゃめちゃ太いです。
 
 
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東側壁面のトラス構造です。下層階は、商業施設になります。商業施設とオフィスでは、構造が異なるので、トラス構造により構造を切り替えていると思われます。
 
 
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東側壁面も同じデザインの「アルミカーテンウォール」のようです。
 
 
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北東側から見た様子です。
 
 
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タワークレーン3基で建設されています。
 
 
 
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西側の
「大手町フィナンシャルセンター」の地上躯体の解体工事がほぼ終わったようです。
 
 「大手町フィナンシャルセンター」は、地上24階、塔屋1階、地下4階、高さ105.0m、延床面積52,519.46㎡でした。
「大成建設」が開発した新解体工法「テコレップシステム」が初めて採用されました。
  
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大手町フィナンシャルセンター」の跡地には、高木を密植した約3,600㎡の緑地の「大手町の森」が整備される予定です。 
 
 
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(おまけ)
 建設中の「(仮称)大手町1-6計画」のすぐ南側に「丸の内永楽ビルディング」が竣工しています。
 ビル自体はすでに稼働していますが、地下1階~地上2階までの商業ゾーンの「iiyo!!(イーヨ!!)」が、本日(2012年3月2日)グランドオープンします。
 
 「iiyo!!(イーヨ!!)」
には飲食18店、物販4店など計26店が出店します。地下1階が中心ですが、地上1階・2階にも西側の「丸の内仲通り」側に店舗があります。

 
オープン当日は縁起物の「獅子舞演舞」や「高嶋ちさ子」監修の「12人のヴァイオリニスト」が特別編成「14人のヴァイオリニスト」として登場するスペシャルコンサートが開催されるそうです。

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2012年3月 1日 (木)

地上42階、高さ約250mの「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」 「日本IBM本社ビル&ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス」の解体工事がいよいよ始まる!

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-六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業-
 
「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、六本木の「日本IBM本社ビル」と「ヴィラフォンテーヌ六本木アネックスを中心とした約2.7haの再開発プロジェクトです。
 
 「六本木三丁目東地区市街地再開発準備組合」は、2012年1月に東京都に対して本組合設立の認可申請を行ったようで、順調にいけば2012年3月にも再開発組合の認可が下りる見通しだそうです。
 
 現地を歩いてみるといよいよ解体工事が始まるようでした。「日本IBM本社ビル」やヴィラフォンテーヌ六本木アネックス」その他の解体工事のお知らせが掲示されていました。
 2012年2月24日に掲示されたようでした。撮影したのが2日後だったのでギリギリセーフだったようでラッキーでした。

 
 港区公式HP(再開発前の街区図・完成予想図等)
 六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業 
 
六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区六本木三丁目地内
◆ 階数-(南街区)業務棟:地上42階、地下5階、住宅棟:地上27階、地下2階、(北街区)商業棟:地上3階、地上2階
◆ 高さ-(南街区)業務棟約250m、住宅棟約120m、(北街区)商業棟約20m
◆ 施行区域面積-約27,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約19,200㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約11,100㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約200,200㎡(施設全体)
用途-オフィス、共同住宅、店舗
総戸数-約220戸
建築主-六本木三丁目東地区市街地再開発組合(予定)
◆ 都市計画決定-2011年09月
◆ 組合設立認可-2011年度予定
 
 
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かつての「日本IBM本社ビル」です。1971年に竣工しました。
 
 
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「日本IBM本社ビル」は、かなり前に閉鎖されています。現在の「日本IBM」の本社は箱崎にあります。
 
 
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仮囲いで囲む工事が始まっていました。
 
 
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配置図です。
 
 
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「解体 石綿除去等 工事のお知らせ」の一部分です。工期は2012年3月26日~2012年12月20日までの予定となっています。
 
 「大成建設」により解体工事が行われるようです。地上23階、地下2階、高さ約87mの高層ビルなので、「大成建設」が開発した高層ビルの新解体工法「テコレップシステム」が採用される可能性が高いと思われます。
 
 
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ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス」は、期間限定での営業を終え2011年11月20日で閉館しています。
 
 
黒川紀章氏の設計でオープンした「六本木プリンスホテル」は、住友不動産系の「ホテルヴィラ フォンテーヌ」のヴィラフォンテーヌ六本木アネックスとして再開発まで期間限定で、2007年1月29日から営業を行っていました。
 
 
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配置図です。
 
 
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「解体 石綿除去等 工事のお知らせ」の一部分です。工期は2012年3月26日~2012年12月20日までの予定となっています。「大成建設」により解体工事が行われるようです。
 
 
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先行して6棟のビルが解体されます。
 
 
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再開発予定地の中央を南北に貫く道路です。最終的には道路両側のビルがすべて解体されます。
  

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再開発予定地の南側の区道を西側から東側に見た様子です。区道は幅員12mに拡幅されます。写真左側(北側)が再開発区域のため解体されます。
 
 
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再開発予定地の西側の区道を南側から北側に見た様子です。区道は幅員12mに拡幅されます。写真右側(東側)が再開発区域のため解体されます。
 
 
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再開発予定地の西側の区道を北側から南側に見た様子です。区道は北側が低く南側が高いかなりの坂となっています。写真左側(東側)が再開発区域のため解体されます。
 
 
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再開発予定地の西側の区道の坂は「なだれ坂」という名称です。
 
 
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再開発予定地の北側の区道を西側から東側に見た様子です。区道は幅員7mに拡幅されます。写真両側のビルの多くが解体されます。再開発区域に含まれず、残るビルもあります。

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