江東区 地上44階、高さ約155m「(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画」 大規模に行われている準備工事!
-(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画-
東京電力・新東京火力発電所跡地では大規模な再開発が行われています。「豊洲3-2街区」の開発計画ですが、一番最初に着工されたのが「A2街区」の「(仮称)新豊洲センタービル」です。
引き続き、「B3街区」には、地上44階、高さ約155m、延床面積約141,500㎡、総戸数約1150戸の超高層タワーマンション、「B2街区」には、地上31階、高さ約110m、延床面積約62,600㎡、住戸数約550戸のタワーマンションが建設される予定です。
「B3街区」は、外観が「芝浦アイランド ケープタワー 」にそっくりです。「芝浦アイランド ケープタワー」は、総戸数1095戸なので規模的にもほぼ同じです。
「(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画」の建設予定地の北側寄りです。着工は2012年4月1日予定ですが、着工前の準備工事が大規模に行われています。
「(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画」の建設予定地の南側寄りです。
「三点式パイルドライバ」です。「山留め壁」を構築しています。「山留め壁」の構築は本体工事に含む場合が多いので、実質的には本体工事に着工していると言ってもいいと思います。
「三点式パイルドライバ」には5連式の「アースオーガ」が装着されています。
クローラークレーンで「山留め壁」の芯材のH形鋼を建込んでいます。
ドイツ「バウアー社」製の自走式掘削機「BG-28」です。地下障害物を撤去していると思われます。
再開発予定地は、東京電力・新東京火力発電所跡地なので埋立てしたばかりの更地とは違い、地下に障害物が残っているんでしょうね。
「三点式パイルドライバ」が林立しています。液状化対策として大規模に「地盤改良工事」が行われていました。
「三点式パイルドライバ」には、地盤改良用のマシンが取り付けてあります。
湾岸部で大規模に地盤改良を行う場合、「SD工法(サンドドレーン工法)」もしくは「SCP工法(サンドコンパクションパイル工法)」で砂杭を構築する場合が多いです。両工法とも砂を使用しますが、岩石を砕いた「砕石」等を使用する場合もあります。
液状化対策と思われるので、「東京ディズニーランド」や「東京ディズニーシー」でも採用された「SCP工法(サンドコンパクションパイル工法)」だと思われます。
「SCP工法(サンドコンパクションパイル工法)」は、軟弱地盤に砂を圧入し、何度も荷重をかけて地盤中に大径の締め固めた「砂杭」を構築します。
アップです。漏斗(ろうと)状の部分が砂(もしくは砕石)を供給する「ホッパー」です。
「(仮称)豊洲3-2街区[B3街区]開発計画」の建築計画のお知らせです。建築主は「三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、住友不動産、東京建物、東急不動産、野村不動産」の6社となっています。大手勢揃いで究極のリスク分散ですね。
昨年の春に発表された時は確か「東電不動産」も参画していたと思いますが、今はそれどころではないのでしょう。設計者・施工者は「清水建設」となっています。
「A2街区」の「(仮称)新豊洲センタービル」です。地上11階、塔屋1階、高さ44.709mです。外観は完成しています。
別方向から見た「(仮称)新豊洲センタービル」です。データセンターなので窓がほとんどありません。
「(仮称)新豊洲センタービル」の建築計画のお知らせです。
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