豊島区 サンシャイン60展望台から眺めた「南池袋二丁目A地区第一種市街地再開発事業施設建築物」
-南池袋二丁目A地区第一種市街地再開発事業-
サンシャインシティの少し南側では、「南池袋二丁目A地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が計画中です。
概要は、地上49階、塔屋2階、地下3階、高さ約189m、延床面積約94,300㎡です。10階部分は、「中間免震階」となっています。
11階より上は、約430戸(地権者住戸含む)の共同住宅となります。分譲は「東京建物」と「(財)首都圏不燃建築公社」により行われます。
2011年5月30日~2012年3月31日の工期で、解体工事が行われていましたが、2012年2月2日に起工式が行われ、本体工事に着工しました。
東京建物・ニュースリリース(PDF:2012/02/02)
南池袋二丁目A地区第一種市街地再開発事業 「全国初 庁舎一体型超高層マンション」起工式挙行 豊島区新庁舎が入居する免震構造の超高層マンション
フロアー構成
◆ 11階~49階-共同住宅(約430戸)
◆ 10階-中間免震階
◆ 3階~9階-豊島区役所の新庁舎
◆ 地上1階・2階-商業施設
◆ 地下2階・地下1階-駐車場
◆ 地下3階-機械室
「サンシャイン60展望台」から見た様子です。撮影時は「ソイルセメント柱列壁工法」で、「山留め壁」を構築していました。
1台目の「三点式パイルドライバ」です。
2台目の「三点式パイルドライバ」です。手前のクローラークレーンで、芯材の「H形鋼」を建込んでいます。
地上から見た様子です。
1台目の「三点式パイルドライバ」です。「ソイルセメント柱列壁工法」で「山留め壁」を構築しています。
2台目の「三点式パイルドライバ」です。3軸の「アースオーガ」が装着されています。「ソイルセメント柱列壁工法」で「山留め壁」を構築しています。
「ECW」という文字が見えますが、「ECW工法」の事です。「ECW工法」とは、新たに特別な機械設備や薬剤を必要とせず、硬化材の注入方法を見直すことにより、建設汚泥を低減し硬化材料も削減を実現した工法です。
その中でも、3軸や5軸の多軸式の「アースオーガ」を使用する工法は、「ECW-Ⅱ型」に分類されます。
「セメントミルクプラント」です。
「山留工事工区割図」です。たくさんの円は「場所打ちコンクリート杭」が構築される位置だと思われます。
幅員30mに拡幅中の都市計画道路(環状5の1号線)です。いつ開通するのでしょうか? ちなみに地下部分は東京メトロ「副都心線」となっています。
(おまけ)
「サンシャイン60展望台」です。大人620円(年間パスポート大人1800円)と展望台としては比較的割安です。
今まではお気楽にヘリコプターやセスナから空撮を行っていたので、展望台の良さが分かりませんでしたが、金欠病になり今回も空撮が行えなかったので、展望台の有難さが身にしみました。
「サンシャイン60展望台」は、基本的に年中無休らしいのですが、私が行った時は年に数回あるメンテナンスで運悪く休みでした。そのため2度行くハメになってしまいました・・・(涙)
(おまけ)
「サンシャイン60展望台」は、構造的にカメラのレンズを窓ガラスに接写出来ないようになっていますが、各コーナーに「真下観覧スペース」があり、靴を脱いで上がる事が出来ます。これは非常に有難いです。
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