中央区 2012年2月20日に着工した「月島一丁目3、4、5番地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物新築工事(Ⅰ街区)」
-月島一丁目3、4、5番地区第一種市街地再開発事業-
月島地区は、「大川端リーバーシティ21」と再開発ラッシュの続く「勝どき駅」周辺に挟まれた場所です。
木造住宅群を再開発する計画が進行しています。月島地区で一番高いタワーマンションは「ムーンアイランドタワー」ですが、それをはるかに上回る「月島一丁目3、4、5番地区第一種市街地再開発事業」が動き出しています。
「Ⅰ街区」には、地上53階、塔屋1階、地下2階、高さ187.0m、総戸数703戸の超高層タワーマンションを中心とした施設、「Ⅱ街区」には、地上12階 地下1階、高さ37.8m、総戸数44戸のマンションが建設される予定です。
「Ⅰ街区」では、2012年2月20日に起工式が行われ、本体工事に着工しました。組合員として「三井不動産レジデンシャル」と「野村不動産」が参加しています。住宅の一部を取得し、一般分譲を行う予定です。
三井不動産・ニュースリリース(2012/02/20)
「月島一丁目3、4、5番地区第一種市街地再開発事業」施設建築物新築工事 2月20日起工式挙行
解体工事は3工区に分けて段階的に行われます。2012年2月20日に本体工事に着工したのは、先に解体工事が終わった西側の1工区部分です。超高層棟が建設されるのは東側の2工区部分です。
先に着工した1工区部分部分を南西側から見た様子です。この部分は超高層棟ではありません。
今だけ見ることの出来る期間限定の「アイマークタワー」の全景です。
「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート杭」を構築しています。
地域医療を支えていた「中央サマリア病院」が入っていたビルも3工区として解体されます。「中央サマリア病院」は、「中央サマリア・クリニック」としてすぐ東側に仮移転しています。
「中央サマリア病院」の入っていたビルは比較的新しいですが、このような新しいビルが解体される事は、再開発現場ではよく見かけます。
再開発現場を南東側から見た様子です。東側の2工区部分に超高層棟が建設されます。
「建築計画のお知らせ」です。計画名は「月島一丁目3、4、5番地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物新築工事(Ⅰ街区)」と非常に長いです。
建築主は「月島一丁目3、4、5番地区市街地再開発組合」、設計者は「安井建築設計事務所」、施工者は「清水建設」となっています。
道路を挟んですぐ東側の「Ⅱ街区」です。地上12階 地下1階、高さ37.8m、総戸数44戸のマンションが建設される予定です。
着工は、2013年10月中旬予定とかなり先になります。「中央サマリア・クリニック」の公式HPを見るとこの部分に仮移転して開院しているようです。
三井不動産の公式HPを見るとⅠ街区の一部が2013年夏頃に竣工して仮使用開始するようです。
そこに「中央サマリア病院」として正式に移転して開院し、「Ⅱ街区」を解体して本体工事に着工すると思われます。
「建築計画のお知らせ」です。計画名は「月島一丁目3、4、5番地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物新築工事(Ⅱ街区)」と非常に長いです。
| 固定リンク
「123 東京都・中央区」カテゴリの記事
- 「東京ミッドタウン八重洲」のすぐ北側 八重洲の複合施設「YANMAR TOKYO」 2023年1月13日にグランドオープン!(2023.01.17)
- 国家戦略特区 地上35階、 高さ約180mの「(仮称)京橋三丁目東地区市街地再開発事業」 都市計画決定のお知らせ!(2023.01.14)
- 国家戦略特区 地上44階、高さ約217mの「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」 「新呉服橋ビルディング」の石綿撤去が進む!(2023.01.13)
- 「オリンピックの選手村」の跡地 地上50階、高さ約180mの超高層ツインタワー「HARUMI FLAG SKY DUO」 オフィシャルサイトにて公開!(2023.01.12)
- 地上51階、高さ約250mの「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」 「鉄骨建方」が始まる 2022年12月中旬の建設状況 (2022.12.21)