武蔵小杉の再開発ラッシュは続く! 高さ約190mの超高層ツインタワー「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の詳細
-(仮称)小杉町二丁目開発計画-
武蔵小杉駅近くの「JX日鉱日石エネルギー」社宅跡地に地上54階、地下1階、高さ約190mの超高層ツインタワーマンションが計画されています。
2012年4月25日~6月8日の期間で、環境アセスメントの縦覧が行われており、下記の電子縦覧で配置図や立面図などの詳細を見る事が出来ます。
縦覧期間を過ぎると見られなくなるので、興味のある方はPDFデータをパソコンに保存しておく事をお勧めします。
環境影響評価関係図書・電子縦覧(2012年6月8日まで)
(仮称)小杉町二丁目開発計画
工期は、準備・解体工事を含め2013年5月1日~2016年11月末日を予定しています。約43ヶ月(準備・解体工事約7ヶ月+本体工事約36ヶ月)となっています。
建築主は「三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産」、設計者は「鹿島建設」、施工者は「鹿島建設」となっています。
中間免震かと思っていましたが、上記の資料を見ると地下1階下の基礎の上に「免震装置」を設置するようです。塔屋も含めて同じ太さの超高層ビルになるのでより高く見えると思います。
タワークレーンは、IHI運搬機械(IHIグループ)の「JCC-400」を使用する事が決まっているようです。
(仮称)小杉町二丁目開発計画の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町二丁目228番1ほか4筆
◆ 階数-地上54階、地下1階(A地区・B地区共)
◆ 高さ-最高部約190m、軒高約180m(A地区・B地区共)
◆ 事業区域面積-20,227.79㎡
◆ 敷地面積-約17,130㎡(A地区約8,480㎡、B地区8,650㎡)
◆ 建築面積-約10,710㎡(A地区約5,550㎡、B地区5,160㎡)
◆ 延床面積-約139,300㎡(A地区約69,130㎡、B地区70,170㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 総戸数-約1,280戸(約640戸×2棟)
◆ 計画人口-約3,840人(約1,920人×2棟)
◆ 用途-共同住宅、オフィス、商業施設、公益施設、教育施設
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2013年05月01日予定(準備・解体工事含む)
◆ 竣工-2016年11月末日予定
「事業計画の構想の概要」です。
再開発予定地を南西側から見た様子です。
再開発予定地を北西側から見た様子です。この部分は一部解体工事が完了しています。
A地区とB地区の間の道路(区画道路2号)です。この道路は残ります。
再開発予定地を北東側から見た様子です。
再開発予定地を南東側から見た様子です。
再開発予定地の北側には「大西学園」があります。今回の再開発には含みませんが、「大西学園」の東側半分は、「(仮称)小杉町二丁目開発計画 C地区」となっており、校舎やグラウンドの再整備が行われます。
タワーマンションが、南側の道路(川崎駅丸子線)寄りに建つのは、「大西学園」や近隣住民に配慮したためだと思われます。
利用者の利便性や回遊性を高めるために「A地区」と「B地区」が歩行者デッキで結ばれる予定です。更に南東側の「ホテル・ザ・エルシィ」跡地とも歩行者デッキで結ばれる予定です。
「ホテル・ザ・エルシィ」跡地、「NEC小杉ビル」、「小杉ビルディング」の3棟がある区画も再開発が計画されています。
「ホテル・ザ・エルシィ」跡地と「NEC小杉ビル」を一体的に再開発して、高さ180~190mの超高層タワーマンションを建設する構想が持ち上がっているようです。
上記環境アセスメントの「第5章 環境影響評価(7) (景観(1))」に「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」としてすでにイメージ図が描かれています。武蔵小杉駅周辺の怒涛の再開発ラッシュはまだまだ続きます!
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