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2012年5月

2012年5月31日 (木)

武蔵小杉の再開発ラッシュは続く! 高さ約190mの超高層ツインタワー「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の詳細

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-(仮称)小杉町二丁目開発計画-
 武蔵小杉駅近くの「JX日鉱日石エネルギー」社宅跡地に地上54階、地下1階、高さ約190mの超高層ツインタワーマンションが計画されています。
  
 2012年4月25日~6月8日の期間で、環境アセスメントの縦覧が行われており、下記の電子縦覧で配置図や立面図などの詳細を見る事が出来ます。
 縦覧期間を過ぎると見られなくなるので、興味のある方はPDFデータをパソコンに保存しておく事をお勧めします。
 
 環境影響評価関係図書・電子縦覧(2012年6月8日まで)
 (仮称)小杉町二丁目開発計画
 
 工期は、準備・解体工事を含め2013年5月1日~2016年11月末日を予定しています。約43ヶ月(準備・解体工事約7ヶ月+本体工事約36ヶ月)となっています。
 建築主は「三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産」、設計者は「鹿島建設」、施工者は「鹿島建設」となっています。
 
 中間免震かと思っていましたが、上記の資料を見ると地下1階下の基礎の上に「免震装置」を設置するようです。塔屋も含めて同じ太さの超高層ビルになるのでより高く見えると思います。
 タワークレーンは、IHI運搬機械(IHIグループ)の「JCC-400」を使用する事が決まっているようです。
 
(仮称)小杉町二丁目開発計画の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町二丁目228番1ほか4筆
◆ 階数-地上54階、地下1階(A地区・B地区共)
◆ 高さ-最高部約190m、軒高約180m(A地区・B地区共)
◆ 事業区域面積-20,227.79㎡
◆ 敷地面積-約17,130㎡(A地区約8,480㎡、B地区8,650㎡)
◆ 建築面積-約10,710㎡(A地区約5,550㎡、B地区5,160㎡)
◆ 延床面積-約139,300㎡(A地区約69,130㎡、B地区70,170㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 総戸数-約1,280戸(約640戸×2棟)
◆ 計画人口-約3,840人(約1,920人×2棟)
◆ 用途-共同住宅、オフィス、商業施設、公益施設、教育施設
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2013年05月01日予定(準備・解体工事含む)
◆ 竣工-2016年11月末日予定
 
 
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「事業計画の構想の概要」です。
 
 
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再開発予定地を南西側から見た様子です。
 
 
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再開発予定地を北西側から見た様子です。この部分は一部解体工事が完了しています。
 
 
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A地区とB地区の間の道路(区画道路2号)です。この道路は残ります。
  
 
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再開発予定地を北東側から見た様子です。

 
 
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再開発予定地を南東側から見た様子です。
 
 
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再開発予定地の北側には「大西学園」があります。今回の再開発には含みませんが、「大西学園」の東側半分は、「(仮称)小杉町二丁目開発計画 C地区」となっており、校舎やグラウンドの再整備が行われます。
 
 タワーマンションが、南側の道路(川崎駅丸子線)寄りに建つのは、「大西学園」や近隣住民に配慮したためだと思われます。
 
 
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利用者の利便性や回遊性を高めるために「A地区」と「B地区」が歩行者デッキで結ばれる予定です。更に南東側の「ホテル・ザ・エルシィ」跡地とも歩行者デッキで結ばれる予定です。
 
 「ホテル・ザ・エルシィ」跡地、「NEC小杉ビル」、「小杉ビルディング」の3棟がある区画も再開発が計画されています。
 
 「ホテル・ザ・エルシィ」跡地と「NEC小杉ビル」を一体的に再開発して、高さ180~190mの超高層タワーマンションを建設する構想が持ち上がっているようです。
 
 上記環境アセスメントの「第5章
環境影響評価(7) (景観(1))」に「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」としてすでにイメージ図が描かれています。武蔵小杉駅周辺の怒涛の再開発ラッシュはまだまだ続きます!

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2012年5月30日 (水)

渋谷区 住友不動産渋谷ガーデンタワー 2012年6月1日に竣工! 

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-住友不動産渋谷ガーデンタワー-
 渋谷駅の東側方向に「玉川通(首都高速渋谷線)」沿いを約900mくらい歩くと「旧山手通」と交差する「神泉町交差点」があります。
 
 「神泉町交差点」の東側のブロックに「(仮称)南平台町計画」の建設現場があります。地上24階、塔屋1階、地下2階、高さ約138m、延床面積59,374.97㎡のオフィスビルが建設中です。
 
 正式名称は「住友不動産渋谷ガーデンタワー」で、2012年6月1日に竣工します。同時に大型多目的ホール「ベルサール渋谷ガーデン」も6月1日にオープンします。 
 
 このビルの階数は良く分かりません。「建築計画のお知らせ」では、地上22階、塔屋1階、地下2階、公式ホームページでは、地上24階、塔屋1階、地下3階となっています。現地の仮囲いには、地上24階(建築基準法上は21階建て)と書いてありました。
 
 
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下層階の様子です。「玉川通(首都高速渋谷線)」に面した1階のピロティは高さ18mの吹き抜け空間となっています。
 
 
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奥に見えるのが1階のエントランスになります。大型多目的ホール「ベルサール渋谷ガーデン」は、1階と地下1階に設けられます。
 
 「玉川通(首都高速渋谷線)」側の吹き抜け空間は、トラス構造の柱で支えられています。1階の奥には約3,500㎡の緑豊かなガーデンも設けられます。
 
 
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鉄骨の柱はカバーで覆われます。下の部分はまだカバーが取り付けられていません。
 
 
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3階(構造がややこしいので4階かも知れません)にはブレース類しか見えません。構造を切り替える階のようです。機械室等に使用すると思われます。
 
 
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南東側から見た様子です。この角度はビル背面になります。
 
 
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西側から見た様子です。カーテンウォールはオーバーハング状に角度がつけられています。

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2012年5月29日 (火)

江東区 ダイバーシティ東京の「ガンダムフロント東京」に行ってきました!

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-ガンダムフロント東京-
 
東京臨海副都心地区に建設されていた「(仮称)青海Q街区計画」が「ダイバーシティ東京」として、2012年4月19日(木)にグランドオープンしました。
 
 何といっても目玉は、人気アニメ「機動戦士ガンダム」の世界が体験できる施設「ガンダムフロント東京」です。
 「ガンダムフロント東京」は、「ダイバーシティ東京 プラザ」の7階に設けられたガンダムを身近に体感できる面積約2,050㎡の一大エンターテインメントスペースです。
 
 公式HP → ガンダムフロント東京:Gundam Front Tokyo
 
 2階には、東京・秋葉原にあるガンダムカフェの2号店「GUNDAM Cafe ダイバーシティ東京 プラザ店」もオープンしました。
 
 実は、半月くらい前のゴールデンウィーク明けに日帰りで友人と「ガンダムフロント東京」に行きました。
 もっと後でUPしようと思っていたのですが、昨日友人に早くUPするように催促されたのでUPします。
  
 あわよくば「ビル建設現場も撮影出来たら!」と思っ行きましたが、友人は超ガンダムヲタなので、「ガンダムフロント東京」だけで帰りの時間になってしまいました(笑)。
 
 私もガンダムは好きですが、熱烈なスターウォーズヲタなので、ガンダムはそれ程詳しくはありません。
 そのため1時間程で見終わりましたが、友人は目を皿のようにして帰るまで夢中で見ていました。
 
 
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「フェスティバル広場」に展示されている高さ18mの実物大ガンダム像「RG1/1 RX78-2 ガンダム Ver.GFT」です。
 
 
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めちゃめちゃリアルに再現されています。
 
 
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細かい文字もこの通りです。凝ってますね!
 
 
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横から見た様子です。
 
 
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後ろから見た様子です。
 
 
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「ガンダムフロント東京」 その(1)
 「エントランスゲート」です。幅17mの巨大アートがお出迎します。多くの方が夢中になって撮影していました。
 
 

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「ガンダムフロント東京」 その(2) 受付です。
 
 
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「ガンダムフロント東京」 その(3) 一部のエリアを除き、基本的には撮影OKです。
  
 
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「ガンダムフロント東京」 その(4)
 
 
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「ガンダムフロント東京」 その(5) 「1/1コア・ファイター」です。
  
 
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「ガンダムフロント東京」 その(6) めちゃめちゃリアルに再現されています。
 
 
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「ガンダムフロント東京」 その(7)
 「DOME-G(ドーム・ジー)」です。直径16m、6台のプロジェクターと13台のスピーカーが設置された特設巨大ドームです。
 
 
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「ガンダムフロント東京」 その(8)
 「キャラクターフォトスポット」です。あこがれのキャラクターを選んで、2ショット撮影ができるデジタルフォトスポットです。
 
 
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「ガンダムフロント東京」 その(9)
 
 
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「ガンダムフロント東京」 その(10)
 「ガンプラTOKYO」です。1980年から現在までに発売されたガンプラ1,000体以上を一挙に展示しています。
 
 
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「ガンダムフロント東京」 その(11)
 ガンプラは、ガラスのショーケースに入っているので光が写り込んで撮影には向いていません。
 
 
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「ガンダムフロント東京」 その(12)
 
 
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「ガンダムフロント東京」 その(13) 立入禁止エリアも凝っています(笑)。
 
 
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「GUNDAM Cafe ダイバーシティ東京 プラザ店」
 秋葉原で人気のガンダムカフェの2号店です。「ダイバーシティ東京 プラザ」の2階にあります。カフェとグッズ販売の店ですが、テイクアウト専門店でなので店内での飲食は出来ません。
 
 
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「ダイバーシティ東京 プラザ」は、西側の「ウエストプロムナード」とはデッキで結ばれています。
 
 
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「ダイバーシティ東京 プラザ」の入口です。
 
 
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「ダイバーシティ東京 プラザ」の吹き抜けです。

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2012年5月27日 (日)

千代田区 JPタワー(JP TOWER) 2012年5月31日(木)に竣工、7月17日から一部営業開始!

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-JPタワー(JP TOWER)-

 「(仮称)JPタワー」もしくは「丸の内二丁目7地区計画新築工事」と呼ばれているプロジェクトは、「東京中央郵便局」の再整備計画です。
 
 正式名称も「JPタワー」となっています。2012年5月31日(木)に竣工し、周辺に分散していた日本郵政グループの拠点の移転作業が行われ、2012年7月17日から営業開始します。
 ただし「JPタワー」内の「商業施設、国際カンファレンスセンター、学術文化総合ミュージアム及び国際ビジネス・観光情報センター」のグランドオープンは、2013年春の予定です。
 
 概要は、地上38階、塔屋3階、地下4階、高さ200.00m、延床面積約212,000㎡の巨大な超高層オフィスビルです。 
 基本的には、地下1階~地上6階までが商業ゾーン(ショッピングゾーン地下1階~地上4階、レストランゾーン5階・6階)、地上8階~37階がオフィスゾーンとなります。ただし超高層棟の多くの部分は1階からオフィスゾーンとなります。
 
 すったもんだのあった「東京中央郵便局」の再整備計画は無事に完成しました。東京・名古屋・大阪の中央郵便局の再開発をややこしくした某政治家の今の立場を見ると、あの騒動が世間一般に支持されたのかは、甚だ疑問です・・・
 
 
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下層階の様子です。
 
 
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外装のレンガの美装化が行われピカピカになりました。
 
 
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欠損した部分のレンガを製造したのは、東京駅のレンガを製造した会社と同じ企業のようです。
 
 レンガを製造している企業をテレビで特集していたので、ネットで検索するとすぐに分かると安心していましたが、検索しても企業名が出てきませんでした。
 ちゃんとノートに書いておくべきでした。記憶があいまいですが、確か岐阜県の企業だったような気が・・・
 
 
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4月末の様子です。
 
 
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4月末はまだ時計の針がセットされていませんでしたが、現在は針がセットされ時計が動いています。
 
 
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4月末は、最終の追い込み工事を行っていました。
 
 
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最高部です。塔屋は4階あるように見えますが3階です。北側の「カーテンウォール」の中心部分が緩やかに凹んでいる様子が分かります。
 
 
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北側のカーテンウォールは、スケルトンの様な不思議な構造になっています。
 
 
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出来ればこのすき間にもカーテンウォールを取り付けて欲しかったです。
 
 
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このような構造でカーテンウォールを取り付けています。
 
 
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南東側から見た5階の低層部です。この部分は商業施設になります。内部には二等辺三角形の巨大な吹き抜け空間が設けられ、吹き抜けを店舗が囲みます。屋上には屋上庭園が設けられます。
 
 商業施設は、地下1階~4階が「ショッピングゾーン」、5階・6階が「レストランゾーン」になります。
 
 
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これは何でしょうか? 煙突の復元?
 
 
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南西側から見た様子です。

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2012年5月25日 (金)

千代田区 「(仮称)日本生命大手町ビル 新築工事」 2012年4月末の状況

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-(仮称)日本生命大手町ビル 新築工事-

 「(仮称)日本生命大手町ビル 新築工事」は、千代田区丸の内の「丸の内AIGビル」を建て替えるプロジェクトです。
 地上23階、塔屋2階、地下3階、高さ約115mの超高層オフィスビルが建設される予定です。
 
 2011年5月21日~2012年2月末日の工期で、「丸の内AIGビル解体工事」が「大林組」により行われました。
 解体工事は、高層ビルや超高層ビルを解体する際に、圧砕せずに全て切断してタワークレーンで地上に下ろし、地上にて分別処理する新解体工法「QBカットオフ工法」で行われました。
 
 「建築計画のお知らせ」では、2012年02月末着工予定となっていますが、外から見ても撮影時点で着工しているのかよく分かりませんでした。
 
 どの工法でビルは建設されるのでしょうか? ちなみに同じ区画の西側の「
パレスホテル東京、パレスビル」は、同じ大林組により「2段打ち工法」で建設されました。
 区画北側の「
三井住友銀行本店ビルディング」も鹿島建設・三井住友建設・熊谷組JVにより「2段打ち工法」で建設されました。 
  
 
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上の写真の約2ヶ月前の2012年2月末の状況です。外から見ると全く変化がありません。タワークレーンはビル解体用です。
 
 
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南東側から見た様子です。敷地は思った以上に南北の奥行があります(2012年2月末撮影)。

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2012年5月24日 (木)

港区 三田ベルジュビル(ベルジュ三田) 2012年5月31日に竣工!

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-三田ベルジュビル(ベルジュ三田)-
 
「(仮称)三田ベルジュビル建設計画新築工事」は、東京都港区の「三田自動車練習場」跡地の再開発プロジェクトです。
 
 地上33階、塔屋2階、地下4階、高さ163.95m、延床面積約55,811.83㎡の超高層複合ビルになります。
 25階~33階部分が共同住宅(17戸)、4階~24階がオフィス、地下1階~2階が店舗、地下1階~地下4階が駐車場となります。
  
 ビルの正式名称が「三田ベルジュビル」、高級レジデンスの正式名称が「ベルジュ三田」となっており、2012年5月31日に竣工します。
  
 竹中工務店・ニュースリリース(2012/05/10)
 地上114mに免震層を配置した「三田ベルジュビル」竣工
 
 公式HP → 高級賃貸レジデンス「ベルジュ三田」
 

三田ベルジュビル(ベルジュ三田)の概要
◆ 計画名-(仮称)三田ベルジュビル建設計画新築工事
◆ 所在地-東京都港区芝五丁目36-7
◆ 階数-地上33階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部163.95m
◆ 敷地面積-6,146.02㎡
◆ 建築面積-2,657.81㎡ 
◆ 延床面積-55,811.83㎡
用途-オフィス、共同住宅 、店舗
総戸数-17戸(賃貸)
建築主-(株)ベルジュ
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 工期-2009年10月13日~2012年05月31日
 
 
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東京タワーから見た様子です。
  
 
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北西側から見た様子です。「逆打ち工法」で建設されました。基礎は「場所打ちコンクリート拡底杭」だけかと思っていましたが、竹中工務店のHPを見ると杭基礎と直接基礎を併用した「パイルドラフト基礎」のようです。
 

 
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25階~33階のセットバックした部分が高級レジデンス「ベルジュ三田」となります。当初は総戸数33戸で計画されていましたが、1戸当たりの面積を広くして総戸数17戸となりました。
 
 
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24階までのオフィス部分は「鉄骨造(S造)」、25階以上が「鉄筋コンクリート造(RC造)」となっています。
 構造切替部の25階と24階の間に「中間免震層」を配置しています。23基の免震ゴムの他に、3種類のオイルダンパーを12基設置しています。
 
 25階~33階部分が総戸数17戸の高級レジデンス「ベルジュ三田」となっています。25階はスカイラウンジとコンシェルジュカウンターになっているので実際の部屋は26階~33階部分になります。
  
 26階・28階が各3戸、27階および29階~32階が各2戸、33階が1戸となっています。全戸全部屋スカイビュー、全部屋コーナー住戸、奥行き2m以上の全面バルコニーを全戸に採用など非常に贅沢な造りになっています。
  
  
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「第一京浜」側から見た下層階の様子です。北側にエントランスが設けられます。手前の「東京都港都税事務所」跡地に建設中の建物は「三田ベルジュビル」とは関係がありません。
 
 
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東側のJRの線路側から見た下層階の様子です。

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2012年5月23日 (水)

新宿駅南口地区基盤整備事業 「新宿交通結節点整備工事、新宿駅新南口開発ビル、新宿跨線橋の架け替え」 2012年2月末の状況

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-新宿交通結節点整備工事-

 「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つである「新宿交通結節点整備工事」は、JR東日本の線路上に東西約127m×南北約120m、面積約1.47haの人工地盤を創出し、駅施設、歩行者広場、タクシーや一般車の乗降場、高速路線バス関連施設などの機能を持った建物を建設するプロジェクトです。
 
 このあたりは「新宿区」と「渋谷区」の境目にあり「新宿交通結節点整備工事」のほとんどの部分が「渋谷区」に入ります。
 
◆ 4階-高速バス関連施設
◆ 3階-タクシー乗降場、一般車乗降場
◆ 2階-歩行者広場(サザンテラスと一体化)、駅施設
 
 
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ゆっくりですが、着実に鉄骨建方が行われ、
最高部に到達しています。
 
  
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北側部分です。4階建てですが、「新宿跨線橋(しんじゅくこせんきょう)」の路面が2階床の高さになるので、「新宿跨線橋」から見ると3階建てに見えます。
 
 

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西側の「サザンテラス」側です。
 
 
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南側から見た様子です。

 
 
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-新宿駅新南口開発ビル-
 
 「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つである「新宿駅新南口開発ビル」は、「高島屋タイムズスクエア」の北側にあった旧新南口駅舎を解体し、跡地に地上33階、地下2階、高さ168.16mの超高層ビルを建設するプロジェクトです。
 
 延床面積は約136,700㎡になります。延床面積には西隣の線路上の人工地盤に建設される中層棟も含みます。低層階は商業施設が入り、5階から上がオフィスフロアになります。
 
 
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フェンスの網目から接写して覗いてみました。撮影時は解体工事を行っていました。
 
 
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-新宿跨線橋架け替え工事-

 「新宿駅南口地区基盤整備事業」の中の1つである「
新宿跨線橋(しんじゅくこせんきょう)」の架け替え工事です。老朽化した新宿跨線橋は、道路の幅が広く、耐震性に優れた橋に生まれ変わります。

 道路の幅を30m(歩道5m+6車線20m+歩道5m)から50m(歩道8m+6車線・停車帯30m+歩道8m)に広げ、歩道の幅も8mに広げることで、歩きやすくゆとりある空間として生まれ変わります。
 
 いろいろな図面を見て初めて知ったのですが、新しい新宿跨線橋の南側(代々木駅側)の歩道の地下、つまり新宿駅のホーム地下に東西に流れる「玉川上水」の暗渠(あんきょ)があるようです。
 
 「玉川上水」は、
かつて江戸に飲料水を供給していました。「玉川上水」の暗渠は、この工事で新しく造り変えているようです。

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2012年5月22日 (火)

JR新橋駅の大規模な改良工事 東海道線新橋駅改良工事 全ホームを覆う巨大な大屋根も設置!

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-JR新橋駅

 「新橋駅」は、地上の「東海道線・山手線・京浜東北線」の3面6線のホームと地下の「横須賀線」の1面2線のホームがあります。
 1日の平均乗車人員が約25万人で、JR東日本の中では7位になります。地下鉄やゆりかもめなどからの乗り換えも多く、周辺はいつも賑わっています。
 
 しかしコンコースが南北に分断された上に狭く、駅の構造も非常に分かりにくいです。お世辞にも近代的な駅とは言えませんでした。
 これらを改良すべく、JR東日本は、新橋駅の大規模な改良工事を行います。工事は201011月に着手しました。
 
 JR東日本・プレスリリース(PDF:2010/09/02
 東海道線新橋駅改良工事の着手について
 
改良工事内容
◆ バリアフリー設備整備工事-東海道線ホーム(面)、山手線・京浜東北線ホーム(面)及び横須賀線ホーム(面)にそれぞれエレベーターを設置、地上コンコースと地下コンコースを連絡するエレベーターを設置
◆ 耐震対策工事-東海道線の鉄筋コンクリート高架橋の耐震補強及び山手線・京浜東北線のレンガアーチ高架橋の補強・改築
◆ 駅構内の混雑緩和工事-駅構内のレイアウトを変更し、南北のコンコースを一体化し、混雑緩和を図る
 
 とここまではよく見かける駅の改良工事ですが、駅に掲示されていたイメージ図を見るとJR東日本が発表したプレスリリースより遥かに大規模な改良工事のようです。
  
 イメージ図に「SL広場から見た大屋根のイメージ」がありました。撮影したかったのですが、残念ながら前に人が立っていたのでUP出来るような写真は撮影出来ませんでした。
 イメージを見ると全ホームを覆う巨大な大屋根が描かれていす。屋根の高さもかなり高いです。
 
 
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JR東日本のプレスリリースでは、ホームから上の改良については触れられていませんが、ホームの上にはこのように鉄骨が組まれています。
 大屋根を支える土台のようですが、大屋根を支える鉄骨にしては梁の鉄骨が太すぎるような気がします。
 
 
「東京モノレール」は新橋駅もしくは東京駅まで延伸する構想があります。大屋根はかなり高い場所に設置されるようなので、この鉄骨は将来の「東京モノレール」の駅設置に備えて鉄骨の太さに余裕を持たせているのでは? 
 
 この鉄骨の梁と大屋根の間に将来「東京モノレール」の駅を設置するという壮大な妄想を抱きながら眺めていました。私の全くの妄想ですが・・・(笑)
 
 
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工事中の支柱です。駅の改良工事でいつも思うのですが、ホームを貫通してどうやって鉄骨の支柱を建てるのだろう? と思います。
 
 鉄骨の支柱は、巨大な「場所打ちコンクリート杭」で支えられていると思われますが、営業しながら天井の低い狭い空間で「場所打ちコンクリート杭」を構築する必要があります。JR千葉駅でも同じような工事が行われていますが、凄い技術力ですね。

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2012年5月21日 (月)

旧新日本石油本社ビル建替え計画 「(仮称)西新橋1丁目計画」 2012年2月末の状況

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-(仮称)西新橋1丁目計画-
 
「(仮称)西新橋1丁目計画」は、「ENEOS」ブランドで有名な「JXホールディングス」の旧新日本石油本社ビルの建て替え計画です。
 
 概要は、地上22階、塔屋2階、地下3階、高さ120.00m(最高部)、延床面積約55,500㎡となっています。
 土地はJXグループが所有し、
「西新橋ディベロップメント特定目的会社(三菱地所などが出資するSPC)」が土地を借り受けてビルを建設する予定です。本体工事の着工は2012年7月15日の予定です。
 
 
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アップです。撮影時は「山留工事、地下解体」となっていました。本体工事の工期が2012年7月15日~2014年4月30日までの予定と約21ヶ月しかありません。
 
 着工までに山留め壁の構築、地下躯体の解体、根切り(掘削)などの準備工事を一切済ませ、本体工事に一気に着工すると思われます。直接基礎なので「場所打ちコンクリート杭」も必要無いので21ヶ月間で充分可能です。 
 
 
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南東側から見た様子です。
 
 
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「(仮称)西新橋1丁目計画」の建築計画のお知らせです。建築主は、
「西新橋ディベロップメント特定目的会社」、設計者は「三菱地所設計」、施工者は「鹿島建設」となっています

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2012年5月20日 (日)

江東区 「豊洲新市場(築地市場の豊洲移転)」が動き出す!

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-豊洲新市場(築地市場の豊洲移転)-

 東京都は、築地市場が手狭になったことや施設老朽化により、東京都江東区豊洲への移転を検討していました。
 
  公式HP → 豊洲新市場(東京都)
 
 一気に動くかに見えましたが、移転先の場所が国の環境基準を大きく上回る有害物質で土壌で汚染されていた事が判明し、停滞しました。東京都議会の勢力図が大きく変わった事も混乱に拍車をかけました。
 
 こう着状態だった「豊洲新市場」ですが、今年3月に移転に反対していた都議会民主党が予定地の土壌汚染対策を行うことなどを条件に移転を容認することを決め、移転関連費用を盛り込んだ2012年度予算案が民主、自民、公明などの賛成多数で可決した事により一気に動き出しました。
 
 と言っても、「豊洲新市場」はかなり前から既成事実化しており、「豊洲新市場」へアクセスする道路や橋、その他付帯する工事は移転計画が停滞していた間も淡々と工事が進行していました。
 いわゆる外堀を埋められた(目的を達成するためには、周辺の問題から片づけていく)状態でした。
  
 東京都知事の執念の「がぶり寄り」という感じですね(笑)。新市場は2014年度末までに開場する見通しです。
 
豊洲新市場の概要
◆ 敷地面積-40.7ha(護岸含む面積約44ha)
◆ 延床面積-37.1ha
◆ 5街区-青果卸売場・仲卸売場、千客万来施設
◆ 6街区-水産仲卸売場、千客万来施設
◆ 7街区-水産卸売場
 
 
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「5街区」の建設予定地です。「5街区」には「青果卸売場・仲卸売場、千客万来施設」が建設される予定です。
 
 
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この巨大な鋼管は何に使用するのでしょうか?
 
 
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ゆりかもめ・市場前駅に隣接するこの部分には、「千客万来施設」が建設される予定です。
 
 「千客万来施設」は、「食」を中心とする東京の新たな観光拠点としてにぎわいを創出します。「千客万来施設」は、「6街区」にも設けられます。
 
 
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「豊洲新市場」へアクセスする道路や橋は、移転計画が停滞していた間も淡々と工事が進行していました。

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2012年5月19日 (土)

東武スカイツリーラインの玄関口 「浅草駅ビル」の外観が80年前のモダンな「ネオ・ルネサンス様式」に復活!

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-浅草駅ビル-

 東京の新名所「東京スカイツリー」の開業に合わせ、東武鉄道が大規模リニューアル工事を進めている「浅草駅ビル」の外観の改修が完了し、2012年5月18日に公開されました。
 外観完成式典には、「東京スカイツリー」の公式キャラクターである「ソラカラちゃん」などもお祝いに駆けつけました。
 
 上記写真は、工事中の写真のため下記のニュースリリースで、リニューアル後の浅草駅ビルのイメージ、ライトアップされた浅草駅ビルのイメージ、大時計の拡大イメージなどを見る事が出来ます。
 
 東武鉄道・ニュースリリース(PDF:2012/05/11)
 80年前のモダンな姿に再現 浅草駅ビルの外観完成 ~駅ビルのシンボルとなる大時計が現代に再び誕生します~
  
 「浅草駅ビル」は、関東では初となる本格的な百貨店併設のターミナルビルとして1931年に開業しました。
 「東武スカイツリーライン」が2階に乗り入れ、メインテナントは「松屋浅草店」となっています。
 
 今回の大規模リニューアルでは、1974年の改修工事で設置したアルミのカバー材を外して、外壁面を改修し、建設当時の姿を再現しました。
 また、大時計を当時のデザインを参考にしながら復元し、ビル正面、東、西の3方向に設置しました。時計の大きさは直径約1.5mで、夜には時計塔のライトアップも行われます。
 
 今回の改修により、1931年の建設当時に日本のアール・デコ建築のひとつにうたわれた「ネオ・ルネサンス様式」の外観を再現、さらにシンボルであった大時計塔も復活し、約80年前のモダンな姿が現代によみがえりました。
 
 引き続き、2階の駅施設を順次リニューアルするとともに4階より上層部分の内装工事も進め、2012年11月頃に新たな商業施設としてリニューアルオープンする予定です。耐震補強工事も同時に行われてます。
 
 
Tokyoasakusa12052
撮影時は、外壁のリニューアル工事の真っ最中でした。「ネオ・ルネサンス様式」の外観を再現する事を知っていたので完成予想図を探すために敷地を1周したのですが、掲示されていませんでした。
 
 
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浅草は、かつては東京の観光地人気No1として不動の地位を誇っていましたが、急速に衰退して行きました。
 
 しかしここ最近は浅草人気の復活、そして「東京スカイツリー」の開業により、観光地として完全復活を遂げました。

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2012年5月18日 (金)

川崎市 「(仮称)ラゾーナ川崎C地区開発計画」を東芝が全フロア一括賃借 収容人数最大約7000名の「スマートコミュニティセンター」を新設!

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-(仮称)ラゾーナ川崎C地区開発計画-
 「(仮称)ラゾーナ川崎C地区開発計画」は、JR川崎駅西口の東芝の「川崎事業所(旧堀川町工場)」跡地に建設された「ラゾーナ川崎プラザ」の南西角に建設中のオフィスビルです。建築計画のお知らせでは、「(仮称)ラゾーナ川崎東芝ビル新築工事」となっています。
 
 地上15階、塔屋1階、地下0階、高さ約71m(軒高約65m)、延床面積106,238.17㎡の大規模なオフィスビルです。
 基礎免震構造で、基準階面積2,000坪超、天井高3,000mmとなっています。基準階面積2,000坪超は日本最大級の面積になります。
 
 建築主は野村不動産グループの「NREG東芝不動産(野村不動産ホールディングス65%、東芝35%)」、設計者は「野村不動産」、施工者は「大林組」となっています。
 
 「(仮称)ラゾーナ川崎C地区開発計画」を「東芝」が全フロア一括賃借して「スマートコミュニティセンター」を新設する事が発表されました。2013年10月に開所予定で、収容人数は最大約7000名を予定しています。
  
 東芝・ニュースリリース(2012/05/16) 完成予想図等
 
川崎市に「スマートコミュニティセンター」を新設
  
 野村不動産・ニュースリリース(PDF:2012/05/16)
 ラゾーナ川崎C地区開発計画~延床面積10万㎡超の防災・環境配慮型オフィスビルに東芝グループの入居が内定~ 
 
 「スマートコミュニティセンター」には、東芝のグループ会社を含む社会インフラ部門やクラウドソリューション部門などスマートコミュニティ事業に関連する部門を集結し、川崎周辺に位置する東芝の研究所、社会インフラ部門の工場とも連携強化を図ることで、グローバル展開を一層加速する予定です。
 
 首都圏ではリーマンショック以降、東京都23区への一極集中が再び加速しています。その影響を横浜市などは物凄く受けています。
 逆に、川崎市は東京都23区に隣接する地理的優位を生かして川崎駅周辺、武蔵小杉駅周辺の発展が加速しています。
 
 
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撮影時はタワークレーンが1基でしたが、撮影時から日数が経過しているので現在は増えていると思われます。
 
 
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「乗入れ構台」が見えます。「順打ち工法」で建設しています。地下0階ですが、かなり深く「根切り(掘削)」が行われています。基礎免震構造のためだと思われます。
 
 
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撮影時は地下躯体に「コンクリートポンプ車」で、コンクリートを打設していました。
 
 
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外装モックアップです。実物大の外装モックアップは、施主へのプレゼンテーションや設計者のデザイン確認などのために製作されます。

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2012年5月16日 (水)

千代田区 パレスホテル東京 & パレスビルの地下1階「レストラン&ショップ」 2012年5月17日(木)グランドオープン

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-パレスホテル東京&パレスビル-
 
皇居の「和田倉濠」の北側の丸の内地区では、「パレスホテル建替計画」の建設が行われていました。
 
 「パレスホテル建替計画」は、地上23階、塔屋2階、地下4階、高さ115.0mのホテル棟とオフィス棟のツインタワーになります。
 正式名称はホテル棟が「パレスホテル東京」、オフィス棟が「パレスビル」となっています。
 
 2棟共にかなり太いビルですが、高さ約115mの制限があるため容積率を100%使い切っていません。
 基準容積率1,300%に対して、消化容積率1,140%です。未利用容積率160%は、「丸の内永楽ビルディング」に容積率移転を行っています。
 
 2012年2月14日に竣工し、3月8日に竣工式が行われました。「パレスホテル東京」と「パレスビル」地下1階にある「レストラン&ショップ」が2012年5月17日(木)グランドオープンします。
 
 公式HP → パレスホテル東京
 
 「パレスホテル東京」地下1階と「パレスビル」地下1階の商業ゾーンは一体的になっています。
 合計28店舗(ホテルアーケード17店舗+パレスビルのレストラン&ショップ11店舗)で構成されています。
 
-2段打ち工法-
 「パレスホテル建替計画」は、「順打ち工法」で工事が行われたと思っていましたが、「大林組」のHPを見ると「2
段打ち工法」で行われたようです。
 高い場所から頻繁に見ないと直接基礎での「順打ち工法」と「2
段打ち工法」は工程が似ているので見分けがつきません。
 
 かなりの難工事だったようで、当初は「逆打ち工法」で計画していたのを途中から「2段打ち工法」に切り替えたようです。

  
 プロジェクト最前線(大林組) → 日本一のホテルをつくる心意気
  
 
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「パレスホテル東京」を南側の「噴水公園」から見た様子です。皇居がなるべく見えないように多くの部屋は南側に配置されています。

 総客室数は290室で、全室45㎡以上です。客室は8階~18階、20階~23階となっています。
 
 
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南東側から見た様子です。
 
 
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下層階の様子です。
 
 
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5階の「チャペル」です。
 
 
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「パレスホテル東京」と「パレスビル」の東側壁面は、直線状に揃えられています。
 
 
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南西側から見た様子です。
 
 
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西側から見た様子です。
 
 
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各部屋の北側には目隠しのような板があります。
 
 
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北西側から見た様子です。
 
 
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客室から皇居方向の視界を遮るための目隠しの板ですかね?
 
 
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ホテルの「車寄せ」は、西側のこの部分でしょうか?
 
 
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オフィス棟の「パレスビル」です。「パレスビル」の地下1階は「レストラン&ショップ」となっています。
 
 
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「パレスビル」を西側から見た様子です。
 
 
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「パレスビル」の西側です。「パレスビル」の西側1階には、このように入口がほとんどありません。この部分は「パレスホテル東京」への動線として使用されるようです。
 
 
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「パレスビル」のメインエントランスは北側にあります。

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2012年5月15日 (火)

東急武蔵小杉駅 東急武蔵小杉駅ビル&10両編成対応ホーム延伸工事 2012年2月末の建設状況

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-東急武蔵小杉駅ビル-

 東急武蔵小杉駅では、「東急武蔵小杉駅ビル」が建設されています。現在の武蔵小杉駅に覆いかぶさるような形で2層構造のビルが建設されます。
 この計画は当初からあったようで、武蔵小杉駅のホーム屋根の上には建設に備えて人工地盤があらかじめ設けてありました。
 
 「エクラスタワー武蔵小杉」を中心とする西街区と「パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー」を中心とする東街区とは連絡通路で結ばれます。

 
 東急電鉄・ニュースリリース(PDF:2011/09/06)
 2011年8月、東急武蔵小杉駅ビルの新築工事に着手 東急東横線・目黒線武蔵小杉駅上部に新たな街の顔が誕生します ~駅上改札口を新設し東西を接続、2013年春開業予定~

 
 
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イメージ図を書いてみました。「エクラスタワー武蔵小杉」を中心とする西街区とは1階・4階・5階の床レベルで、「パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー」を中心とする東街区とは1階・4階の床レベルの高さの連絡通路で結ばれます。
 
 
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「東急武蔵小杉駅ビル」の工事の様子です。
 
 
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アップです。
 
 
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ホームから見た「東急武蔵小杉駅ビル」の工事の様子です。

 
   
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-東急武蔵小杉駅・10両編成対応-

 東急東横線は、2012年度を目標に東京メトロ副都心線との相互直通運転を予定しています。
 現在東横線は8両編成で運行していますが、東京メトロ副都心線経由で東武東上線や西武池袋線からの直通運転として、10両編成の優等列車の運行を予定しています。
 
 そのため東横線も渋谷~横浜間において、10両編成対応にホームを延伸する必要があり、10両編成が停車する停車駅の延伸を進めています。
 特急・通勤特急・急行列車が8両から10両編成になります。武蔵小杉駅では、ホーム北東側に2両分の延伸工事を行っています。
 
 武蔵小杉駅以外では、最初から10両対応で建設された横浜駅は別として、中目黒駅、学芸大学駅、自由が丘駅、田園調布駅、多摩川駅、綱島駅、菊名駅の各駅でホームの延伸工事が行われています。
 
 
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東側の下り線の延伸工事の様子です。JR南武線上の鉄橋部分で延伸工事が行われていますが、撮影時点でほぼ完成していました。
 

 
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西側の上り線の延伸工事の様子です。内側の目黒線(2番線・3番線)にはホームドアが設置されていますが、延長部分にはホームドアは設置されません。
 目黒線のホームは東横線に付随して伸びているだけなので、使用しない部分には転落防止柵を設置しています。
 
 鉄ちゃんがカメラを構えています。撮影日は東急東横線のどの駅も鉄ちゃんで溢れかえっていました。調べてみると「デヤ7200・デヤ7290(旧検測車)」のさよなら運転が行われていたようです。
 
 
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ホーム上では、「東急武蔵小杉駅ビル」とホームを接続する階段およびエスカレーターを設置する工事も行われています。
 
 
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駅構内は至る所で工事が行われています。

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2012年5月14日 (月)

新宿区 パークタワー西新宿エムズポート 2012年2月末の建設状況

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-パークタワー西新宿エムズポート-
 「(仮称)成子天神社再生プロジェクト」は、「住友不動産新宿グランドタワー」の東側にある「成子天神社(なるこてんじんじゃ)」の再生プロジェクトです。
  
 
プロジェクトは、(1)社殿・社務所等の改築、(2)定期借地権分譲マンションの建設、(3)賃貸マンションの建設の3プロジェクトから構成されています。
 
 定期借地権分譲マンションは、
地上27階、地下2階、高さ93.39m、総戸数179戸となっています。
 建築主は「三井不動産レジデンシャル」となっており、正式名所は「パークタワー西新宿エムズポート」です。
 借地権の期間は、2084年11月29日までの約70年だそうですが、その頃の日本はどうなっているんでしょうか?
  
 公式HP → パークタワー西新宿エムズポート
 
 賃貸マンションは、地上14階、地下0階、高さ43.23m、総戸数63戸の予定です。神社施設は地上2階、地下0階、高さ11.05mとなっています。
 
 
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南側から見た様子です。
 
 
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撮影時は、「アースドリル掘削機」で「場所打ちコンクリート杭」を構築していました。
 
 
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南側の幹線道路の「青梅街道」とは、「成子天神社」の長い参道で結ばれています。
 
 
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北側から見た様子です。
 
 
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すき間から覗いてみました。「鉄筋かご」が見えます。

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2012年5月13日 (日)

相模原市 ステーションスカイタワー小田急相模原 2012年2月末の建設状況 

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-小田急相模原駅北口B地区-

 昨夜、NHKの「スカイツリーの魅力 すべて見せます」で、「東京スカイツリーイーストタワー」の西側壁面を使って日本最大級の「プロジェクションマッピング」を行っていました。
 
 綺麗だったので、出来ればオープン後に毎晩やって欲しいです。でもオフィスフロアが本格的に稼働するとオフィスの照明を落としたりブラインドを閉めるなどテナントの協力が必要なので無理なんでしょうね・・・

 
 本題に戻って「(仮称)小田急相模原駅北口B地区第一種市街地再開発事業施設建築物」は、「小田急相模原駅(おだきゅうさがみはらえき)」前の再開発プロジェクトです。
 
 
地上29階、地下1階、高さ103.790m、総戸数212戸(非分譲住戸15戸含む、他に共用施設、店舗、事務所等)の超高層タワーマンションが建設されます。
 
 正式名称は「ステーションスカイタワー小田急相模原」に決まりました。共同住宅は「首都圏不燃建築公社、旭化成不動産レジデンス」により分譲が行われます。
 
 公式HP → ステーションスカイタワー小田急相模原 

  
 
Sagamiharaodasaga12052
撮影時は、基礎梁の鉄筋の配筋を行っていました。撮影から日数が経過しているので、現在はすでにタワークレーンが1基建ち、最も進んでいる部分は1階床まで到達しているようです。
 
 
Sagamiharaodasaga12053
「場所打ちコンクリート杭」の「杭頭処理」を行っていました。「ステーションスカイタワー小田急相模原」の場所打ちコンクリート杭の数は、ストレート杭53本、拡底杭44本となっています。
 
 
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敷地南側部分です。
 
 
Sagamiharaodasaga12055
敷地北側部分です。

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2012年5月12日 (土)

大規模な改良工事を行っている東京メトロ有楽町線の「豊洲駅」

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-東京メトロ・豊洲駅-

 東京メトロ有楽町線の「豊洲駅」は、1988年6月8日に開業しました。将来的に住吉方面に分岐を計画しているので、地下鉄の駅では珍しい島式2面4線の構造となっています。だだし開業時から内側の2線は使用せず、外側の2線のみを使用しています。
 
 開業時は、周辺には「石川島播磨重工業(現:IHI)」の造船所くらいしかない場所でしたが、造船所が閉鎖され状況が一変しました。
 造船所跡地が大規模に再開発され、タワーマンションやオフィスビルが急増し、利用者が激増しました。
 
 朝のラッシュ時は凄まじく、人混みに恐怖を感じるくらいです。夕方のラッシュもかなり凄いです。
 1988年の開業時は、再開発を見越して建設された訳ではないので、駅自体はコンパクトな造りとなっています。そのために完全にキャパシティを超えた状態になっています。
 
 激増する利用者に対応するために、豊洲駅では大規模な駅の改良工事を行っています。
 2013年9月の完成予定で、改札口の増設、エレベーター及びエスカレーター増設・移設を行っています。
 
 豊洲駅は構造的に島式2面4線ですが、工事期間中はホームの柵を撤去して上下ホーム間を結ぶ仮設の渡り板を設置しているため、島式1面2線となっています。
 
 有楽町線と言えば、朝の「池袋~飯田橋」間も凄まじいです。出来れば乗りたくないんですが撮影するためにどうしても乗る必要があります。私はあまりの混雑に乗るたびに泣きそうになります・・・
 
 
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内側この部分は、将来的に住吉方面への分岐に備えて2線の空間があった部分です。工事期間中はホームの柵を撤去して上下ホーム間を結ぶ仮設の渡り板を設置してフタがされています。
 
 
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駅構内は至る所で工事中です。
 
 
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工事期間中は係員が多めに配置され案内されています。

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2012年5月11日 (金)

新宿副都心 「レオパレス21」が超高層ビルの建設を計画していた用地のその後

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-大和ハウス工業の再開発予定地-

 新宿副都心の「住友不動産新宿グランドタワー」から青梅街道を挟んですぐ南側一帯の雑居ビル群を集約した敷地面積4,430.20㎡に「レオパレス21」が超高層ビルの建設を計画していました。
  
 
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「開発許可標識」です。あれれ?? 事業主が「レオパレス21」から「大和ハウス工業」に変更になっていました。
 
 
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敷地南側の解体工事が進み建設工事が始まっています。
 
 
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北西側から見た様子です。
 
 
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「オールケーシング掘削機」です。
 
 
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「建築計画のお知らせ」です。「学校法人 丸山学園」が専門学校を建設するようです。
 
 
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敷地北側にはまだ建物が残っています。
 
 
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その中に「
丸山学園」運営する「東京栄養専門学校」があります。「東京栄養専門学校」が南側に新校舎を建設して、移転した後に解体工事が始まると思われます。
 
 残り面積は4,430.20㎡-800.00㎡=3,630.20㎡です。「大和ハウス工業」が超高層ビルを建設するかは不明です。
 ただ超高層オフィスビルは難しそうですが、超高層タワーマンションなら建設可能な敷地面積です。

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2012年5月10日 (木)

川口市 サウスゲートタワー川口 2012年2月末の建設状況 

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-サウスゲートタワー川口-

 「川口金山町12番地区第一種市街地再開発事業」は、JR川口駅東口から南に約800mに位置する川口市金山町12番地の一部約1.1haです。倉庫や工場や民家が混在した地域です。
 

 地上31階、地下1階、高さ99.95m、総戸数360戸(非分譲住戸14戸含む)のタワーマンションを中心として商業施設、医療施設、保育施設、産業育成施設などが建設されます。
 正式名称は「サウスゲートタワー川口」となっており、公式ホームページもオープンしています。
 
 公式HP → サウスゲートタワー川口
 
 近くに建設された「イーストゲートタワー川口」と名称が似ていますが、同じ「三井不動産レジデンシャル、東急不動産」が売主だからだと思われます。
 
 
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撮影時は、「アースドリル掘削機」で「場所打ちコンクリート杭」を構築していました。
 
 
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「鉄筋かご」を建込んでいます。
  
 
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北東側から見た様子です。奥に見えるのは「スカイフロントタワー川口」です。地上29階、地下2階、高さ約97mのタワーマンションです。

 公式HPによると「イーストゲートタワー川口」の敷地は液状化対策として、締固めた砂杭を一定間隔で地中に造成する「サンドコンパクションパイル」を敷地内に2,100本以上打っているそうです。
 
 
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共同住宅、商業施設、クリニックモール(医療施設)、保育施設、産業育成施設で構成される予定です。
 
 
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「川口金山町12番地区第一種市街地再開発事業」のお知らせ告知板です。数値が少し変更になっていたので再度載せておきます。
  
 建築主は「川口金山町12番地区市街地再開発組合」、設計者は「GA建築設計社」、施工者は「鹿島建設」となっています。 

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2012年5月 9日 (水)

相模大野駅西側地区 bono(ボーノ)相模大野の「プラウドタワー相模大野」他 2012年2月末の建設状況

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-bono(ボーノ)相模大野-
 
相模原市の相模大野駅前で「相模大野駅西側地区第一種市街地再開発事業」が進行しています。
 
広大な敷地に、地上26階、塔屋2階、地下1階、高さ96.46mの南棟と地上11階、塔屋1階、地下1階、高さ36.95mの北棟が建設中です。
 
 タワーマンションの名称は「プラウドタワー相模大野」に決定していましたが、2012年3月24日に再開発ビルの愛称が「bono(ボーノ)相模大野」に決定しました。
 「ボーノ」は、イタリア語で「すばらしい、おいしい」の意味を持つ「buono!」と大野(ono)を合わせた造語だそうです。
 
 公式HP → 相模大野駅西側地区第一種市街地再開発事業 
 
 撮影から日数が経過しているので、最新(5月8日)の建設状況は相互リンクしている「NB9氏」の「長津田駅北口の再開発をウォッチング」を見て下さい。
  
 詳しくは →  長津田駅北口の再開発をウォッチング
 
 「NB9氏」によると「プラウドタワー相模大野」の塔屋を含めた最高高さは約103mの可能性があるそうです。
 未確認なのでよく分かりませんが、高さ99m以上が事実ならメインの「超高層ビルとパソコンの歴史」のデータベースに載せようと思っています。  
 
 
 

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駅前のペデストリアンデッキから見た「bono相模大野(相模大野駅西側地区第一種市街地再開発事業)」の建設現場です。
 
 
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北棟の建設現場です。北棟は地上5階、地下1階の大型商業施設になります。屋上は庭園型のガーデンレストランとなります。
 
 
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北棟と南棟の間です。幅9mの自由通路が整備されます。自由通路は、相模大野駅前のペデストリアンデッキと直結されます。自由通路の上には屋根も設置されます。
 
 
Sagamiharaono12055
南棟の建設現場です。南棟の北東側には地上20階、総戸数約120戸の賃貸住宅が建設中です。
  
  
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残っている既存の建物は、「bono(ボーノ)相模大野」にテナントが引っ越した後に解体されます。
 
 
Sagamiharaono12057
「プラウドタワー相模大野」の建設現場です。
地上26階、塔屋2階、地下1階、高さ96.46m、総戸数308戸(非分譲住戸41戸含む)の大規模マンションです。
 
 すでに全戸完売しています。「野村不動産」は野村證券系なので営業力が物凄いのか竣工前に全戸完売するマンションが多いような気がします。
 
  
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地上11階、地下1階の駐車場棟(駐車場・駐輪場)です。
 
 
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駐車場棟の色分けは何のためでしょうか?

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2012年5月 8日 (火)

川崎市 リヴァリエ A棟(エアリータワー) 2012年2月末の建設状況

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-リヴァリエ A棟(エアリータワー)-
 「川崎港町タワーマンションプロジェクト」は、京浜急行大師線の港町駅前の「コロムビアミュージックエンタテインメント」の工場跡地の再開発プロジェクトです。
 
 「京浜急行電鉄、大和ハウス工業」によりA棟・B棟・C棟のトリプルタワーの建設が計画されています。現在はA棟の「リヴァリエ A棟(エアリータワー)」が建設中です。
 
 A棟は、地上29階、地下1階、高さ96.226m、総戸数455戸(他に管理室兼防災センター、店舗2、ゲストルーム2、キッズルーム・パーティールーム、ライブラリー、ラウンジ2、スカイラウンジ、スポーツスタジオ)となっています。
 
 更に、B棟(478戸)、C棟(475戸)の3棟が建設され、3棟で総戸数1408戸になります。A棟・B棟・C棟は1年ずつずらして着工される予定です。
 

(仮称)港町プロジェクトの概要
A棟-地上29階、地下1階、最高部96.226m、2013年02月竣工予定
B棟-地上29階、地下1階、最高部95.614m、2014年03月竣工予定
C棟-地上28階、地下1階
、最高部93.316m、2015年03月竣工予定
 
 
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A棟の建設現場です。多摩川の「スーパー堤防」に建設されています。大林組が開発した「デュアル・フレーム・システム制振構造」を採用しています。
 
 外周の住宅部分とは分離・独立した固い独立連層耐力壁(心棒)をタワー内部に設置しています。心棒内はタワーパーキングとなっています。
 
 
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下層階の様子です。
 
 
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敷地西側にはA棟の自走式駐車場(地上2階)が建設されています。自走式駐車場の屋上は、A棟のプライベートガーデンの「オーナーズコート」が整備されます。
 
 屋上には、非常時の炊き出し用のカマドベンチが設置されます。また屋上は緑化され、芝生やゴム系素材を使っているので子供が安心して遊べる空間となります。
 
 
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公式ホームページの完成予想図を見ても何も書いていませんが、この部分には京浜急行の港町駅の駅関連施設が建設されるのでしょうか?
 
 「リヴァリエ A棟」の完成までに「港町駅」はリニューアルされ北側に改札口が新設される予定です。ホームの拡幅やエレベーター・エスカレーターの新設も行われる予定です。
 
 
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B棟の建設予定地です。B棟は2011年11月の着工予定でした
が、撮影時にはまだ着工されていないような雰囲気ででした。
 
 
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C棟の建設予定地です。C棟は2012年11月の着工予定です。

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2012年5月 7日 (月)

千葉県八千代市 竣工した「パークタワー八千代緑が丘」

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パークタワー八千代緑が丘

 「東葉高速鉄道東葉高速線」の「八千代緑が丘駅」北側に、地上31階、高さ101.3m、総戸数291戸の超高層タワーマンション「(仮称)八千代緑が丘計画」が建設されていました。
 
 正式名称は「パークタワー八千代緑が丘」で、2012年3月23日に竣工しました。入居開始は2012年7月31日の予定です。「bgds氏」より竣工後の写真を送って頂いたのでUPしたいと思います。
 
 「パークタワー八千代緑が丘」が竣工したので、千葉県で建設中の高さ100mを超える超高層タワーマンションは、市川市の地上40階、地下2階、高さ144.2mの「グランドターミナルタワー本八幡」と佐倉市の地上31階、高さ約114mの「ユーカリが丘 スカイプラザ・ミライアタワー」の2棟になります。
  
 
パークタワー八千代緑が丘の概要
◆ 計画名-
(仮称)八千代緑が丘計画
◆ 所在地-
千葉県八千代市八千代緑が丘一丁目2-1他(地番)
◆ 階数-地上31階
◆ 高さ-
101.3m
◆ 敷地面積-
4,628.10㎡
◆ 建築面積-
1,691.84㎡
◆ 延床面積-
29,115.34㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-
共同住宅、店舗
◆ 総戸数-
291戸
◆ 建築主-
三井不動産レジデンシャル
◆ 設計・監理-
熊谷組
◆ 施工者-
熊谷組
◆ 竣工-
2012年03月23日
◆ 入居開始-
2012年07月31日予定
  
 
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「パークタワー八千代緑が丘」の全景です(
写真提供bgds氏)。

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2012年5月 6日 (日)

中野セントラルパーク 2012年5月に竣工予定の巨大なオフィスビル「中野セントラルパーク サウス(南棟)」

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-中野セントラルパーク-
 
JR中野駅前の「警察大学校」が府中市へ移転し、跡地約168,000㎡の再開発が行われています。
 
 敷地南東側部分では、「(仮称)中野四丁目開発計画 区域5新築工事」と
「(仮称)中野四丁目開発計画 区域4新築工事」が建設中です。正式名称は「中野セントラルパーク」となっています。
 
 公式HP → 中野セントラルパーク
 
 一足早く、区域4の「中野セントラルパーク イースト(東棟)」が、2012年3月30日に竣工しました。
 地上10階、塔屋1階、地下2階、高さ50.60mのオフィス(2~10階)、店舗(1階)で構成されるビルです。7階~10階には「栗田工業」の入居が決まっています。 
 

 東京建物・ニュースリリース(PDF:2012/04/05)
 「中野セントラルパーク」全体竣工(本年5月)に先駆け 「中野セントラルパークイースト(東棟)」竣工のお知らせ
  
 引き続き、区域5の「中野セントラルパーク サウス(南棟)」と「レジデンス棟」が、2012年5月末に竣工予定です。
 
 「中野セントラルパーク サウス(南棟)」は、地上22階(塔屋1階を含む)、地下1階、
高さ99.95m、延床面積151,577.66㎡の巨大なオフィスビルになります。
 オフィスは、1フロアの有効面積5,053㎡(約1,528坪)で中野区はもとより都内最大級となります。
 
 「中野セントラルパーク サウス(南棟)」の17階~21階には、「キリングループ」が本社を移転する事が決まっています。
 「キリンホールディングス、キリンビール、キリンビバレッジ、メルシャン、他」が、2013年3月以降順次移転を開始し、2013年6月に完了予定です。
 
 「レジデンス棟」は
敷地西側に建設中で、地上5階、総戸数17戸の小規模な賃貸マンションです。
 
 「中野セントラルパーク サウス(南棟)」の北側には、約1.5haの広大な都市計画公園も整備されました。
 中野区立「中野四季の森公園」として、2012年4月1日にオープンしています。普段は普通の公園ですが、災害時には広域避難場所として中野区民の安心・安全を守る「防災公園」となっています。
 
 
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東側から見るとあまり大きく見えませんが・・・
 
 
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南側から見るとまるでゲゲゲの鬼太郎に登場する「ぬりかべ」 です(笑)。それにしても幅が広い!
 
 
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南側の「カーテンウォール」は、「PCa版」の間にガラスを連続して取り付ける「スパンドレル形式(横連窓タイプ)」を採用しています。ガラスは優れた断熱性・遮熱性をもつ「Low-Eペアガラス」となっています。
 
 中央のガラスが無い部分は、コア部分になり、この部分にエレベーター、階段、トイレ等が設置されています。
  
 天井高2,900mmとなっています。ちなみ公式ホームページのフロアスペックの部分の天井高が、イメージ図・タイトル・文章共に2,900cmと間違っています(5月6日の朝現在)。
 「天井高はゆとりのある2,900cmを確保」と書いていますが、天井高が29mもあったらビックリ!(笑)
 
 
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JR中央線の南側から見た様子です。 
 
 
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東側寄りから見た様子です。
  
 
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北側の「東京警察病院」あたりから見た様子です。北側には約1.5haの広大な都市計画公園「中野四季の森公園」が整備されています。 
  
 
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「中野セントラルパーク イースト(東棟)」は、一足早い2012年3月30日に竣工しました。

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2012年5月 5日 (土)

川崎市 小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物新築工事 2012年2月末の建設状況 

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-小杉町3丁目中央地区-

 「小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物新築工事」は、高層棟、中層棟、北棟、東棟、駐車場棟の5棟で構成されます。
 
 高層棟は、地上45階、地下1階、高さは158.95mとなっています。総戸数は604戸(高層棟・分譲450戸、中層棟・賃貸154戸)を予定しています。総事業費は約260億円を予定しています。
 
 参加組合員には、「野村不動産、相鉄不動産」が入っています。高層棟の分譲マンションは、この2社により販売されると思われます。
 
 野村不動産・ニュースリリース(PDF:2011/08/04)
 東京圏地価上昇率NO.1 再開発により変化し続ける街「武蔵小杉」~小杉町3 丁目中央地区第一種市街地再開発事業が着工~

 
 
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「コンクリートポンプ車」で、コンクリートを打設しています。撮影時は、地下躯体工事が行われていました。
 
 
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北東側から見た様子です。写真の「ユニオンビル」は、再開発の対象ではなくそのまま残るので、再開発区域は「回」の字型になります。

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2012年5月 4日 (金)

さいたま市「浦和駅周辺鉄道高架化事業」 JR浦和駅5・6番線ホーム(湘南新宿ライン) 2012年2月末の建設状況

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-浦和駅周辺鉄道高架化事業-
 「JR浦和駅」は、「浦和駅周辺鉄道高架化事業」が進行中です。浦和駅を中心に延長約約1,320m(高架化区間約1,000m)を連続立体交差化(高架化)するプロジェクトです。
 
 高架工事だけではなく、東北貨物線に旅客ホームを新設し、「湘南新宿ライン」の浦和駅停車が可能となります。全面開業時には島式3面6線の立派な高架駅となります。
 
 ホーム長は、1・2番線ホーム(京浜東北線)は10両編成対応、3・4番線ホーム(宇都宮線・高崎線)は15両編成対応、5・6番線ホーム(湘南新宿ライン)は15両編成対応になる予定です。
 
 1番線~4番線ホームの工事が終わり、現在は「東北貨物線」部分に5番線ホーム(湘南新宿ライン上り)、6番線ホーム(湘南新宿ライン下り)を建設する工事が行われています。 
 
浦和駅高架化工事のスケジュール
◆ 1番線ホーム 京浜東北線(上り)-2007年01月14日完了
◆ 2番線ホーム 京浜東北線(下り)-2008年05月18日完了
◆ 3番線ホーム 宇都宮線・高崎線(上り)-2009年12月20日完了
◆ 4番線ホーム 宇都宮線・高崎線(下り)-2011年03月06日完了
◆ 5番線ホーム 湘南新宿ライン(上り)-2012年度完了予定
◆ 6番線ホーム 湘南新宿ライン(下り)-2012年度完了予定
 
 詳しくは → 浦和駅高架化工事の施行順序
 
 完成予想図 → 浦和駅の完成イメージ
 
 
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「宇都宮線・高崎線」のホーム北端から北側を見た様子です。
 
 
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アップです。
 
 
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ホーム北端から南側を見た様子です。東北貨物線に「湘南新宿ライン」の旅客ホームを新設する工事が行われています。
 
 
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工事はちょっとややこしく、5番線は「東北貨物線」の上り線高架橋をそのまま使用するのではなく、新たに新設します。
  
 ホームは、現在の「東北貨物線」の上り線高架橋を解体して島式ホームを新設します。6番線は、東北貨物線の下り線高架橋を改良して使用します。
 
 
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「コンクリート型枠が組まれています。
 
 
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コンクリートの打設が終わった部分です。「東北貨物線」の高さに合わせているために1番~4番線ホームと比べてホームがかなり高い位置になります。
 
 なぜ1番~4番線ホームの高さを「東北貨物線」に合わせてホームの高さを統一しなかったのでしょうか?
 
 
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5番線の軌道が見えます。
 
 
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5番線の「PCまくらぎ」が見えます。奥の軌道が6番線になります。その間の鉄筋が見える部分に島式の5番・6番線ホームが建設されます。
 
 
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「PCまくらぎ」が山積みされています。
 
 
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「宇都宮線・高崎線」のホーム南端から北側を見た様子です。
 
 
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ホーム南端から南側を見た様子です。
 
 
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アップです。

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2012年5月 3日 (木)

武蔵小杉地区 大規模再開発プロジェクト「株式会社東京機械製作所玉川製造所再開発計画」がついに始動! 

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-株式会社東京機械製作所玉川製造所再開発計画-
 下記のブログによると武蔵小杉駅近くの「東京機械製作所」の解体工事が2012年4月下旬から始まったようで、区域面積37,207.66㎡、延床面積約210,000㎡という大規模プロジェクトがついに動き出しました。
 
 武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ
 東京機械製作所玉川製造所の解体工事開始
 
 北側の「A-1地区」には、大規模商業施設「アリオ武蔵小杉」が、南側の「B-1地区」には、地上53階・地下3階、高さが約185m(最高部約190m)、総戸数約800戸の超高層タワーマンションが建設される予定です。
 
 2012年4月4日~5月7日の期間で、環境アセスメントの縦覧が行われており、下記の電子縦覧で配置図や立面図などの詳細を見る事が出来ます。
 縦覧期間を過ぎると見られなくなるので、興味のある方はPDFデータをパソコンに保存しておく事をお勧めします。
 
 環境影響評価関係図書・電子縦覧(2012年5月7日まで)
 株式会社東京機械製作所玉川製造所再開発計画
 
 工期は、北側の「A-1地区」が解体工事を含めて約33ヶ月、南側の「B-1地区」が解体工事を含めて約45ヶ月となっています。
 計画では、工期は2012年3月中旬~2015年12月下旬の約45ヶ月間を予定していました。1ヶ月遅れですが、ほぼ計画通りに進行しているので安心しました。
  
 
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大型複合商業施設「アリオ武蔵小杉」の建設が計画されている「A-1地区」を南東側から見た様子です。
 
 解体工事(解体の準備・仮設工事含む)+本体工事の工期は約33ヶ月間を予定しています。

 
 
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超高層タワーマンションの建設が計画されている「B-1地区」を北東側から見た様子です。
 解体工事(解体の準備・仮設工事含む)+本体工事の工期は約45ヶ月間を予定しています。
 
 「住友不動産」により建設されます。私はブログに特集するたびに普通に「住友不動産により・・・」と書いています。
 でも、ふと思い出すと最初に発表された時は「東京建物」の事業だったはずです。いつの間に事業者が入れ替わったのでしょうか??
 
 
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A-1地区とB-1地区の間の道路です。
 
 
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敷地東側の「綱島街道(神奈川県道2号線)」沿いでは道路の拡幅工事が行われています。
 
 
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「株式会社東京機械製作所玉川製造所再開発計画」の「事業計画のお知らせ」です。更に具体的になると「建築計画のお知らせ」に入れ替えられると思われます。
 
 A-1地区の事業者が「東京機械製作所」、設計者が「東急設計コンサルタント」、工事請負人が「未定」となっています。
 B-1地区の事業者が「住友不動産」、設計者が「前田建設工業」、工事請負人が「前田建設工業」となっています。

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2012年5月 2日 (水)

千代田区 さようなら!第一鉄鋼ビルディング・第二鉄鋼ビルディング 「第一鉄鋼ビルディング・第二鉄鋼ビルディング解体工事」が始まる!

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-第一鉄鋼ビルディング・第二鉄鋼ビルディング-

 東京駅八重洲北口側に位置する「第一鉄鋼ビルディング」と「第二鉄鋼ビルディング」の建て替えが計画されています。
 
 10年以上前には、すぐ西側の「森トラスト」が開発した「丸の内トラストシティ」と一体的に再開発される構想もありましたが、何か大人の事情があったのか? この案はまとまらず「森トラスト」が西側部分に北側の「丸の内トラストタワーN館」と南側の「丸の内トラストタワー本館」を先に建設しました。
 
 「第一鉄鋼ビルディング」と「第二鉄鋼ビルディング」は、大手不動産会社もしくは製鉄会社が所有するビルのようなイメージがありますが、所有する「株式会社鉄鋼ビルディング」は、広島県呉市で創業した「増岡商店」を前身としています。
 
 「第一鉄鋼ビルディング」は、地上9階、地下2階、敷地面積4,386.36㎡、建築面積3,989.62㎡、延床面積44,903.75㎡となっています。
 「第二鉄鋼ビルディング」は、地上9階、地下2階、敷地面積2,849.88㎡、建築面積1,841.75㎡、延床面積21,376.29㎡となっています。
 
 その「第一鉄鋼ビルディング・第二鉄鋼ビルディング」の解体工事が始まりました。工事名は「「第一鉄鋼ビルディング・第二鉄鋼ビルディング解体工事」で、解体工事の工期は2012年4月13日~2013年3月31日までとなっています。
  
 
建て替え後のビルは、容積率の上限が1400%まで引き上げられ、北側に地上25階、地下3階、最高高さ140mのオフィス棟、南側に中高層のサービスアパートメント棟を建設します。総延床面積約114,000㎡を予定し、2015年春の完成を目指しています。
 
 株式会社鉄鋼ビルディング → 竣工予想図等
  
 「丸の内トラストタワー本館」の27~37階にある「シャングリ・ラ ホテル 東京」の東側の眺望を一部遮らないか心配していましたが、完成予想図を見ると配置も高さもかなり配慮されている事が分かります。
 

 
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2012年2月末に撮影した北側の「第一鉄鋼ビルディング」です。この頃はテナントが盛んに引っ越ししていました。
 
 
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2012年4月末に撮影した北側の「第一鉄鋼ビルディング」です。テナントはほぼ退去しているようですが、下層階はまだ「仮囲い」で囲まれていませんでした。
 
 
Tokyoyaesu12054
解体工事の工事名は「「第一鉄鋼ビルディング・第二鉄鋼ビルディング解体工事」で、解体工事の工期は2012年4月13日~2013年3月31日までとなっています。
 
 「大成建設、増岡組JV」により解体工事が行われますが、「増岡組」は「第一鉄鋼ビルディング」のグループ会社です。
 
 
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現在は、「解体準備工事」の段階です。

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2012年5月 1日 (火)

港区 プラウドタワー白金台 2012年2月末の建設状況

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-プラウドタワー白金台-

 「(仮称)白金台2丁目共同立替計画」は、都営地下鉄浅草線「高輪台駅」と明治学院大学との間くらいに建設されている超高層タワーマンションです。
  
 地上13階の「白金台マンション(戸数91戸、1970年竣工)」と地上4階の「クラウン白金台(戸数7戸、1983年竣工)」の隣接する2棟を1棟に建て替えるプロジェクトです。
 概要は、地上34階、地下2階 高さ(最高部119.85m、軒高114.90m)、総戸数188戸(非分譲住戸70戸含む、他に管理事務室1戸)となっています。
 
 正式名称は「プラウドタワー白金台」に決まり、公式ホームページもオープンしています。いつもは名称の予想が外れますが、珍しく当たりました。
 というか「野村不動産」が売主なので、誰が考えても「プラウドタワー白金台」以外は考えられませんね(笑)。
 
 公式HP → プラウドタワー白金台
 
 
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南東側から見た様子です。「建築計画のお知らせ」では、2014年12月31日竣工予定となっていますが、公式HPでは2014年9月末日入居開始予定となっているので、竣工が前倒しになったようです。
 
 
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撮影時は、「アースドリル掘削機」で「場所打ちコンクリート杭」を構築していました。

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