川崎市 「(仮称)ラゾーナ川崎C地区開発計画」を東芝が全フロア一括賃借 収容人数最大約7000名の「スマートコミュニティセンター」を新設!
-(仮称)ラゾーナ川崎C地区開発計画-
「(仮称)ラゾーナ川崎C地区開発計画」は、JR川崎駅西口の東芝の「川崎事業所(旧堀川町工場)」跡地に建設された「ラゾーナ川崎プラザ」の南西角に建設中のオフィスビルです。建築計画のお知らせでは、「(仮称)ラゾーナ川崎東芝ビル新築工事」となっています。
地上15階、塔屋1階、地下0階、高さ約71m(軒高約65m)、延床面積106,238.17㎡の大規模なオフィスビルです。
基礎免震構造で、基準階面積2,000坪超、天井高3,000mmとなっています。基準階面積2,000坪超は日本最大級の面積になります。
建築主は野村不動産グループの「NREG東芝不動産(野村不動産ホールディングス65%、東芝35%)」、設計者は「野村不動産」、施工者は「大林組」となっています。
「(仮称)ラゾーナ川崎C地区開発計画」を「東芝」が全フロア一括賃借して「スマートコミュニティセンター」を新設する事が発表されました。2013年10月に開所予定で、収容人数は最大約7000名を予定しています。
東芝・ニュースリリース(2012/05/16) 完成予想図等
川崎市に「スマートコミュニティセンター」を新設
野村不動産・ニュースリリース(PDF:2012/05/16)
ラゾーナ川崎C地区開発計画~延床面積10万㎡超の防災・環境配慮型オフィスビルに東芝グループの入居が内定~
「スマートコミュニティセンター」には、東芝のグループ会社を含む社会インフラ部門やクラウドソリューション部門などスマートコミュニティ事業に関連する部門を集結し、川崎周辺に位置する東芝の研究所、社会インフラ部門の工場とも連携強化を図ることで、グローバル展開を一層加速する予定です。
首都圏ではリーマンショック以降、東京都23区への一極集中が再び加速しています。その影響を横浜市などは物凄く受けています。
逆に、川崎市は東京都23区に隣接する地理的優位を生かして川崎駅周辺、武蔵小杉駅周辺の発展が加速しています。
撮影時はタワークレーンが1基でしたが、撮影時から日数が経過しているので現在は増えていると思われます。
「乗入れ構台」が見えます。「順打ち工法」で建設しています。地下0階ですが、かなり深く「根切り(掘削)」が行われています。基礎免震構造のためだと思われます。
撮影時は地下躯体に「コンクリートポンプ車」で、コンクリートを打設していました。
外装モックアップです。実物大の外装モックアップは、施主へのプレゼンテーションや設計者のデザイン確認などのために製作されます。
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