千代田区 さようなら!第一鉄鋼ビルディング・第二鉄鋼ビルディング 「第一鉄鋼ビルディング・第二鉄鋼ビルディング解体工事」が始まる!
-第一鉄鋼ビルディング・第二鉄鋼ビルディング-
東京駅八重洲北口側に位置する「第一鉄鋼ビルディング」と「第二鉄鋼ビルディング」の建て替えが計画されています。
10年以上前には、すぐ西側の「森トラスト」が開発した「丸の内トラストシティ」と一体的に再開発される構想もありましたが、何か大人の事情があったのか? この案はまとまらず「森トラスト」が西側部分に北側の「丸の内トラストタワーN館」と南側の「丸の内トラストタワー本館」を先に建設しました。
「第一鉄鋼ビルディング」と「第二鉄鋼ビルディング」は、大手不動産会社もしくは製鉄会社が所有するビルのようなイメージがありますが、所有する「株式会社鉄鋼ビルディング」は、広島県呉市で創業した「増岡商店」を前身としています。
「第一鉄鋼ビルディング」は、地上9階、地下2階、敷地面積4,386.36㎡、建築面積3,989.62㎡、延床面積44,903.75㎡となっています。
「第二鉄鋼ビルディング」は、地上9階、地下2階、敷地面積2,849.88㎡、建築面積1,841.75㎡、延床面積21,376.29㎡となっています。
その「第一鉄鋼ビルディング・第二鉄鋼ビルディング」の解体工事が始まりました。工事名は「「第一鉄鋼ビルディング・第二鉄鋼ビルディング解体工事」で、解体工事の工期は2012年4月13日~2013年3月31日までとなっています。
建て替え後のビルは、容積率の上限が1400%まで引き上げられ、北側に地上25階、地下3階、最高高さ140mのオフィス棟、南側に中高層のサービスアパートメント棟を建設します。総延床面積約114,000㎡を予定し、2015年春の完成を目指しています。
株式会社鉄鋼ビルディング → 竣工予想図等
「丸の内トラストタワー本館」の27~37階にある「シャングリ・ラ ホテル 東京」の東側の眺望を一部遮らないか心配していましたが、完成予想図を見ると配置も高さもかなり配慮されている事が分かります。
2012年2月末に撮影した北側の「第一鉄鋼ビルディング」です。この頃はテナントが盛んに引っ越ししていました。
2012年4月末に撮影した北側の「第一鉄鋼ビルディング」です。テナントはほぼ退去しているようですが、下層階はまだ「仮囲い」で囲まれていませんでした。
解体工事の工事名は「「第一鉄鋼ビルディング・第二鉄鋼ビルディング解体工事」で、解体工事の工期は2012年4月13日~2013年3月31日までとなっています。
「大成建設、増岡組JV」により解体工事が行われますが、「増岡組」は「第一鉄鋼ビルディング」のグループ会社です。
現在は、「解体準備工事」の段階です。
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