東武スカイツリーラインの玄関口 「浅草駅ビル」の外観が80年前のモダンな「ネオ・ルネサンス様式」に復活!
-浅草駅ビル-
東京の新名所「東京スカイツリー」の開業に合わせ、東武鉄道が大規模リニューアル工事を進めている「浅草駅ビル」の外観の改修が完了し、2012年5月18日に公開されました。
外観完成式典には、「東京スカイツリー」の公式キャラクターである「ソラカラちゃん」などもお祝いに駆けつけました。
上記写真は、工事中の写真のため下記のニュースリリースで、リニューアル後の浅草駅ビルのイメージ、ライトアップされた浅草駅ビルのイメージ、大時計の拡大イメージなどを見る事が出来ます。
東武鉄道・ニュースリリース(PDF:2012/05/11)
80年前のモダンな姿に再現 浅草駅ビルの外観完成 ~駅ビルのシンボルとなる大時計が現代に再び誕生します~
「浅草駅ビル」は、関東では初となる本格的な百貨店併設のターミナルビルとして1931年に開業しました。
「東武スカイツリーライン」が2階に乗り入れ、メインテナントは「松屋浅草店」となっています。
今回の大規模リニューアルでは、1974年の改修工事で設置したアルミのカバー材を外して、外壁面を改修し、建設当時の姿を再現しました。
また、大時計を当時のデザインを参考にしながら復元し、ビル正面、東、西の3方向に設置しました。時計の大きさは直径約1.5mで、夜には時計塔のライトアップも行われます。
今回の改修により、1931年の建設当時に日本のアール・デコ建築のひとつにうたわれた「ネオ・ルネサンス様式」の外観を再現、さらにシンボルであった大時計塔も復活し、約80年前のモダンな姿が現代によみがえりました。
引き続き、2階の駅施設を順次リニューアルするとともに4階より上層部分の内装工事も進め、2012年11月頃に新たな商業施設としてリニューアルオープンする予定です。耐震補強工事も同時に行われてます。
撮影時は、外壁のリニューアル工事の真っ最中でした。「ネオ・ルネサンス様式」の外観を再現する事を知っていたので完成予想図を探すために敷地を1周したのですが、掲示されていませんでした。
浅草は、かつては東京の観光地人気No1として不動の地位を誇っていましたが、急速に衰退して行きました。
しかしここ最近は浅草人気の復活、そして「東京スカイツリー」の開業により、観光地として完全復活を遂げました。
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