JR新橋駅の大規模な改良工事 東海道線新橋駅改良工事 全ホームを覆う巨大な大屋根も設置!
-JR新橋駅-
「新橋駅」は、地上の「東海道線・山手線・京浜東北線」の3面6線のホームと地下の「横須賀線」の1面2線のホームがあります。
1日の平均乗車人員が約25万人で、JR東日本の中では7位になります。地下鉄やゆりかもめなどからの乗り換えも多く、周辺はいつも賑わっています。
しかしコンコースが南北に分断された上に狭く、駅の構造も非常に分かりにくいです。お世辞にも近代的な駅とは言えませんでした。
これらを改良すべく、JR東日本は、新橋駅の大規模な改良工事を行います。工事は2010年11月に着手しました。
JR東日本・プレスリリース(PDF:2010/09/02)
東海道線新橋駅改良工事の着手について
改良工事内容
◆ バリアフリー設備整備工事-東海道線ホーム(1面)、山手線・京浜東北線ホーム(2面)及び横須賀線ホーム(1面)にそれぞれエレベーターを設置、地上コンコースと地下コンコースを連絡するエレベーターを設置
◆ 耐震対策工事-東海道線の鉄筋コンクリート高架橋の耐震補強及び山手線・京浜東北線のレンガアーチ高架橋の補強・改築
◆ 駅構内の混雑緩和工事-駅構内のレイアウトを変更し、南北のコンコースを一体化し、混雑緩和を図る
とここまではよく見かける駅の改良工事ですが、駅に掲示されていたイメージ図を見るとJR東日本が発表したプレスリリースより遥かに大規模な改良工事のようです。
イメージ図に「SL広場から見た大屋根のイメージ」がありました。撮影したかったのですが、残念ながら前に人が立っていたのでUP出来るような写真は撮影出来ませんでした。
イメージを見ると全ホームを覆う巨大な大屋根が描かれていす。屋根の高さもかなり高いです。
JR東日本のプレスリリースでは、ホームから上の改良については触れられていませんが、ホームの上にはこのように鉄骨が組まれています。
大屋根を支える土台のようですが、大屋根を支える鉄骨にしては梁の鉄骨が太すぎるような気がします。
「東京モノレール」は新橋駅もしくは東京駅まで延伸する構想があります。大屋根はかなり高い場所に設置されるようなので、この鉄骨は将来の「東京モノレール」の駅設置に備えて鉄骨の太さに余裕を持たせているのでは?
この鉄骨の梁と大屋根の間に将来「東京モノレール」の駅を設置するという壮大な妄想を抱きながら眺めていました。私の全くの妄想ですが・・・(笑)
工事中の支柱です。駅の改良工事でいつも思うのですが、ホームを貫通してどうやって鉄骨の支柱を建てるのだろう? と思います。
鉄骨の支柱は、巨大な「場所打ちコンクリート杭」で支えられていると思われますが、営業しながら天井の低い狭い空間で「場所打ちコンクリート杭」を構築する必要があります。JR千葉駅でも同じような工事が行われていますが、凄い技術力ですね。
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