西武鉄道 池袋線連続立体交差事業・複々線化事業」が行われている「石神井公園駅」 2012年2月末の建設状況
-石神井公園駅(しゃくじいこうえんえき)-
西武池袋線では、「練馬高野台駅」付近から「大泉学園駅」付近までの約2.4kmで、連続立体交差化の工事および側道を整備が行われています。
その中で、「練馬高野台駅」付近から「石神井公園駅」付近までの約1.2kmは同時に複々線化されます。この事業により、9ヶ所の踏切がなくなります。
「石神井公園駅」は、2010年2月7日から上りホームが高架に移設されました。2011年4月17日には下り線が高架化され高架移行が完了しました。ただし下りホーム2線のうち1線(2番線)が供用開始された暫定的な状態でした。
そして2012年6月23日(土)からは下り線の待避線(1番線)が供用開始されました。下り線が全面供用開始され2面4線のホームが完成しました。
2012年6月29日(金)には、「練馬高野台駅」~「石神井公園駅」間の複々線上り部分も供用開始されます。
これに伴い、2012年6月30日(土)にダイヤが改正され、今までは「練馬高野台駅」発だった「有楽町線」及び「副都心線」への直通列車が「石神井公園駅」発となり「石神井公園駅」の拠点駅としての機能が大幅にアップします。
西武鉄道・ニュースリリース(PDF:2012/05/21)
2012年6月23日(土) 石神井公園駅の下りホームを全面使用開始します。
引き続き、「石神井公園駅」~「大泉学園駅」間の高架化工事が行われます。「石神井公園駅」~「大泉学園駅」間の高架化工事は、2011年12月に着工されています。この間は複線で整備されます。
ホーム東端から東側(池袋側)を見た様子です。撮影時はまだ線路が3本しかありませんでしたが、2012年6月23日(土)から複々線となっています。
西武鉄道のニュースリリースの配線図を見ると、2012年6月29日(金)以降も「練馬高野台駅」~「石神井公園駅」間が一部線路が3本のままの状態になっています。
このままでは複々線とは言えません。詳しい事は分かりませんが、まだ配線工事は完全には終わっていないようです。
撮影時は、囲いの外側(南側)で避線線(1番線)の工事が行われていました。避線線(1番線)は、2012年6月23日(土)から供用開始されています。
2010年2月7日から供用開始された上り線(3番・4番線)ホームです。
2011年4月17日から供用開始された下り線(2番線)ホームを東側から西側に見た様子です。
撮影時は、囲いの外側(南側)で避線線(1番線)の工事が行われていましたが、2012年6月23日(土)から供用開始されています。
ホーム中央あたりは、屋根がホーム全体を覆っています。
下り線の待合室です。
「消音バラスト」で肝心な所が隠れているので間違っているかも知れませんが、「D型弾性まくらぎ直結軌道」のように見えます。間違っていたらゴメンナサイ・・・
下り線(2番線)ホームを西側から東側に見た様子です。
撮影時は、囲いの外側(南側)で避線線(1番線)の工事が行われていました。避線線(1番線)は、2012年6月23日(土)から供用開始されています。
ホーム西端から西側(大泉学園駅側)を見た様子です。「大泉学園駅」までの高架化工事が行われています。複々線はここで終わり、ここから先は複線になります。
アップです。西武鉄道のニュースリリースの配線図を見ると、現在は中央に折返し線の設備が2線設けらているようです。
折返し線の設備を利用して、2012年6月30日(土)より、今までは「練馬高野台駅」発だった「有楽町線」及び「副都心線」への直通列車が「石神井公園駅」発となります。
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