東京ステーションシティ 東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 2012年4月末の建設状況
-東京駅丸の内駅舎保存・復原工事-
東京駅では、世紀の大工事が進行しています。約500億円をかけて行われている「東京駅丸の内駅舎保存・復原工事」です。
単に500億円負担するだけならJR東日本はただのお人好しですが、容積率の移転により費用をねん出しています。
丸の内駅舎は、3階建てに復原しても容積率はかなり余裕があります。同じ東京ステーションシティ内の「グラントウキョウ ノースタワー」、「グラントウキョウ サウスタワー」は当然として、「東京ビルディング」、「新丸の内ビルディング」、「丸の内パークビルディング」等にも容積率を移転しています。
工事は想像を絶する難工事になります。特に難しいのが、駅舎を保存しながらの地下躯体の建設です。下記の鹿島建設の特集を見ると工事がいかに難しいか分かります。
鹿島建設 → 東京駅丸の内駅舎保存・復原工事
駅舎の一部は2012年6月開業予定、「東京ステーションギャラリー」は2012年10月1日開業予定、「東京ステーションホテル」は2012年10月3日開業予定となっています。「東京ステーションホテル」は、客室数150室(ツイン86室、ダブル64室)となります。
丸の内駅舎だけでなく、東京駅も大きく変わります。現在の改札内中央通路が「セントラルストリート」として大きく生まれ変わります。エキナカの商業施設として店舗面積約860㎡の店舗も出店します。
東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 その(2) 「北ドーム部」です。以下の写真は2012年4月下旬と2012年2月下旬に撮影した写真が混在しています。
東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 その(3) 「南切妻部」です。
東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 その(4) 「南ドーム部」です。
東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 その(5) 「南ウィング部」です。
東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 その(6) 「南ウィング部」です。
東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 その(7) レンガは、既存の部分と復元された部分の色が明確に分かれています。
東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 その(8) レンガは、かなり劣化していても極力再利用しているようです。
東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 その(9) 「北ドーム部」のアップです。
東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 その(10) 「南切妻部」の塔です。
東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 その(11) 「南ドーム部」のアップです。
東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 その(12) 「南ウィング部」の北側の塔です。
東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 その(13) 「南ウィング部」です。
東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 その(14) 「南ウィング部」の南側の塔です。
東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 その(15) 「南ウィング部」の南端のドームです。
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