千代田区 竣工した都内トップクラスの環境性能ビル「三井住友海上駿河台新館」
-三井住友海上駿河台新館-
我が家の「モモイロインコ」のモモちゃんは、テレビ画面にワシ、タカ、フクロウなどの猛禽類が映ると冠羽を立てて翼を広げて思いっきり威嚇や警戒をします。
生まれた時からペットショップで育って猛禽類を1度も見たことないはずなのにDNAに刷り込まれているんですかね? 生命の神秘を感じる今日この頃です。
本題に戻って、神田駿河台三丁目では、「三井住友海上火災保険」が、「三井住友海上駿河台ビル(旧:大正海上本社ビル)」の隣で駿河台別館ビルの建て替えを行いました。
「(仮称)三井住友海上神田駿河台三丁目計画 新館」は、2013年に予定している本社ビル統合事業の一環として建設されました。
概要は、地上22階、塔屋1階、地下3階、高さ約102m(最高部かは不明)です。2012年2月29日に竣工し、2012年5月1日から業務開始しています。
新ビルの正式名称を調べてみましたが、「三井住友海上駿河台新館」のようです。「○○ビル」とか「○○ビルディング」とか「○○タワー」とかの名称は付かないようです。
「三井住友海上駿河台新館」は、太陽光発電、水の再利用、自動調光・点滅制御、DHC(地域冷暖房)施設、ダブルスキン外装システム・自然換気システムなどの省エネ技術を採用した都内トップクラスの環境性能ビルとなっています。
メインエントランスは、東側にあります。
「三井住友海上 Mitsui Sumitomo Insurance 駿河台新館」と書かれています。損害保険会社もメガバンク並みに合併や経営統合を繰り返し、メガ3グループに集約されました。
3グループのグループ名と傘下の主要会社名を言える方は相当の企業通です。ちなみに「三井住友海上」は、「あいおいニッセイ同和損保」などと共に持株会社「MS&ADインシュアランスグループホールディングス」の傘下となっています。
不思議なオブジェです。
敷地西側には、地域に開かれた環境コミュニケーションスペース「ECOM駿河台(エコムスルガダイ)」が建設されました。
「ECOM駿河台」の名称は、コンセプトである環境(ECO)+コミュニケーション(COMMUNICATION)を表現しているそうです。
1階には、有機食材を使ったメニューを提供するレストラン「オーガニックハウス」、2階は、展示や講座、ワークショップが開催できるスペースとなっています。
植栽も行われています。
「ニコライ堂」越しに見た様子です。かなり幅が広い事が分かります。
| 固定リンク
「121 東京都・千代田区②」カテゴリの記事
- 地上29階、 高さ約155mの「(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)」 2025年4月末の解体状況(2025.05.13)
- TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 地上62階、 高さ約385mの「Torch Tower(トーチタワー)」 「ダイヤグリッド架構」の仕口が姿を現す 2025年4月30日の建設状況(2025.05.05)
- 「三菱UFJ銀行本店ビル」の建て替え 地上28階、高さ約160m、延床面積約172,000㎡の「(仮称)M計画」 2025年4月末の状況(2025.05.03)
- 三菱地所 有楽町エリア再構築 「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」の2区画を一体的に再開発 2025年4月末の解体状況(2025.05.02)
- 大手町地区の再開発が「日本橋川」を越えて神田エリアへ! 「千代田区立スポーツセンター」と「東京都千代田合同庁舎」の一体的な建て替えを計画!(2025.04.23)