2012年上半期の世界の新車販売台数 日本のビッグ3(トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業)は絶好調!
-2012年上半期の世界の新車販売台数-
ロンドンオリンピックで、日本がなかなか金メダルが取れないので、日本勢は不調のような錯覚に陥ってしまいます。
しかし、7月31日の日本時間の朝時点でのメダル数11個(金1個、銀4個、銅6個)は、国別総メダル数獲得ランキングでは、中国、アメリカに次いで3位なので日本勢は頑張っています!
日本選手団への応援の意味も込めて、もうひとつ日本にとって明るいニュースをUPしたいと思います。
日本の自動車メーカーが、日本のビッグ3(トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業)を中心にが完全復活を遂げています。
2012年上半期(1月~6月)の世界での新車販売台数で、「トヨタ自動車」が、2011年トップのアメリカの「GM(ゼネラル・モーターズ)」を抜いて、上半期では2年ぶりの世界一の座に返り咲きました。
「トヨタ自動車」の上半期の世界販売は、「ダイハツ工業、日野自動車」を含んだグループ全体で前年同期比34%増の約497万台で、過去最高となりました。
昨年1位の「GM(アメリカ)」は前年同期比3%増の約467万、昨年2位の「フォルクスワーゲン(ドイツ)」は、前年同期比9%増の約445万台でした。
2012年上半期(1月~6月)世界販売台数
1位 トヨタ自動車(日本) 約497万台
2位 GM (アメリカ) 約467万台
3位 フォルクスワーゲン(ドイツ) 約445万台
4位 ルノー・日産(フランス・日本) 約420万台
日産自動車(日本) 約262万台
5位 現代自動車(韓国 ) 約357万台
上記ランキングには、トヨタ自動車は「ダイハツ工業、日野自動車」、GMは「オペル」、 フォルクスワーゲンは「アウディ、その他グループ会社」、 ルノー・日産は「アフトワズ」、現代自動車は「起亜自動車」などのグループ会社を含みます。
2012年上半期(1月~6月)世界生産台数
1位 トヨタ自動車(連結) 5,247,777(155.5%)
トヨタ自動車(単独) 4,626,064(155.2%)
2位 日産自動車 2,553.224(119.0%)
3位 本田技研工業 2,162,815(166.0%)
4位 スズキ 1,544,842(113.6%)
5位 マツダ 603,760(110.2%)
6位 三菱自動車 538,454( 98.4%)
7位 富士重工業 377.745(151.9%)
カッコ内は対前年比ですが、昨年は日本の自動車メーカーにとって最悪の年で、東日本大震災やタイの洪水などの影響で大幅な減産となっていました。
特に「トヨタ自動車」と「本田技研工業」は生産体制がボロボロの状態だったので、対前年比は参考になりません。
2012年通期の世界販売台数目標は、トヨタ自動車がグループで958万台、日産自動車が535万台、本田技研工業が430万台です。
特にトヨタ自動車はグループ全体で、前人未到の1000万台到達も夢ではないと私は思っています。
ヨーロッパの金融危機、日本のエコカー補助金切れなどの不安材料がありますが、なんとか下期も順調に行って欲しいですね!
ただビッグ3と好調の「富士重工業(スバル)」と「いすゞ自動車」を除くと他のメーカーはかなりしんどいようです。
特に「スズキ」はインド工場の暴動などの難問を抱えています。この試練をなんとか乗り越えて欲しいですね。
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