川崎市 地上47階、高さ約165mの「(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が動き出す!
-鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業-
川崎市の「JR鹿島田駅」と「新川崎駅」の間に「(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が計画されています。
「建築計画のお知らせ」はかなり昔に掲示されましたが、なかなか具体的な動きがありませんでした。
今年に入って動き出したようで、再開発ビルの施工者が「清水建設」に決まり、2012年3~6月に敷地内の既存住宅などを解体撤去し、2012年6月をめどに本体工事に着手予定です。
再開発予定地には、地上47階、地下2階、高さ約165m、総戸数約670戸の「住宅棟」と地上5階、地下1階の「生活利便施設棟」の2棟が建設される予定です。
商業・生活利便施設としてスーパーマーケット、健康施設としてフィットネスクラブを整備する計画です。
市街地再開発が行われる場合、再開発組合が建築主になる場合が多いですが、珍しく株式会社組織になっており「鹿島田駅西部地区再開発株式会社」が建築主となります。
再開発会社は、「三井不動産、三井不動産レジデンシャル、近隣地権者」などが出資しています。当初は「川崎市」も出資していましたが、現在は出資していません。
(仮称)鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市幸区鹿島田890-1他
◆ 階数-地上47階、地下2階(住宅棟)、地上5階、地下1階(生活利便施設棟)
◆ 高さ-最高部約165m、軒高約159m(住宅棟)、29.6m(生活利便施設棟)
◆ 敷地面積-6,131.20㎡(住宅棟)、5,763.50㎡(生活利便施設棟)
◆ 建築面積-4,813.52㎡(住宅棟)、4,507.22㎡(生活利便施設棟)
◆ 延床面積-75,643.03㎡(住宅棟)、17,567.62㎡(生活利便施設棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造(住宅棟)、鉄骨造(生活利便施設棟)
◆ 用途-共同住宅・商業施設等(住宅棟)、商業施設・健康施設等(生活利便施設棟)
◆ 総戸数-670戸
◆ 建築主- 鹿島田駅西部地区再開発会社(出資者:三井不動産、三井不動産レジデンシャルなど)
◆ 設計者-松田平田設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 工期-2012年06月予定~2014年度末予定
再開発予定地を「鹿島田駅」寄りの東側から見た様子です。
直近に現地を見た訳ではないので確認出来ませんが、計画では2012年3~6月に敷地内の既存住宅などを解体撤去し、2012年6月をめどに本体工事着工予定となっています。
「鹿島田駅」~「新川崎駅」間の道路は拡幅され、道路の両側には幅員4~5mの歩道が整備される予定です。
撮影時には、公園を閉鎖する準備が始まっていました。
| 固定リンク
« 札幌市 地上51階のツインタワー構想「札幌駅北口8・1地区市街地再開発事業」 | トップページ | 江戸川区 地上29階、高さ約106m「南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地 »
「202 神奈川県・川崎市」カテゴリの記事
- 「羽田空港」の多摩川対岸 殿町国際戦略拠点 キング スカイフロント 「(仮称)殿町プロジェクトⅣ」を国土交通省が認定!(2022.03.07)
- 小田急小田原線向ヶ丘遊園駅北側の「登戸土地区画整理事業」 地上25階、高さ約90mの「(仮称)神奈川県川崎市多摩区登戸51街区計画」(2022.02.20)
- 小田急小田原線・JR南武線「登戸」駅前 地上35階、高さ約146mの「(仮称)登戸駅前地区市街地再開発事業」 環境影響評価方法書の縦覧!(2022.02.17)
- 川崎市の「キングスカイフロント」 「ヨドバシカメラ」の巨大物流施設 「新YAC川崎増築計画に係る条例環境影響評価方法書」の縦覧!(2022.01.26)
- 東芝 川崎市に先端研究開発のランドマーク 延床面積約72,500㎡の「研究開発新棟(仮称)」を建設 条例環境影響評価書の縦覧!(2021.12.19)