文京区 2棟の超高層ビルを中心とした「春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地
-春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業-
「春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、南側に「文京シビックセンター」が隣接し、更に南側には「東京ドーム」が立地しています。地下鉄4路線が周辺で交差、更に街区の4周を幹線道路が囲むという好立地です。
遅れていた再開発組合の設立ですが、東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「春日・後楽園駅前地区市街地再開発組合」の設立を2012年3月15日に認可しました。
遅れたのは、土地所有者102名、借地権者5名、計107名という大所帯なので利害関係の調整が大変だったのでしょうね。
東京都・報道発表資料(2012/03/14)
後楽園駅前地区市街地再開発組合の設立認可について
配置図・断面図等 → 春日・後楽園駅前地区市街地再開発組合
再開発は、すでに完成しているオフィスビルなどを避けるように行われます。そのため敷地は「逆S字」のような形状になります。北側から「北街区」、「西街区」、「南街区」の3街区に分けて再開発が行われます。
春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都文京区小石川一丁目内
◆ 階数-地上40階、地下2階(北街区)、地上20階、地下3階(南街区)、地上13階、地下1階(西街区)
◆ 高さ-約141m(北街区)、約105m(南街区)、約50m(西街区)
◆ 施工面積-約24,000㎡
◆ 敷地面積-約6,210㎡(北街区)、9,310㎡(南街区)、約460㎡(西街区)
◆ 建築面積-約4,900㎡(北街区)、6,500㎡(南街区)、約275㎡(西街区)
◆ 延床面積-約81,570㎡(北街区)、94,930㎡(南街区)、約3,300㎡(西街区)
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗
◆ 総戸数-約740戸(施設全体)
◆ 建築主-春日・後楽園駅前地区市街地再開発組合
◆ 参加組合員-三井不動産、三菱地所、新日鉄都市開発
◆ 事業協力者-清水建設、大成建設
◆ 着工-2014年05度予定
◆ 竣工-2018年07度予定
◆ 総事業費-約755億円
「文京シビックセンター」の展望台から見た「南街区」の建設予定地です。このようにビルが密集しています。「南街区」には、「S-A棟、S-B棟、S-C棟」の3棟が建設される予定です。
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