家電量販店再編 「ヤマダ電機」が「ベスト電器」を買収へ!

-ヤマダ電機がベスト電器を買収-
今年5月に「ビックカメラ」が「コジマ」を買収すると発表したのに続き、業界1位の「ヤマダ電機」が8位の「ベスト電器」を買収する方針を固めたとマスコミが報じました。
なぜこのように次々と合従連衡が起こるのか? 下記の決算を見たら一目瞭然です。ほぼすべての家電量販で、2011年3月期に比べ2012年3月期は売上高が激減しています。私は実際に決算を調べてみて市場の縮小の大きさに衝撃を受けました。
昨年3月の家電エコポイント制度の終了や、同7月の地上デジタル放送への移行に伴う駆け込み需要の反動で業績が低迷しているとは聞いていましたが、ここまでひどいとは正直驚きました。
2兆円企業と言われていた「ヤマダ電機」は売上高で2兆円を大幅に切っています。勝ち組の「ケーズホールディングス」でさえ売上を大幅に減らしています。
企業名 2012年3月期 2011年3月期
1 ヤマダ電機 1,835,454 2,153,259
2 エディオン 759,025 901,010
3 ケーズホールディングス 726,015 770,947
4 ヨドバシカメラ 671,400 700,500
5 ビックカメラ (決算は8月) 612,114
6 上新電機 410,174 435,237
7 コジマ 370,380 449,499
8 ベスト電器 261,705 340,969
(注) 売上高の単位は百万円、「ヨドバシカメラ」は未上場のため正確な数値は非公表、「ビックカメラ」は決算が8月
報道では、「ヤマダ電機」が「ベスト電器」の第三者割当増資に応じ、「ベスト電器」株50%超を110億円程度で取得するそうです。
実は「ヤマダ電機」は、かなり前からかつて売上No1だった「ベスト電器」を狙っていました。
「ベスト電器」の株式を市場で買い増ししていましたが、脅威を感じた「ベスト電器」は、2007年9月20日に「ビックカメラ」との資本・業務提携を結んでしまいました。
今回、「ヤマダ電機」から再度のアプローチを受け入れたのは、市場の縮小のスピードがあまりにも早く、「ベスト電器」としてはもう待ったなしに状態だったのだと思います。
日本の数年先の指標と言われているアメリカでも家電量販店の苦境が目立っています。米家電量販店2位の「サーキットシティ」は経営破綻し、1位であり約4兆円(51,116百万ドル)の売上を誇る世界最大手の「ベストバイ」でさえ前期の決算は赤字です。
アメリカでは、家電量販店のライバルが「アマゾン」などのインターネットによる通信販売となっています。この傾向は日本でも一層強まると思います。

ヤマダ電機No1の店舗「LABI1 日本総本店 池袋」です。2009年10月30日に「三越池袋店」跡地にオープンしました。
売場は地下2階から地上6階まで、売場面積は約7,000坪、取り扱いアイテム数は約150万点となっています。
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