豊島区 「(仮称)大塚駅南口ビル」やホームドア新設工事によりJR大塚駅が大きく変わります!
-JR大塚駅-
JR大塚駅は、島式1面2線の高架駅です。JR山手線の駅の中でも規模が小さく、使いにくい取り残されたような駅でした。
しかし、南北自由通路の整備、都電荒川線への連絡通路の整備、バリアフリー化、それに「(仮称)大塚駅南口ビル」の建設、ホームドア新設工事などにより近代的な駅に生まれ変わります。
JR大塚駅の駅周辺に何か大きな拠点がある訳ではありませんが、私は首都圏の撮影ツアーの時に大塚駅前の某ホテルを拠点とする時があるので結構お世話になっている駅です。
JR大塚駅は昭和の香りがするボロボロの駅でしたが、大規模な改修工事が行われ、改札外コンコース、改札内コンコース共に綺麗な駅に生まれ変わりました。改札内コンコースには駅ナカ施設も設けられました。
引き続き、JR大塚駅の南口に、地上12階、地下1階、高さ57.25m、延床面積23,033.23㎡の「(仮称)大塚駅南口ビル」が建設されています。着工は2011年11月、開業は2013年秋頃を予定しています。
JR東日本(PDF:2011/06/28)
JR大塚駅南口ビル(仮称)の建設について
(仮称)大塚駅南口ビルのフロア構成
◆ 地下1階-駐輪場(約500台)
◆ 地下1階~地上4階-商業施設(約6,000㎡)
◆ 地上5階~地上6階-スポーツ施設(約2,600㎡)
◆ 地上5階-保育園(約500㎡:園庭約200㎡含む)
◆ 地上7階~12階-オフィス(約7,400㎡)
地下1階~地上4階の商業施設には、JR東日本グループの「アトレ」が入る予定です。地上5階~地上6階のスポーツ施設には、フィットネスクラブなどを運営する「ジェイアール東日本スポーツ」が入る予定です。
5階には駅直結の保育園(定員60名)も入る予定です。保育園には広さ約200㎡の屋上園庭も併設される予定です。
「(仮称)大塚駅南口ビル」の工事の様子です。
建設現場は、南口の「ホテルベルクラシック東京」から路面電車の「都電荒川線」の間の土地で、東西の幅が結構広いです。
「(仮称)大塚駅南口ビル」の新しい建築計画のお知らせです。正確な数値に訂正されていました。
ホームでは山手線のホームドア新設工事が行われています。
工期は2011年1月~2013年3月までの予定となっており、実際にホームドアが設置されるのはかなり先になります。
JR線の高架下には、JR大塚駅東側に隣接して「都電荒川線」の「大塚駅前停留場」があります。
「都電荒川線」の新型車両「東京都交通局8800形電車」です。カラーは「ローズレッド、バイオレット、オレンジ、イエロー」の4色のいずれかになっています。ちなみにこの車両は「オレンジ」です。
特に1編成しかない「イエロー」は、非常に見かけるのが難しいので「見ると幸せになれる!」という都市伝説があり、人気があります。
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